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Day 27: G/Tウェルズの価値は
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2012年8月22日
気温22℃で快晴。観客は1500人ほどで、空席があるのは今夏わずか2回目のことだ。この日は予定通りパッドなし、1時間22分の短い練習だった。ハーフスピードのジョグ・スルーではなく、選手たちの動きは速い。
- 来週月曜午後には第1次ロースターカット期日がやってきて、現在の90人から75人にまでロースターが絞られる。今週のベンガルズ戦が最後のチャンスという選手も少なくないが、現実にはプレシーズン第3戦は先発組の出場時間が長く、3rdチームの出番はかなり限られてしまう。
- 今日もクラウドノイズを流す練習があった。
- オフェンス
- 負けていて残り時間なし、ラストプレーの練習。ラテラルを繰り返したが最後はWRコブが捕まった。
- この日は新加入レジー・ウェルズが左タックルとして2ndチームに。OTダトコが欠場するベンガルズ戦ではおそらく彼が2番手LTを務めるのだろう。先週の入団初戦は左ガードとして芳しくない出来だったが、今度こそユーティリティ・ラインマンとしての価値を証明したいところ。
- 今月パッカーズと契約するまで、G/Tウェルズは引退も覚悟して高校バスケットボール部でコーチをする父の手伝いをしていたという。
- RBアレックス・グリーンは前十字靭帯手術からここまで順調なキャンプを過ごしている。 「スナップ数はここまで目標通りに進んでいる。ヒザに腫れもないから、この進め方でよかったのだろう。今週のゲームでは過去2週よりも回数を多くしていきたい。まだ経験が浅いのだし、スナップ数を重ねる必要がある。フルタイムのプレーヤーへと着実に進んでいる」とマッカーシーHC。
- トップ5以外で今夏もっとも安定しているWRはジャレット・ボイキン(ヴァージニア工科大)。とくにスピードがあるわけではないが、ルート・ランニングがうまく、キャッチングも非常にいい。
- 今日は新人QB B.J.コールマンにとって今夏最高の出来。2ミニッツ・ドリルでも1stチームディフェンス相手にタッチダウンを決めている。このドライブでも上記のWRボイキンが4キャッチを決めた。
- ディフェンス
- 2日連続でアンソニー・レヴィーンがM.D.ジェニングスに代わって1stチーム(ニッケル隊形)のストロングセーフティに入った。4巡指名SSジェロン・マクミリアンが入るシリーズも。
- SSが定まらない(ベース隊形ではウッドソンが担当するが)ことについて、ダレン・ペリーSコーチ。 「なにもパニックになるようなことじゃないと思うけどね。レヴィーンが1stチームでプレーする価値があるのは間違いない。だが、そこから何かを読み取ろうとするのは無駄なことだ。ローテーション起用しているだけにすぎない」
- この春にFA加入したNTダニエル・ミューアは、キャンプを通して非常に元気がいい。ラン守備が得意な巨漢DTタイプだが、パスラッシュドリルでも17勝24敗と、B.J.ラジに迫る好成績。練習での活気あふれる態度も評判がいい。パスラッシュ力が本物か試すため、ケイパースDCはニッケル隊形での出番を次第に増やしている。
- ケガ人情報
- TE D.J.ウィリアムズが足首を痛めてあらたに練習を休んでいる。「重いものではなく、チーム側が慎重になっているだけ。今週のシンシナティ戦には出場したいと自分では思っている」
- TEデマルコ・コスビーはハムストリングを痛めて休み。
- その他の欠場組は、RBジェームズ・スタークス(つま先)、RBブランドン・セイン(ハムストリング)、RBデュエイン・ベネット、FBジョン・ヘイジー(ハムストリング)、WRシェイキー・スミソン、OTアンドリュー・ダトコ(脳震盪)、OGレイ・ドミンゲス(足首)、ILBデズモンド・ビショップ(ハムストリング・ヒザ)、CBデヴォン・ハウス(肩)。
- PUPリストの4選手は変化なし。 TEアンドリュー・クウォレス(ヒザ前十字靭帯)、LTデレク・シェロッド(スネ骨折)、NTジョニー・ジョーンズ(ヒザ)、OLBフランク・ゾンボ(ハムストリング)。