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Notebook: 4連休を終えて準備スタート
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2006年12月28日
- 4連休を終えた選手たちが久しぶりに集まり、軽めの練習を行った。「4連休にしたことについては、どの選手からも前向きの反応ばかりだ。中3日で木曜に試合をしたことのプラス面でもあるし、みんなこの休みを最大限に活用したようだ」とマッカーシーHC。
- クリスマスを故郷などで過ごす選手も多いが、雪などによる飛行機の乱れを恐れてグリーンベイに留まる選手もいたようだ。「僕は過去2年続けて、故郷アーカンソーで足止めを食ってしまった。3年連続で遅刻というわけに行かないから、今年は残ることにしたんだ」とDTコーリー・ウィリアムズ。
- このところレシーバー陣の落球が大きな問題になっているため、火曜の練習ではパスキャッチの基本的な部分に重点が置かれた。「子供の頃に教わった基本的なことだ。基本に立ち返って、僕たちの問題を修正したいと思っている。ただ、試合中の集中力の問題、ということもある。それにランアフターキャッチのことを考え過ぎという理由もある。キャッチしなければランアフターキャッチはないんだから。基本に戻って、まずキャッチすることに集中し、それ以外のことはキャッチした後だ」とTEフランクス。
- このところのパス攻撃不振についてマッカーシーHC。「シーズン前半と比べて、ウチのパッシングゲームはかなり後退してしまっている。パスオフェンスに大事なのは、リズム、タイミング、正確なルート取り、そしてキャッチングだ。キャッチングは、我々にとって改善が必要な重要な要素になっているのは明らかだ」
- LBニック・バーネットは手の骨折から5週間ほど経つが、今季は(プレーオフに出られたとしても)このままギブスを着けてプレーする他ない、とのこと。
- プレーオフの可能性について、Cスコット・ウェルズ。「とにかく僕らが勝たなければ全てダメになってしまう。勝つことが何よりも大事だ。他を気にするより、日曜夜に僕らが自分の仕事をしっかりやることだ」
- DEアーロン・キャンプマン。「(他の試合の成り行きを)完全に無視することはできない。しかし、目の前の試合への集中を失うことがあってはならない。誘惑に負けない、そこにメンタル・タフネスが関わってくるんだ。他の試合にとらわれてしまったら、こちらの試合前に、感情的に枯渇してしまいかねない。フットボールには、フィジカル面だけでなく感情面も重要だ。他の試合のドラマに気を取られ過ぎてしまうと、それだけで消耗してしまって肝心な自分の試合でベストなパフォーマンスができなくなる」
- Kデイヴ・レイナー。「聞かれれば、リラックスしていて状態はいい、とみんな言うはずだけど、多少は興奮もしているはずさ。だって4試合か5試合前には、ウチは終わった、来年へ向けて再建、今年は望みはない、といった状況だったんだから。集中を切らさないようコーチは努力するだろうけれど、みんな興奮していると思うよ。ちょっと盛り上がって、活気が出てきているのを感じる」
- パッカーズの最終戦がサンデーナイトに変更になったことについて、Kデイヴ・レイナー。「すごくいいことだと思う。"IF" とか "OR" とか "BUT" がないからね。僕らがフィールドに出る時には状況は全て固まっていて、全ては僕らしだい、ということになっているわけだから」
- 昨日紹介したプレーオフ進出条件の4番について、パッカーズが"Strength of Victory" でジャイアンツを上回るには、他の8試合の結果がパッカーズ有利に働く必要がある。DETがDALに勝ち、MINがSTLに勝ち、MIAがINDに勝ち、ARIがSDに勝ち、SFがDENに勝ち、NOがCARに勝ち、SEAがTBに勝ち、CLEがHOUに勝たなければならない。
- 上記の8試合全てがパッカーズ側に転ぶ可能性は極めて低いので、土曜にジャイアンツが勝った瞬間にパッカーズのプレーオフは消える、と言って差し支えなさそうだ。