先週末のミニキャンプに関する話題のなかで、お伝えできなかったものを今週は掲載していきます。今日はルーキーの現時点での評判。(ドラフト指名順)
ミニキャンプ前からドナテルDCが「レイノルズの学習のスピードを上げることに全力を挙げる」という発言をしていたように、「開幕からスターターでなければ困る」という扱い。ミニキャンプでも期待通り素晴らしいパスラッシュと鋭い反応、そして高い学習能力を印象付けた。今回はパッドをつけてのフルコンタクト練習ではないため、ランディフェンスに関してはまだ未知数。
「思っていたよりと洗練されたレシーバーだった。もっとずっと荒削りだと思ってたんだが。ルート取りも予想よりずっと良いしパスキャッチも非常にうまい」とシャーマンHC。
マッケンジーとマクブライドが軽いケガのため休んでいたので、ミニキャンプでは予定よりもプレイ機会が多かった。カバー能力、運動能力の高さは文句なし。シャーマンHCによると「最初は少し遠慮がちだった。彼の性格なんだろうね。『もっといろいろなことにアグレッシブになれ』と注意したら、その後はその通りにしてたよ。アスレチック能力については全く疑いない」
ミニキャンプ直前には訴訟沙汰などで心配されたが、GBに現れてからは質問に対する堂々とした受け答えでメディアを沈静化させた。MLBをやるか、ウィークサイドのOLBをやるかは現時点では未定だが、このミニキャンプではMLBに固定してプレイ。運動能力ではLB陣の中でもトップクラスであることをドリルでも証明している。早くチームのシステムを身に付けることができれば、1年目からスターターの座を脅かす可能性も。
フルコンタクトの練習ではないため、OLを評価するのは困難だが、全体的にはまずまず。良い時も悪い時もあった。
TEにコンバートされるため、ブロックを学ばなければならない。指導は既に始まっている。今回も難しいパスをいくつもキャッチし、「パスキャッチは文句なし。ルート取りも良い」とコーチ達の評価。とにかくランブロック、パスプロテクションはこれから。