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Packers 21 - 13 Bears
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2012年12月17日
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1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
Total |
Packers (10-4) |
0 |
14 |
7 |
0 |
21 |
Bears (8-6) |
0 |
7 |
3 |
3 |
13 |
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天気は曇り、気温7℃のソルジャーフィールド。通算186回目のパッカーズ対ベアーズは地区優勝をかけた重要な一戦となった。序盤こそベアーズが優勢に進めたものの、QBロジャースは第2Qから第3Q序盤にかけて3TDパス(すべてWRジョーンズ)を成功させて大きくリード。その後2つのターンオーバーを奪われるが6失点に抑えて逃げ切った。この勝利でパッカーズは2年連続の地区優勝が決定。ベアーズに対しては6連勝となった。
パッカーズは序盤から攻守とも劣勢で、第2QにはWRマーシャルに先制TDパスを許したが、直後のドライブで追いつくと完全にパッカーズペースに。前半2ミニッツでインターセプトを奪ってWRジョーンズに2回目のTDパスを決めると、後半最初のシリーズでもWRジョーンズにTDパスが通って14点差。その後RBグラントのファンブル、WRコブのラテラル失敗でチャンスを与えてしまうが、どちらもディフェンスが踏ん張ってFG2回に。KクロスビーのFG失敗に悩まされながらも、ディフェンスが最後まで頑張り通した。
パッカーズは今週もWRネルソン(ハムストリング)、DEウィルソン(ヒザ)、CB/Sウッドソン(鎖骨)が欠場。ベアーズもMLBアーラカー、CBジェニングス、DTメルトンとディフェンスの主力を欠いている。
OLBクレイ・マシューズは2か月ぶりの復帰でいきなり2サックを決める活躍。T.J.ラングは先発に復帰して左ガードに入っている。Kメイソン・クロスビーは42ydsと43ydsをどちらも失敗。どちらか決まっていればもっと楽に逃げ切れた試合だった。大きなケガ人はTEトム・クラブトリー(ハムストリング)だけか。QBロジャースはスクランブルの際に足首をすこし痛めたが、プレーを続けている。
第1Q
- CHI陣20 : RBフォーテイのラン4回で2連続1stダウン。RBアレンの3ydsラン、WRマーシャルへの10ydsパスでGB陣へ。RBフォーテイの9ydsラン、ノーゲイン、CHIフォルススタートで3rdダウン6、WRジェフリーへのパスは通らず。54ydsFGは狙わず、ナイスパント。
- GB陣02 : GBフォルススタート、WRジョーンズへの7ydsパス、FBクーンの1ydラン、QBスクランブル6ydsで1stダウン。RBグリーンの6ydsラン、WRコブ落球、WRジェニングスへのパスは通らず。パントの瞬間にCHIの12メン反則で1stダウン。サック4yds、TEフィンリーへのパス失敗で3rdダウン14、投げ捨てでけっきょくパント。
- CHI陣48 : RBフォーテイの1ydラン、-4ydsロスで3rdダウン13、QBスクランブルは9yds止まりで3&アウト。
- GB陣14 : RBグリーンの8ydsラン、6ydsランで1stダウン。3ydsラン、スクリーンパスは-1ydロスで3rdダウン8、サックされてパント。
- CHI陣31 : RBフォーテイへのロングパス失敗、CHIホールディング、スクリーンパス15ydsで3rdダウン5として第2Qへ。
第2Q
- サック(OLBマシューズ)でパント。
- GB陣26 : WRコブへの29ydsパスのあと、TEフィンリーへの7ydsパスなどで4thダウン2、TEフィンリーへの8ydsパスで1stダウン。RBグリーンの4ydsランなどで3rdダウン6、WRコブ落球でTDならず。43ydsFG失敗も失敗に終わる。
- CHI陣33 : RBフォーテイのノーゲイン、WRマーシャルへの10ydsパスで1stダウン。RBフォーテイの3ydsラン、22ydsランとGBフェイスマスクでレッドゾーンへ。RBアレンの2ydsランのあと、WRマーシャルへのパスが15ydsのタッチダウンに。
- GB陣11 : WRジェニングスへの19ydsパス、RBグラントのラン2回で3rdダウン6、WRコブへの31ydsパスでCHI陣へ。RBグラントのノーゲイン、TEフィンリーへの6ydsパスで3rdダウン4、WRジョーンズへ30ydsTDパス成功。
- CHI陣32 : RBフォーテイのノーゲイン、-2ydsロスで3rdダウン12、WRマーシャルへのクイックパスはノーゲイン。(ファンブルするがCHIがリカバー)
- GB陣26 : RBグリーンへの7ydsパスで2ミニッツ。投げ捨てで3rdダウン3、サックされてパント。
