6人目までディフェンス選手を並べたパッカーズが7巡a指名でようやくオフェンスへ。フロリダ州立大の長身OTアンドリュー・ダトコを指名した。
Strengths : クイックで軽いフットワークがあり、素早いセットアップでパスラッシャーに対処できる。横方向へのスライドと巧みな手の置き方でスピードラッシャーを外に追い出す。形は不格好でもなんとか役目を果たすタイプ。一歩目が速く、アスレチックなランブロッカーで、(パッカーズのような)ゾーンブロッキングのスキームに向いている。コンバインでは20ydsシャトルでOL中2位の4.54秒のタイムを出した。研究熱心でスナップ前の読みがよく、スタントなど変化球にも対応できる。
Weaknesses : 脚が長いため重心が高く、パスプロテクションでヒザがしっかり曲がらず腰が曲がりがち。下半身の馬力に欠け、ドライブブロックは今ひとつ。手は大きいが腕は短めで、ハンドパンチは強くない。3年時は肩のケガで3試合欠場、昨季は8試合欠場している。肩は高校時代から問題があり、その懸念から指名順位を下げたものと思われる。
その他 : レッドシャツを経ない、いわゆるトゥルー・フレッシュマンのときから4年間先発左タックルを務め、実戦経験が豊富。ハードワーカーで、チーム第一のチームリーダー。昨季は同大の"Unselfish Leadership Award"を受賞した。カンファレンスの"All-Academic team"に何度も選ばれ、すでに経営学の学位を取って卒業している。ワンダーリックテスト25点はOLとしては平均的。