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Notebook: プロボウル選出なし
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2013年12月28日
今年のプロボウル選手リストが発表されたが、パッカーズからの選出はなんとゼロ。ベストシーズンを過ごしているLGジョシュ・シットンには何とも気の毒な結果となった。パッカーズからの選出ゼロは2005年(4勝12敗)以来8年ぶり。今年のプロボウルはNFC/AFC別でなく選出され、本番のゲームでは元WRジェリー・ライスと元CBディオン・サンダースが「ドラフト」をしてチームを決めることになっている。
RBエディー・レイシーは補欠1番手であることがあきらかになっているので、1人欠場者が出れば繰り上げ出場となる。その他の補欠は、QBロジャース、FBクーン、WRネルソン、LGシットン、OLBマシューズ、CBシールズ、CBウィリアムズ。
- RBエディー・レイシー(足首)は復帰したが、チームドリルでの練習量はごくわずか。これで試合に臨むのだろう。「今日はスナップ数を制限したが、出場できると自信を持っている」とマッカーシーHC。
- WRランドール・コブ(腓骨骨折)はオフェンスに参加する場面が多く、出場に前進と言えそうだ。「今日はできる限りプッシュする意図だった。その上で、明日の状態を見て判断したい」 「彼は優れたスロット・レシーバーへと成長してきたし、ボールを持たせたくなる選手だ。ビッグプレー能力があり、とても頭がいい。大学までのQB経験から、このオフェンスを非常によく理解している」とマッカーシーHC。
- QBアーロン・ロジャース(左鎖骨骨折)はすべて1stチームでプレーして順調。「本当にチームドクターから許可が出たのか」との質問にマッカーシーHCは苛立った様子を見せた。「彼は出場を許可された。それ以上のことを知る必要があるとは思えない」
- 練習を休んだのは、OLBマシューズ(親指骨折)、OLBペリー(足)、OLBニール(腹部)、TEストーンバーナー(体調不良)。OLBマシューズ以外は出場の予定。
- OLBクレイ・マシューズ(親指骨折)について、「すでに手術を受けた。復帰までのタイムラインは聞かされていない」とマッカーシーHC。10月6日に骨折したときもピンを埋め込む手術を受け、復帰(ただし棍棒状のギブス)まで5週間かかっている。
- ベアーズはロースター全員が元気だが、3番手WRアール・ベネットは家族の事情で欠場の可能性も。LBランス・ブリッグスは7試合欠場し、今回が復帰2戦目となる。そのほか、CBチャールズ・ティルマン、DTヘンリー・メルトン、LB D.J.ウィリアムズといったディフェンスの中核選手たちがインジャリーリザーブに入っている。
- 復帰させた以上はQBロジャースを通常どおり使う、とマッカーシーHC。 「復帰の決断を下した時点で決まっていたことだ。もし彼を(普段以上に)守らなければならないと思うようなら、復帰は許さなかっただろう。困難ではあったが、決断は下ったのだ。アーロンがプレーする時が来た。負傷明けであることはゲームプランやプレーコールに影響を与えない。彼を抑えることなく自由にプレーさせる。我々は勝つためにプレーするんだ」
- キャリー数についてRBエディー・レイシー(足首)。 「どうなるかはわからない。試合中に決まっていくだろう。僕としてはもちろん、もう貢献できなくなるまでプレーするつもりだ。それが20から25キャリーであればいいし、10から15スナップであっても、その中で自分の力を出し切るよ」
- スティーラーズ戦の最後のプレー(残り10秒)について、クロックをリスタートするのが早すぎた、とNFL側がミスを認めた。本来であればあと1プレーできていたはず。イーグルスがベアーズに勝ってくれたからよかったようなものの、そうでなければこの不手際でシーズンが終わっていた。
- スティーラーズ戦ではパッカーズ側に3つほどパーソナルファウルがあったが、どれも罰金は科せられなかった。
- プラクティス・スクワッドにいたCBジュマール・ロールがロースターに昇格。2つ空いていたロースター枠がこれで1つ埋まった。カトーバ・カレッジ(ノースカロライナ州)出身のドラフト外ルーキーで、昨季は6インターセプトを挙げてディビジョンIIのオールアメリカンに選ばれている。ビルズから8月下旬に解雇され、セインツのプラクティス・スクワッドを経て10月上旬にパッカーズのプラクティス・スクワッドに加わっていた。身長6-0(183cm)の大型CBで、40yds走は4.5秒。
- 今回はラン守備が大不振のチーム同士の対戦でもある。ベアーズは過去9週の1試合平均が201.2yds(1回平均6.3)、16TDを許し、NFL最下位。いっぽうパッカーズも1試合平均156.1yds(1回平均5.2)、11TDと非常に悪い。
- ベアーズディフェンスの中心、LBランス・ブリッグスは今回が復帰2試合目。過去20回のパッカーズ戦で計180タックル(ロスタックル13回)、パスディフェンド10回、インターセプト4回、サック1.5回、ファンブルフォース1回、リカバー1回。
- パッカーズはQBロジャース不在の7試合で2勝4敗1分、215失点(NFL29位)、得失点差は-63(30位)だった。
- 日曜のシカゴは最高気温-1℃、雪の可能性30%とまずまずの予報だが、風速7.5mという風はパスオフェンスに影響を与えそうだ。
- ラスベガスでは、ロジャース復帰発表前はパッカーズが4点のアンダードッグだったが、復帰発表後は3点のフェイバリットに。
- 最終週のインジャリーリポートは以下のとおり。パッカーズのようにクリスマス当日の練習を行わなかったチームは、「もし練習があったら参加できていたか」という仮定の元に申告を行っている。
Green Bay Packers Injury Report |
Player |
Pos. |
Injury |
Wed |
Thu |
Fri |
Status |
Notes |
Clay Matthews |
OLB |
Thumb |
Out |
Out |
Out |
Out |
欠場 |
Aaron Rodgers |
QB |
Collarbone |
△ |
〇 |
〇 |
Probable |
出場 |
Eddie Lacy |
RB |
Ankle |
× |
× |
△ |
Probable |
出場 |
Andrew Quarless |
TE |
Ankle |
- |
△ |
△ |
Probable |
出場 |
Ryan Taylor |
TE |
Illness |
- |
× |
〇 |
Probable |
出場 |
Jake Stoneburner |
TE |
Illness |
- |
- |
× |
Probable |
出場 |
Ryan Pickett |
DT |
Knee |
× |
△ |
△ |
Probable |
出場 |
Mike Neal |
OLB |
Abdomen |
× |
△ |
× |
Probable |
出場 |
Nick Perry |
OLB |
Foot |
× |
△ |
× |
Probable |
出場 |
Brad Jones |
ILB |
Ankle |
× |
× |
△ |
Probable |
出場 |
Chicago Bears Injury Report |
Player |
Pos. |
Injury |
Wed |
Thu |
Fri |
Status |
Earl Bennett |
WR |
Not Injury Related |
× |
× |
× |
Questionable |
Lance Briggs |
LB |
Shoulder |
〇 |
〇 |
〇 |
Probable |
Probable |
: |
75% chance a player will play |
Questionable |
: |
50% chance a player will play |
Doubtful |
: |
25% chance a player will play |
Out |
: |
Player will not play |
|
|
|
○ |
: |
Full Participation |
△ |
: |
Limited Participation |
× |
: |
Did Not Participate |
- |
: |
Not Listed |