グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2011年8月 1日

WRジョーンズとFBクーンが再契約

FAとなっていたWRジェームズ・ジョーンズとFBジョン・クーンがパッカーズとの再契約に合意した。どちらも3年契約ということ以外は不明。いつも書いているように、代理人が金額をリークしないのは自慢できない金額だからだろう。(球団は公表しない決まりで、いずれ組合関係から詳しい内容が漏れてくる)

WRジェームズ・ジョーンズは先発のチャンスを求めてFA市場に出たものの、ヴァイキングスやジェッツといった移籍先候補が次々と他のレシーバーと契約し、気が付けば目ぼしい買い手はいなくなっていた。パッカーズとしてはFA解禁前に契約延長するよりおそらく数ミリオン節約でき、市場に値段を決めさせる方針が成功したことになる。先日報じられたQBロジャースに加え、WRドナルド・ドライバーもジョーンズとの再契約を球団に働きかけていたらしい。

WRジェームズ・ジョーンズは2007年ドラフト3巡指名でサンノゼ州立大から入団。ジェニングス、ドライバーに次ぐ3番手の座を1年後輩のネルソンと分け合ってきた。昨季終盤からプレーオフではロングパスでの手痛い落球が目立ったが、じつはそれ以外の落球は少なかった。昨季かなりの成長を見せたのは事実で、WRコブの入団と合わせればこれでドライバー後のWR陣は大丈夫かもしれない。

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FBジョン・クーンも事情はWRジョーンズと似ていて、RB/FB市場が予想外にソフトだったため、まだベテランの有名選手が数多く売れ残っている状況。ただFBクーンは最初から「パッカーズとの再契約を優先するが他球団からのオファーも見たい」という意向だった。候補先球団の噂も全く出なかったので、契約は時間の問題と見られていた。

FBジョン・クーンはディビジョンIIのシッペンバーグ大(ペンシルヴェニア)でRBとして大活躍し、2005年ドラフト外でスティーラーズに入団。2007年開幕前に解雇されてパッカーズに移ってきた。昨年はグラント負傷後にショートヤーデージで大活躍したが、RB陣が充実した今年はラン回数が元に戻るかも。ただ、RBブランドン・ジャクソンがFA離脱したので、3rdダウンバックの座を勝ち取る可能性はある。

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いっぽう、パッカーズから解雇されたILBニック・バーネットはビルズと契約。総額$12ミリオン(うち$6ミリオン保証)の3年契約と報じられている。ビルズの次はライオンズ訪問を予定していたが、ライオンズがLBスティーヴン・ターロック(Tulloch)と契約したので、そのままバッファロー滞在を延ばしてサインに至った感じ。

カテゴリ : Contract/Personnel, Player