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CBサム・シールズが契約延長に合意!
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2014年3月 9日
CBサム・シールズがパッカーズとの4年契約に合意した。ProFootballTalk によると契約ボーナス$12.5ミリオンを含む総額39ミリオンとのこと。先日は「交渉を打ち切ってFA市場に出る」と報じられたが、その後パッカーズ側が金額を上げたのだろう。1年平均$9.75ミリオンはかなり高いが、まだ26歳でケガも少なく、伸びシロも残っている。それに、これでCBウィリアムズの年齢やCBハイドのセーフティ挑戦にも対応できる。今年$10ミリオン増えたサラリーキャップ枠は、来年・再来年はさらに大幅に伸びるとの予想もある。こうした時期は、「そのとき高く思えた契約が何年か経ってみるとそうでもない」という現象がしばしば起きるもの。
同サイトによれば、「1年目に総額$15ミリオンを受け取り、最初の2年間で総額$21ミリオン、最初の3年間で総額$30ミリオン」とのこと。とすると、今年のサラリーとワークアウトボーナスが$2.5ミリオン、2015年が$6ミリオン、2016年と2017年がそれぞれ$9ミリオンという計算になる。おそらく実際はこれほど単純な内容ではなく、試合出場ごとのロースターボーナスがかなり含まれていそうだ。報道が正しければ今年のキャップヒットは$5.625ミリオンとなり、パッカーズのキャップスペースは$29ミリオンほど残っている。
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FA解禁直前の3日間は「他球団のFA予定選手と正式契約はできないが交渉はできる」という期間が設定されている。パッカーズが誰か他球団のFA予定選手と交渉したという情報はまだない。自前のFA予定選手については以下のとおり。
- Cイヴァン・ディートリック=スミス : 「パッカーズは交渉を続けているが合意には至っていない」とJournal Sentinel紙が報じている。2年前にはCスコット・ウェルズと再契約できるものとたかをくくってFA市場に出したが、思わぬ高額オファー(ラムズ)に対抗できず流出を許した。その二の舞は避けたいはず、と同紙。Cディートリック=スミスの代理人はCウェルズと同じ人物が務めている。
- DE B.J.ラジ : 金曜に「1年契約で合意近し」との報道あり。パッカーズからのオファーは1年$4ミリオンという安いものらしい。しかしその後は動きがない。土曜になって「ラジ側は今後数日かけて他球団の感触を探るかまえ。それしだいではパッカーズと1年契約を結ぶことも」とNFL.comのイアン・ラポポート記者が伝えている。
- NTライアン・ピケットとTEアンドリュー・クウォレス : 「交渉が続いている」との報道あり。TEクウォレスについては「ジャイアンツが狙うのでは」との噂あり。
- FBジョン・クーン : 「FA市場に出てもパッカーズとは連絡を取り続ける予定」と代理人。他球団からオファーがあっても、マッチする機会をパッカーズに与えるのだろう。3年前にも彼はいったんFA市場に出たあと再契約した。
- OLBマイク・ニール : 「パッカーズがある程度の金額をオファーしたが、FA市場へ出るのを止めるほどではなかった」と関係筋がPress-Gazette紙に語っている。