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Notebook: ファーヴがスポイラ誌のスポーツマン・オブ・ザ・イヤー
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2007年12月 6日
- QBブレット・ファーヴが、Sports Illustrated誌の 2007年 Sportsman of the Year に選ばれた。全スポーツの中から1人だけ選ばれるもので、NFL選手としてはこれまでテリー・ブラッドショウ(1979)、ジョー・モンタナ(1990)、トム・ブレイディ(2005)の3人しか選ばれていない。今回の受賞には、フィールドでの功績だけでなく、フィールド外での活動も加味されている。
- 4連休明けの練習では、カウボーイズ戦でのミスを修正することに重点が置かれた。マッカーシーHCによると、カウボーイズ戦でのいわゆるメンタル・エラーは21回もあったとのこと。それまでの今季最多は9回。
- QBブレット・ファーヴはニューヨークで上記スポーツ・イラストレイテッド誌の授賞式に出席するため欠席した。もともとヒジ(と左肩)を痛めているため、今週前半は参加しない予定のためだ。「医療スタッフは木曜まで休ませたい意向で、ブレットは水曜から練習を再開したがっている。今夜遅くにニューヨークから帰ってきて、明朝の様子を見て私が決める。休ませるといっても、念のためだ」
- 若手のポジション争いが注目されたが、ガード陣はカウボーイズ戦途中で変更されたとおり、LGジェイソン・スピッツ、RGジュニアス・コストンという布陣。降格されたダリン・カレッジは、ローテーションで1stチームに加わることもあったが、今週の3人のプレー内容に大きな変化がなければ、このまま控えに留まることになりそう。「今後どうなるか正確なところはわからない。コーチからは何も言われていないし。でも先発出場の可能性が高いというのは、たしかにいい気分だ」とコストン。
- いっぽう若手CB陣の争いでは、カウボーイズ戦途中でCBジャレット・ブッシュがベンチに下げられたにもかかわらず、この日は(ウッドソンが休みなので)1stチームに復帰していた。ウッドソン復帰ならニッケルバック、ウッドソン欠場なら次も先発出場の見込み。
- CBチャールズ・ウッドソン(つま先)はチーム練習に参加しなかったが、サイドラインで個人ドリルを行い、まずまずの動きをしていたようだ。「チャールズに関しては、前に進む(復帰させる)にあたっては極めて注意深くするつもりだ。彼はカウボーイズ戦に出してくれと言ってきたが、私が拒んだ。今週はまだその話し合いはしていないが、古巣相手だけに出たいだろうね」とマッカーシーHC。
- ヒザを痛めて1試合休んだFSアーロン・ラウスだが、今週は出場の予定、とマッカーシーHCは明言している。カウボーイズ戦で不振だったSSアタリ・ビグビーやFSニック・コリンズに替えて先発出場させる考えは?と聞かれたマッカーシーHCは、「オフェンシブラインやコーナーバックのように、同じようなレベルの若手が争うポジションがいくつもある。その競争は続けさせたい。アーロンは2回の先発でいい仕事をした。そしてアタリとニックは、他の選手たちと同じように、今回最高の出来ではなかったのはたしかだ」と微妙なコメント。
- DEカビーア・バジャ=ビアミラ(ヒザと足首)はチーム練習には参加していないが、「今度こそ出場する」と本人は語っている。カウボーイズ戦に出場するつもりでいたが、テキサス・スタジアムでバスを降りるところで、マッカーシーHCから欠場を言い渡されたとのこと。
- DTジョニー・ジョリー(肩)はまだ復帰のメドが立たず、今季中に復帰できるかもはっきりしない。
- カウボーイズ戦で復帰できなかったTEババ・フランクス(ヒザ)だが、先週よりよくなっているとのこと。
- QBクレイグ・ノールは1年9ヶ月ぶりのパッカーズ復帰だが、マッカーシーHCの下でプレーするのはこれが初めて。「シーズンのどこかで第3QBを加えるというのが、ずっと我々のプランだった。プレーオフに備えるためだ。ベテランQBでシステムを知っているし、ここに所属したことがあって実戦経験もある。今のウチには彼がベストフィットだと思った」とマッカーシーHC。
- カウボーイズ戦序盤、CBアル・ハリスがサイドライン際でWRテレル・オーウェンスからボールを奪いながら、「前進が止まっていた」という説明でチャレンジは失敗に終わった。そのことについてマイク・ペレイラNFL副社長はパッカーズ側の主張が正しいことを認め、「難しい判定ではある。しかしオーウェンスははっきりと後ろ方向に戻されてアウトオブバウンズに出たわけではなかった」と話している。しかし第4QのCBトラモン・ウィリアムズのパスインターフェアについては、あれで正しかったとのこと。
- マーク・マーフィ新社長がコルゲート大からレッドスキンズに入団した1年目の様子を、ワシントンポスト紙の記者が振り返って賞賛している。(記事へ)
- 2000年から3年間パッカーズのLBコーチを務めたボー・ペリーニが、かねてからの噂どおり名門ネブラスカ大の新ヘッドコーチに就任した。同大ではビル・キャラハン(元OAK)が4年間ヘッドコーチを務めたが失敗に終わり、先日解任されている。