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Packers - Bears Notebook
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2013年11月 6日
パッカーズはケガ人続出に打ち勝てる力がある。ただしロジャースを除いては、というのが地元各メディアのムード。
- マイク・マッカーシーHC。「つらい敗戦だ。それは間違いない。我々は勝利を期待していた。ホームで負けたくはないし、地区内で負けたくはない。(ロジャース退場も)言い訳はできない。我々はよいプレーができず、彼らが我々を打ち負かした」
- WRジョーディ・ネルソン。「ケガで仲間を失いたくはない。あれだけ優秀なQBとなればなおさらだ。でもこうしたことは時には起こる。セネカは代役としてまずまずだったと思う。フィルムを見て何が起きたか確認しなければ。僕らはいいプレーもあったけど、十分な数ではなかった。ラン・ゲームはよかったし、ビッグゲインもあった。でも相手の方がよりよいプレーをし、こちらは勝利のために得点が足りなかった」
- Sモーガン・バーネット。「これで終わりというわけじゃない。まだシーズンは半分終わったところだ。よくある逆境の1つにすぎない。チームとして立て直すことが大事。僕はこのチームを信頼している。僕らは結束を守っていく」
- QBセネカ・ウォレスについて。(パス成績は11/19・114yds・0TD・1INTのレーティング53.4)
- 「できるだけのことをした。自分に大きなプレッシャーをかけ、アーロンの仕事と差が出ないよう努力した。もちろんこうした状況に置かれて同じようにやるのは難しいが、フィールドに出て戦うのが僕という人間だし、大好きなことだ。もっとよいプレーをすべきだったと残念に思っている」「とにかく前に進むだけ、という心構えでいる。今後の状況がどうなろうと、スターターのつもりで準備する。努力を続け、向上に努めるだけだ。基本にかえって過去に学んだ経験を活かすしかない」
- マッカーシーHC。「セネカはもっとよいプレーをしなければならない。ただ今週は十分な練習機会があるので、そうしてくれるだろう。それに勝るものはない。今日はそれ(準備不足)が顕著だった」
- シーズン中は2番手QBといえども本格練習の機会がほとんどないもので、先週の練習でもQBウォレスは1stチームでのプレー機会がゼロだったという。
- 彼は10yds以上飛んだパスを3回しか成功できず。20yds以上飛ぶパスを一度も投げなかった。
- パスの脅威がなくなればランも出なくなる。「勝つためにはパスも投げなきゃいけない。僕らは約200ydsも走って、それでも負けたんだ」とRTドン・バークレー。
- TEアンドリュー・クウォレス。「彼はすごくいい仕事をしたと思うし、セネカの仕事を悪く言うつもりはない。ただ、QBが替わって少しスローダウンしたのはたしかだ。僕らはA-Rodの速いテンポに慣れている。彼は(プレーの間の)テンポを速くすることに注力してるから。セネカもよくやったよ。惜しいところだった」
- QB補強については、プラクティス・スクワッドからQBスコット・トルジーンを昇格させることがすでに報じられている。ビルズから解雇されたばかりのQBマット・フリンについては、「パッカーズは彼の肩の問題を心配している。ウェイバーで獲得に乗り出す見込みは薄い」とESPN。
- RBエディー・レイシー。「厳しいよ。アーロンはこのオフェンスの核だから。僕らは彼の穴を埋めていかなきゃいけない」
- パッカーズで1試合150yds超ラッシングは2007年のRBライアン・グラント以来6年ぶりの快挙。56ydsランについてRBレイシー本人は「完璧にブロックしてくれた。僕は1人をかわすだけ、あとはできるだけ速く走るだけだった」
- RBレイシーは第5週以降の5試合で545ydsラッシングとなり、その期間にかぎればNFLトップ。2位も新人のRBザック・ステイシー(STL5巡指名)の471yds。
- Cイヴァン・ディートリック=スミス。「すべてはフロントラインから始まる。僕らはそうして戦っていくつもりだ。相手を無理やりにでも押し込んでね。僕らが重荷を背負い、もっとよいプレーをしていかなきゃいけない。そこが大事だ」「これでシーズンが終わり、などと思い悩んでいる暇はない。実際そうじゃないんだから」
- LTデヴィッド・バクティアリ。「1試合で1000yds走ったって、試合に勝てなければ意味がない。たとえランが2ydsだろうと、試合に勝つことが大事だ」
