過去の記事 |
2013年 >
02月 >
Notebook: 今年もチケット値上げ
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2013年2月20日
- プロボウル前に引退表明していたCジェフ・サタデーを解雇。契約があと1年残っていたが、古巣コルツと「1日契約してコルツで引退」できるようにするための配慮と思われる。現役復帰したときに他球団に獲られないよう、解雇せず保有権を確保しておく方が普通だが、その必要はないと球団側は判断したのだろう。
- SウッドソンとCサタデーの退団(解雇しなくても引退なら同じこと)により、パッカーズは$13.75ミリオン分のサラリーが節約できたことになる。サラリーキャップの余裕は$20ミリオン前後になったようだ。
- OLBクレイ・マシューズは2009年に結んだルーキー契約のエスカレーター条項(先発試合数やプロボウル出場など条件はさまざま)を満たしたため、来季のサラリーは本来の$1.492ミリオンから$3.73ミリオンへとジャンプアップ。5年契約の最終年を迎え、これから契約延長交渉が本格化することになりそう。
- その他にもエスカレーター条項により、2010年組のSバーネットとLTニューハウスとTEクウォレスがそれぞれ$575,000から$1,323,000への大幅昇給を手に入れた。NTラジは$4.09ミリオンから4.49ミリオンへ小幅昇給。
- フランチャイズ選手の指名期間が月曜から始まったが、パッカーズはWRグレッグ・ジェニングスを指名しないものと見られている。WRのフランチャイズ額(今年は約$10ミリオンらしい)を支払うぐらいならば早くから契約延長交渉をしていたはずで、WRジェニングスの言動からは球団側が交渉をしていないことが明らかだからだ。本人は先日グリーンベイ地域の自宅を売りに出している。
- RBセドリック・ベンソンはスピード違反と運転免許不携帯と犬の放し飼い(2回)で出頭を命じられていたが、4件とも罰金(合計$1054ドル)を支払うことで裁判所に出頭せずに済んだ。
- パッカーズはチケット価格の値上げを発表。セクションによって$2ドルから$5ドルの小幅値上げだが、これで4年連続の値上げとなってしまった。
- セクションごとの新価格はこちらを参照。とはいっても、毎年パッカーズは一般席すべてがシーズンチケットで売り切れており、この額面価格で買えるのはシーズチケットホルダーだけ。我々一般ファンはその数倍の市場価格でブローカーを通して買うしかない。
- 今回は平均4.5%の値上げで平均$83.54ドルとなる。昨年は$79.54ドルでNFL17位だった。
- マーク・マーフィ社長。 「この値上げによって我々はリーグの平均レベルについていくことができる。(毎年言っていることだが)それが我々の目標だ。我々はビジター分の収入をシェアすることにおいてフェアでありつつ、みなさんが購入しやすい価格に保ちたいからだ」
- NFLでは一般チケット収入の3分の2をホームチームが取り、残る3分の1をNFL全体でプールして32球団に均等分配する仕組み。上記のマーフィ社長のコメントはそれを指している。
- 現在進行中の改築工事費用は別の方法で調達できており、今回の値上げは関係ないとのこと。
- 今夏完成予定の南側大スタンド(約7000席)では、低いレベルが$89ドル、高いレベルが$82ドルに設定された。