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Notebook: ロジャースの出否はますます曖昧
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2013年12月13日
今週唯一のフルパッド練習とあって、QBロジャースの一挙手一投足に記者たちの視線が集まる。相手コーチ陣の仕事量をすこしでも増やすため、マッカーシーHCとQBロジャースのコメントはこれまで以上にあいまいな表現となっている。
- すくなくとも記者見学の時間帯で、QBアーロン・ロジャース(左鎖骨骨折)はすべての個人ドリルを消化。速いボールをやすやすと投げている。RBへのハンドオフ練習では一番先にプレー。これは復帰以来初めてのことだ。痛みのためか左手でハンドオフする場面もあった。マッカーシーHCによると、「今日は診断はなし。水曜と金曜だけ」とのこと。
- QBロジャース。「今週復帰できるか? それはマイク(マッカーシーHC)に聞いてくれないと、僕にはわからない。決断が試合直前までずれ込むことはない。日曜にプレーするためには、明日金曜の練習で1stチームの大部分を僕がプレーすることが必要だ。よいスキャン結果もたぶん必要だろう」
- 引き続きQBロジャース。「どちらのQBが出ることになっても、ゲームプランは基本的に同じ。昨日はまだ感覚が鈍っていたけど、今日はプレー回数を増やしてだいぶよくなった。休養十分だから脚の調子もいいし、ウェイトトレーニングもたくさんできている。よい感じで投げれているけど、『パスは下半身から』ということが大事。適切なポジション、フットワーク、そして脚の動きとね。今日はこれまでよりよい日だった」
- この日の練習を休んだのは昨日と同じ、RBレイシー(足首)、DEウィルソン(足首)、ILBジョーンズ(足首)、ILBラティモア(ヒザ)、OLBニール(腹部)の5人。
- RBエディー・レイシー(足首)はまだ保護ブーツを履いている。「足首のケガはそれぞれ違っていて難しいが、メディカルスタッフは出場に自信を持っている」とマッカーシーHC。
- すべてはロジャースの回復しだいという状況についてQBマット・フリン。「バックアップQBの仕事とはこういうものだ。自分の番が来た時にすぐプレーできるようにしておくこと。それがいつになるかはわからない。今は自分がスターターのつもりで準備する。アーロンが復帰できればそれにこしたことはないけど、どうなるかはわからない」「もし今日とか明日とか、アーロンが出場すると通告されたら、それも(控えQBの)仕事のうちだ。いつもどおり、気持ちとしてはスターターのつもりで練習する」
- 来年のサラリーキャップ枠は$126.3ミリオンとなる見込みであることが、NFLから各球団に通達された(昨年は$123ミリオン)。これは確定額ではなく、実際に2月末に年度が終わるときには$1ミリオンほど増えるのが通例となっている。今回も「$127.5ミリオンを超えるかも」とする情報あり。