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Notebook: LTクリフトン出場の可能性も
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2009年9月30日
- 次はマンデーナイトゲームのため、今週はいわゆるロング・ウィーク。水曜は練習を行わずミーティングだけにとどめ、ふだん水・木・金にやるはずの練習を木・金・土に行う。
- LTチャド・クリフトンについてマイク・マッカーシーHCは、「ヴァイキングス戦出場の可能性はある。出場できるよう、あらゆるチャンスを彼に与えるつもりだ。先週のリハビリでかなり前進があったが、出場するためには今週のどこかの時点で練習に参加できなければならない」と語っている。先週の様子では数週間欠場という雰囲気だったことを考えると、大事なヴァイキングス戦に向けてブラフをかましている可能性は十分ある。
- RBブランドン・ジャクソン(足首)、OLBジェレミー・トンプソン(ヒザ)、SSアタリ・ビグビー(ヒザ)の今週の復帰は望み薄、とマッカーシーHC。バイウィーク明けが目標となりそうだ。
- ラムズ戦でのLTダリン・カレッジの出来についてジョー・フィルビンOC。「最初の2シリーズは、アジャストメントやテクニック面で苦労していたが、その後はよくアジャストしていたと思う。むろん最終目標に達したといえる内容ではなかったが、前週よりは進歩があった」
- パッカーズは月曜に元ベンガルズのLTリーヴァイ・ジョーンズ(30歳)のワークアウトを行った。左タックルとして89試合の先発経験を持つLTジョーンズだが今年5月に解雇され、その後は数チームが興味を示した(という噂)だけで契約には至っていない。代役LTとしては申し分のない実績を持つ選手だが、現在どの程度のプレーができる状態か、テストをしてみたということだろう。なお右タックルの経験は全くなく、RTバーバーの代替候補とはならないはず。
- 今週はいよいよファーヴ・ウィークということで、マッカーシーHC記者会見での質問もファーヴ関連のものが多い。「彼に勝ちたいか? もちろんだよ。我々はヴァイキングスに勝ちたい。ヴァイキングスにいる全ての選手をやっつけたい。ブレット・ファーヴもそれに含まれるのは言うまでもない」
- 昨年夏の騒動を締めくくるブレット・ファーヴ本人との話し合い(記事へ)を振り返ってマッカーシーHCは、「あのとき向かい合って話し合ったときも、彼はミネソタでプレーすることを望んでいた」と明かしている。
- マッカーシーHC。「ゲームが始まれば、とても楽しいだろうと思う。非常に激しいゲームになるだろうからね。ただ私個人としては、純粋にフットボールのことから離れて、ゲームとは何の関係もない質問にこうしてたくさん答えなければならないのは、正直あまりうれしいことではない。しかしそれも仕事のうちだ」
- QBアーロン・ロジャースの巧みなスクランブルについてマッカーシーHC。「とても賢く足を使ったと思う。ヒットされる前にアウトオブバウンズに逃げたしね。相手のコンテインを破ったことも多かった。彼はいきなり走るのではなくまずパスを狙う。そのように賢くスペースを使うことが重要だ。私は彼をワイルドキャットで使うことに興味はないし、ハードヒットを受けさせるのもまっぴらだ」
- ジョー・フィルビンOCによると、ラムズ戦では残り8yds以上の2ndダウンが10回もあったとのこと。「あまりにも2ndダウンロングが多すぎた。1stダウンでは少なくとも3ydsはゲインしたい。たしかに1stダウン全体の平均では数字を稼いだが、2yds以下しか進まなかったのが10回もあるのは問題だ」
- ドム・ケイパースDCはパッカーズ時代のファーヴに対して6戦全敗(HC/DC合わせて)だったが、ジェッツに移ったファーヴに対しては昨年テキサンズのHCとして勝利を収めている。
- ドム・ケイパースDCによると、LBを5人投入する"Big Okie"パッケージでラムズのゲインを3yds以下に抑えたプレーが16回もあったとのこと。「目的は果たせたと思う。ただ、20yds、11yds、10yds走られたプレーがあった。ランに(ブリッツで)プレッシャーをかけようとすると、ジャクソンのようなRB相手では裏目に出ることがあるもので、リスクはどうしてもある。ノーゲインに抑えたと思った瞬間、そこから抜け出して10yds走られてしまうことが何度かあった。相手にとって予測がしにくいようにしなければならない。彼のようなランナーは、前が詰まったと思った瞬間に、ぐっと足を踏ん張ってバックサイドから抜け出てきてしまうからだ」
- B.J.ラジのデビュー戦について、マイク・ターゴヴァックDLコーチ。「我々が予想していたとおりだった。爆発的な力の片鱗は見せたが、まだ100%の力を発揮できていない。彼がいたのでジョニー(DEジョリー)をフレッシュに保つことができたし、彼が100%になったときにどれだけの威力を発揮するか、何度か見せてくれた。しかしその一方で、少し足首をかばう様子もあった。まあそれが自然だ」
- 移籍後初先発したSSデリック・マーティンの出来についてダレン・ペリー・セーフティコーチ。「36スナップだけの出場だったが、内容はとてもよかった。このポジションでは、出番そのものが少ないということが時々起こるものだ。彼もニック(FSコリンズ)も活躍の場があまりなかったが、それは相手がアップフィールドをあまり攻めなかったからだ」
- パッカーズが2試合続けてドームで戦うのは2003年以来。ちょうどその時も@セントルイスのあと@ミネソタだった。そのときはラムズに敗れてヴァイキングスに勝利している。