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Notebook: TEフィンリーをIRへ
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2013年11月 6日
パッカーズはTEジャーマイケル・フィンリー(首)とILBサム・バーリントン(ハムストリング)をインジャリーリザーブに入れ、PUPリストのOTデレク・シェロッドをロースターに入れた。QBとOLを補強するための措置だが、なぜかQBスコット・トルジーン(プラクティス・スクワッド)の昇格はまだ発表されていない。ひょっとして他から誘いがあって交渉に時間がかかっているのだろうか。プラクティス・スクワッドのままでも同じように練習できるので、土曜まで待って昇格させてもかまわないが。
- TEジャーマイケル・フィンリー(首)のIR入りは残念だが、負傷直後から予想されていたことでもある。「人間として、父親として、夫としてのジャーマイケルの最善を考えての医学上の決断だ。大事なのはフットボールではないし、我々はフットボールのためにリスクを犯すつもりはない。ドクターたちの診断を集め、彼は今年フットボールをプレーすべきではない、と全員が同意した。今後については、まだ何も決まっていない」とマッカーシーHC。
- 7巡指名ILBサム・バーリントンのハムストリングはシーズンエンド級ではないはずだが、ロースター枠を空けるために他の選手を解雇したくなかったのだろう。下位指名やドラフト外ルーキーは軽めのケガでもIRに入れてしまって来年への体作りをさせることが多い。
- OTデレク・シェロッド(すね骨折)は3週間の練習期間を終え、23か月ぶりのロースター復帰を果たした。ラングの脳震盪は彼にとって幸運なタイミングだったかもしれないが、まだ実戦OKといった感じではなさそう。「両タックルの控えとして練習をさせている。居残り練習もしているが、率直に言って、パッドを着けた練習(ただし今週はない)が彼には必要だ。今後もフットワークやアサインメントといった部分で努力が必要だ」とマッカーシーHC。
- OLBクレイ・マシューズはピンを抜く手術を終え、今週はギブス付きでのプレーを試すとのこと。「ドクターたちはクレイの状態について、非常によい感触を持っている」とマッカーシーHC。
- QBアーロン・ロジャース(鎖骨骨折)についてマッカーシーHCは、「月曜の夜と比べ、ドクターたちはずっとよい感触を持っている」としている。
- QBロジャースの左鎖骨についてJournal Sentinel紙が専門医2人に意見を聞いたところ、詳しい検査結果を見ていないので復帰時期は予想できない、としながらも「ヒビであっても完全に治すことが大事。さらに深刻なケガにつながりかねないからだ。どこの骨であっても完治には4週から8週かかる」とのこと。
- 骨折からの復帰を焦って失敗といえば、ペイトリオッツのTEロブ・グロンコウスキーの例が記憶に新しい。昨季第11週に左前腕を骨折、第17週に復帰したものの、プレーオフ初戦で再び同じ箇所を骨折し、こんどは復帰まで9か月以上を要した。
- RG T.J.ラングは脳震盪のため、今週はNFLの定めた手続きに従って復帰を進めなければならない。今季はRBレイシーとTEフィンリーが脳震盪で1試合ずつ欠場している。今週は中5日のショートウィークであるのもマイナス材料。
- WRジェームズ・ジョーンズ(ヒザ)は復帰戦を問題なく終えることができた、とマッカーシーHC。
- 足首を痛めて退場したOLBアンディ・ムルンバだが、マッカーシーHCの口ぶりからすると、心配したほど悪くなかったようだ。