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Notebook: ファーヴはまだ5インターセプト
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2006年11月 3日
- 昨年は7試合目終了時点で13インターセプトを喫していたQBブレット・ファーヴだが、今年はまだ5つ。この違いについて聞かれた彼は、「第1に、シカゴ戦とフィラデルフィア戦を除いて大量リードをされていないこと。第2に、多少の幸運。第3に、ゲームプランがうまくいっていること。第4に、ランニングゲームが昨年より良くなっていること」と理由を説明している。「大きくリードされたら、多少は思い切ったこともしなければならないし、(マッカーシーHCの堅実な)ゲームプランを守るのは少々難しくなるよ。リードしたり少なくとも接戦であれば、僕のプレーも変わってくる。注意深いプレー、という言い方はしたくないが、あまりリスクを冒す気はなくなるね」
- 「今年のファーヴは例年よりも楽しんでやっているように見える」という指摘が多いことについて本人は、「全試合勝てればそれに越したことはないが、たとえ負けてフィールドを去るにしても、勝つチャンスは十分あったと思える試合をしたい。最初から全く勝ち目などなかった、と思うのじゃなくてね。最終的に何勝何敗になるかはわからないが、チームが進歩している手応えはあるし、そのことをみんなが楽しんでいるのがわかる。それでよけいに楽しめているんだ」
- ヒザを痛めたCBチャールズ・ウッドソンは水曜日時点で "Doubtful" とリストされ、ビルズ戦への出場が難しくなった。カーディナルス戦の第1Q、高いパスに思いっきりジャンプした際に着地を失敗してヒザをひねってしまった。オフェンスのロングドライブのあと復帰してプレーしたが、ラムズ戦でもヒザを痛めており、もともと状態が芳しくなかったのかもしれない。
- 足首の捻挫でカーディナルス戦を休んだWRグレッグ・ジェニングスが練習に復帰し、個人ドリルだけ行った。先週よりは1ランクアップして "Questionable" となっているが、ビルズ戦出場のためには金曜日までにできれば1日はフル参加させたい、とマッカーシーHC。「すでに先週のうちにかなり回復していた。今は最後のハードルを越えようとしているところだ」
- 新加入のRB P.J.ポープは大学でもゾーンブロッキングの経験がなく、今はパッカーズのオフェンスを習得するため居残り練習を行っている。「爆発的な加速がある。ワンカット・メンタリティ(穴を選んだら迷わず突っ込む、の意か)の持ち主で、それはウチのゾーンブロッキング・スキームに求められるものだ。今日のブリッツ・ドリルでもしっかりしたブロックをしていた。入団初日の練習としては非常によかったよ」とマッカーシーHC。
- ヒザを痛めて4週間休んでいたLBアブドゥル・ホッジがようやく復帰して練習にフル参加。インジャリーリスト上はまだ "Questionable" のままだが、出場の方向。
- CBウッドソンが欠場の場合、代わりに先発するのはCBパトリック・デンディになりそうだが、CBウィル・ブラックモンやCBジャレット・ブッシュの可能性もある、とマッカーシーHC。練習でも3人が交代で1stチームに入っていた。ここ数試合は相手エースRBをCBアル・ハリスが専門にカバーして成功しているが、ウッドソンがビルズ戦を欠場となればエースWRリー・エヴァンズをハリスが担当するのは間違いなさそうだ。
- CBウッドソンが欠場の場合は(ジェニングスは復帰できても100%ではないため)、WRショーン・ボディフォードがパントリターナーとキックオフリターナーを兼ねる見込み。
- カーディナルス戦で2サックを挙げたDEアーロン・キャンプマンが、第8週のNFC Defensive Player Of The Week に選ばれた。キャンプマンにとっては初受賞で、パッカーズとしては第3週にオフェンス部門でファーヴが受賞したのに続き今季2回目。2サックだけでなく、3回もQBにプレッシャーをかけたことが評価された。