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FA Notebook: RBブラッドショーに興味
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2013年3月18日
アリゾナ州フェニックスでNFLミーティングが始まり、オーナーに加えてGMやHCたちも集結している。パッカーズではマッカーシーHCやトンプソンGMが現地でインタビューに応じ、いくつか興味深い発言があった。
- RBアマド・ブラッドショー(NYG)にパッカーズとスティーラーズが興味、との噂。まだ27歳と若く昨季も14試合で1015ydsを走っているが、これまでに右足、左足、両ヒザの手術を受けている。昨季終了直後にも右足の手術を受けた(かつて骨折箇所に埋め込んだスクリューを置き換える手術らしい)。すでに回復し、オフシーズン練習は問題ない見込み。レシーバーとしても4年連続30回200yds以上を記録。
- いっぽうトンプソンGMはRBセドリック・ベンソンと再契約する可能性を否定せず。「彼を呼び戻すシナリオも我々にはある。その前にケガ(足のリスフラン関節)の状態について確認する必要がある」
- 出場停止が解けたDEジョニー・ジョリーは$715000ドルへの減俸が決まっているが、これでチーム合流が決まったわけではないようだ。HCやGMと面談して改心したことを納得させ、体作りができていることをアピールする必要がある。「彼はまずグリーンベイに来て、我々といくつかミーティングをこなさなければならない。そして、他の選手と同じようにメディカル・プロセスをこなし、現状を確認する必要がある。このチャンスを活かしてくれれば素晴らしいが、その前に必要なプロセスを経るのが球団としての責任だ」とマッカーシーHC。
- マッカーシーHCはあらためてTEジャーマイケル・フィンリーの昨季後半の精神的成長を強調。「彼への期待が高く、そのことに足を引っ張られた観もあるし、またケガもあった。しかしバイウィークにフットボールから離れていろいろ考え、戻ってきたときは別人だった。目の前のことに集中し、後半はよい結果を出した」。今年は彼の起用法をよりシンプルにすることも示唆している。
- TEトム・クラブトリーはバッカニアーズと契約。総額$1.6ミリオンの2年契約とのこと。パッカーズは再契約を望んだもののオファーは約$70万ドルの1年契約にすぎず(4年目選手の最低額は$63万ドル)、クラブトリーとしては当然の判断だった。パッカーズのTE陣はフィンリー残留がほぼ確実となり、クウォレスもケガから復帰してくるのでデプスに問題ないということだろう。
- TEクラブトリーはパッカーズからの評価の低さに軽い失望を示している。 「驚かなかったと言ったら嘘になる。僕はグリーンベイでプレーし続けることを思い描いていたし、グリーンベイを離れて暮らすなどとはあまり考えていなかった。しかし現実には、1つのチームでキャリアを全うするなんてそうあることじゃない。僕は3年間よい働きをしてきたし、パッカーズ側は僕の将来性をもっと評価してくれると思っていた。タンパベイは将来のプランの一部として、もっと僕を欲しがってくれた」
- Journal Sentinel紙によると、パッカーズがWRグレッグ・ジェニングスにオファーしていたのは年平均$8ミリオンだったとのこと(ヴァイキングスは年平均約$9ミリオン+インセンティブ)。昨季中には年平均$11ミリオンをオファーしたが、ジェニングスは$15ミリオンを望んで断ったらしい。
- ヴァイキングスでのWRジェニングスは背番号85番でなく15番を着ける。大学時代の番号。
- パッカーズがDEクリス・キャンティ(NYG→BAL)に契約をオファーしなかったのは、医学上の理由(おそらく昨季6試合欠場したヒザ)によるらしい。