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Notebook: Kクロスビーがサラリーカット
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2013年8月31日
ロースター当落線上の選手たちは眠れぬ夜を迎えているはず。すでに最終ロースターカットを始めている球団もあるが、パッカーズは例によって期限ぎりぎりまで待つようだ。解雇22人の顔ぶれは日本時間の日曜朝にあきらかになる。
- 先日ライバルが解雇された直後、Kメイソン・クロスビーは大幅減俸を受け入れた。立場が弱くなったところを球団につけこまれた形ではあるが、少なくとも$80万ドルを保証してもらえるというメリットは無視できない。
- ベースサラリーが$2.4ミリオンから$80万ドルに大幅減額。そのかわり全額が保証され、今すぐ解雇されても支払われる。
- 減俸分の$1.6ミリオンは以下のインセンティブ条件を満たせば取り戻せる仕組み。
- インセンティブの条件は5段階あって、第5週にロースターにいれば40万ドル、第10週にロースターにいればさらに40万ドル。FGを75%成功させれば20万ドル、80%でさらに20万ドル、85%でさらに40万ドル。(彼のキャリアベストは2011年の85.7%)
- 来年以降のサラリーは変更なし。ここがILBホークの減俸と違うところだ。来年が$2.65ミリオン、再来年が$2.8ミリオンとなっている。
- 昨年までのクロスビーとは扱いが違い、球団側は「いつでも首をすげかえる」といった構え。(ただし新キッカー候補のワークアウトはこの減俸交渉の後だった)
- ライオンズから解雇されたKハーヴァード・ルグランドのワークアウトを昨日パッカーズが行ったことがあきらかに。フットボール経験ゼロの28歳ノルウェー人が作った映像はYouTubeでセンセーションとなり、本名よりも "Kickalicious" の愛称の方が定着している。ライオンズとの契約は大きな注目を集めたが、ベテランのKデヴィッド・エイカーズを倒すには至らなかった。
- 先日ジェッツから解雇されたRB/KRジョー・マクナイトのワークアウトを明日行う予定。キックオフリターンで通算76回平均29.0yds、2TD、最長107ydsのTD記録を持っている(ただしパントリターン経験は3年間で7回平均9.9ydsのみ)。RBとしての能力はあまり買われておらず、純粋にリターナー候補ではないか。
- 勝ち残ったQBヴィンス・ヤングだが、これで開幕ロースター確定とは考えていない様子。「そんな先のことは考えたくない。いま考えているのは、なんとかロースター入りを果たして目立たない立場で毎日努力を重ねていくこと。他の選手たちのプレーを勉強し、テンポとか状況判断とか、アーロンが相手ディフェンスを見てどのようにプレー変更を行っているか学び続けたい。もしチームに残れればね」「次に何が起きるかはビッグ・マイクの決めることだ。今後もチャンスがもらえたらとは思う。もしそうならなくても、僕はこの短い期間に必死で学んだし、後悔することはない」
- TEジャーマイケル・フィンリーが後輩TE陣を引き連れ、ブリュワーズ戦で始球式。セットポジションから本気の投球だったが、激しく地面に叩きつけてしまった。(ビデオ)