- RG T.J.ラングは脳震盪を起こした後もしばらくプレーしていた。「どこかおかしいなどとは、彼がいなくなるまで気が付かなかった」とRTドン・バークレー。
- 右タックルから右ガードへ移ったドン・バークレー。「キャンペンOLコーチの指示で、練習では時々ガードもやっていた。誰か負傷をしたら次はこうなる、と理解していた」
- 後半初めから代役出場のRTマーシャル・ニューハウスは、いきなり好ブロックでRBレイシーの56ydsランに貢献した。しかし第4Q残り10分19秒の3rdダウン3、DEマクレリンに抜かれてサックを許し、これが結果的にオフェンス最後のチャンスとなってしまった。
- ProFootballFocusのOL陣評価は、LTバクティアリ(+0.8)、LGシットン(+2.3)、Cディートリック=スミス(+0.9)、RGラング(-1.3)、RT/RGバークレー(+1.8)、RTニューハウス(-0.3)。
- 復帰戦のWRジェームズ・ジョーンズは55スナップ中28スナップに出場。WRネルソン(53)、WRボイキン(49)、WRホワイト(9)、TEクウォレス(49)、TEボスティック(15)、TEストーンバーナー(1)。WRネルソンを主にスロットで起用したため、WRマイルズ・ホワイトの出番が激減したのは、WRネルソンをスロットで起用したためだろう。
- ディフェンスについてマッカーシーHC。「ラン守備でいい仕事ができなかった。パス守備も含めてミスタックルが多かった。とくに第4Qの成り行き(約9分のドライブ)は失望以外の何物でもない」
- DE B.J.ラジ。「だからこれはチームゲームなんだ。僕らはレベルを上げてもっとよいプレーをしなきゃいけない。オフェンシブラインとエディー(レイシー)はよくやってくれたと思う。彼らはハードにプレーした。での残りの僕らディフェンスは、彼らほどの働きができなかった」
- ディフェンスについてDEマイク・ダニエルズ。「誰が相手QBだろうと止めるのが僕らの仕事。あちらはブロッキングがよくなってた。クォーターバックもすごくよかった。それはテープを見て、僕らはわかっていた。そして彼は素晴らしいプレーをいくつも決めた。僕は自分自身に失望してる。力を発揮できなかったことにすごく腹が立つ」
- QBウォレス中心のオフェンスでは、ディフェンスがターンオーバーを奪わなければ勝利は難しい。「アーロンが倒れたときは、『いったい何が起きた!』って気持ちだった。それでも僕らはフィールドで頑張らなきゃいけなかったし、ターンオーバーを奪わなきゃいけなかった」とCBサム・シールズ。
- 第4Q残り7分50秒の4thダウンインチズ、ILBホークとSバーネットはバックフィールドでRBフォーテイを倒すチャンスがあったが、逃してしまい1stダウンに。「僕は難しいアングルではあったけど、自分なら倒せたはずだと感じている。ラインマンがブロックしてきて、それをかわそうとした。捕まえられていたら、チームにとってすごく大きなストップになっていたのに」とSバーネット。
- OLBマイク・ニールは6回プレッシャーをかけたのはいいが、一度も届かず。
- Sモーガン・バーネット。「相手も褒めなきゃいけない。マカウンはよいパスを投げた。レシーバーが優位に立てるところへ投げていた。ビッグプレーを決められる優秀なレシーバーたちだ。僕らはうなだれているわけにはいかない。これを教訓にして成長しなきゃいけない。すぐフィリー戦が待っているんだから」
- 前半8試合を終えてディフェンスのインターセプトはわずか3つ。NFL最下位タイと低迷している。
- ProFootballFocusのディフェンス評価ではマイナス評価が目立っている。悪い方からILBホーク(-5.1)、DEジョリー(-2.7)、OLBパーマー(-2.6)、CBハウス(-2.1)。ILBホークはラン守備とパスカバレッジの両方で大きく減点された。+1以上の評価はDEラジ(+1.3)とOLBニール(+1.0)だけ。
- スペシャルチームはパントブロック、サプライズ・オンサイドキック成功、敵陣1ydへのパントなど、素晴らしい働きでチームに貢献した。「大きなインパクトを与えることができた。多数のケガ人で苦しい戦いを強いられているときにね。試合のXファクターとしてフィールドポジションを改善できたのはすごく大きかった。これを土台にしてこれから成長していける」とSクリス・バンジョー。
- ILBジャマリ・ラティモアのスペシャルチーム復帰は非常に大きかった。パントブロック1回、キックカバレッジでタックル1回、オンサイドキックのリカバー1回。
- パッカーズがホームで22得点できなかったのは2011年開幕以来初めてのこと。ホームで19試合連続22得点以上は先週までNFL最長だった。