グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2001年5月11日

カレッジスカウト部長ジョン・ドーシーが3年契約

カレッジスカウティング部門のトップ、ジョン・ドーシー(director of college scouting)がパッカーズと3年の契約延長をした。彼は(最近GMが解雇された)イーグルスの人事部門のトップの最有力候補とされていたが、グリーンベイでの家族との暮らしを含めて現状に非常に満足しており、「つまらないウワサや憶測を終わらせるため」すばやく契約延長を発表した模様。ドーシーの肩書きは今まで通りですが、シャーマンHCは「彼は今までより大きな権限を与えられる」と述べた。それがどのような権限かは今のところ発表されていない。

いっぽう彼が現職に留まって昇進をしないということで、もうじき決定されるはずの副GM(?)の座にはレジー・マッケンジー(現director of pro personnel)が有力となっているが、外部から招聘する可能性もまだ残されている。

ジョン・ドーシー(40歳)は元LB。84年にパッカーズからドラフトされ、主にスペシャルチームの中心として88年までプレー。その後スカウトとしてロン・ウルフGMの元で鍛えられ、カレッジ担当のトップまで昇進。ロン・ウルフの薫陶を受けた最も優れた人材の一人と言われている。

彼は99年にホルムグレンとともにシアトルへ去ったが、1年でグリーンベイへ戻ってきた。離婚したあとも2人の息子(13歳と10歳)を手元で育てており、今回の決断も子供達と暮らしたいということが大きな理由であったと言われている。「子供達は僕にとって非常に重要なんだ。彼らはいま難しい年頃で、父親がそばにいることが必要だ」

カテゴリ : Coach/Front Office