- CHI陣37 : 最初のプレーでCBヘイワードがインターセプト、24ydsリターン。
- CHI陣26 : WRコブへの3ydsパス、投げ捨てで3rdダウン7、WRコブへの13ydsパスでゴール前10ydsへ。RBグリーンの2ydsランのあと、WRジョーンズへ8ydsTDパス成功。
- CHI陣20 : RBフォーテイへの9ydsパスで前半終了。
第3Q
- GB陣21 : RBドゥワン・ハリスの21ydsラン、-1ydsロス、WRジェニングスへの8ydsパスで3rdダウン3、TEフィンリーへの9ydsパスでCHI陣へ。RBハリスの2ydsラン、WRジェニングスへの9ydsパスでさらに1stダウン。RBハリスの4ydsラン、WRジョーンズへのパス失敗、FBクーンのノーゲインで1stダウンならず。4thダウン6はWRコブへの12ydsパスでレッドゾーンへ。RBグリーンの-2ydsロス、WRジョーンズ落球で3rdダウン12、CHIパスインターフェアでゴール前01ydsへ。GBディレイのあと、WRジョーンズに6ydsTDパス成功。
- CHI陣20 : RBフォーテイの5ydsラン、RBフォーテイへの16ydsパスで1stダウン。RBフォーテイの-1ydロス、ロングパス失敗で3rdダウン11、サック(DEニール)でパント。
- GB陣21 : RBグリーンのノーゲイン、WRジェニングスへのパス失敗で3rdダウン10、WRコブへの27ydsパスでハーフライン近くへ。RBハリスの1ydランのあと、RBグラントが14ydsゲインしたあとファンブルロスト。
- CHI陣37 : GBイリーガルコンタクトのあと、ロングパスをGBパスインターフェア53ydsでゴール前05ydsへ。RBフォーテイの4ydsランのあと、ランが2回ノーゲインで4thダウン1、CHIパスインターフェア。ギャンブルをやめて34ydsFG成功。
- GB陣20 : RBグリーンのノーゲインで最終Qへ。
第4Q
- QBスクランブル2ydsで3rdダウン8、WRジョーンズへの10ydsパスで1stダウン。RBグリーンの3ydsラン、TEフィンリーへの31ydsパスでCHI陣へ。GBホールディング、RBグリーンへのパス失敗、WRジェニングスへの14ydsパスで3rdダウン6、QBスクランブルは5yds止まり。42ydsFGは失敗に終わる。
- CHI陣32 : CHIパスインターフェア、3ydsラン、サック(OLBマシューズ)で3rdダウン24、スクリーンパスは11yds止まり。。
- パントキャッチしたWRコブがラテラルパス、WRロスがキャッチミスしてファンブルロスト。
- GB陣16 : WRジェフリーへのTDパス失敗、RBフォーテイの1ydランで3rdダウン9、RBフォーテイへのパスは通らず。34ydsFG成功で8点差に。
- GB陣20 : RBグリーンの3ydsラン、ノーゲインで3rdダウン7、パス失敗もCHIラフィングザパサーで1stダウン。RBグラントの5ydsラン、2ydsランで3rdダウン3、ロングパス失敗でパント。
- CHI陣33 : 残り3分47秒。WRマーシャルへの11ydsパスのあと、連続パス失敗、CHIパスインターフェア、WRマーシャルへの11ydsパスで4thダウン9、WRジェフリーへのパスは通らずギャンブル失敗。
- CHI陣45 : 残り2分07秒。RBグラントの2ydsランで2ミニッツ。QBキープ2ydsでCHI最後のタイムアウト。3rdダウン6、RBグラントの5ydsランで1stダウンならず。好パントでCHI陣03ydsへ。
- CHI陣03 : 残り56秒。RBフォーテイへの10ydsパス、サック(DEウォージー&DEニール)、RBフォーテイへの18ydsパスで試合終了。
Final Team Statistics |
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Packers |
Bears |
Points |
21 |
13 |
Total Yards |
391yds |
190yds |
First Downs |
20回(ラン3・パス14・反則3) |
12回(ラン3・パス6・反則3) |
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Rushing |
113yds (32回・平均3.5) |
83yds (23回・平均3.6) |
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Passing |
291yds (23/36・3TD・0INT) |
135yds (12/21・1TD・1INT) |
Sacked |
3回13yds |
4回28yds |
Passer Rating |
116.8 |
72.5 |
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3rd Down Efficiency |
7/17 (41%) |
0/9 (0%) |
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Turnovers |
2回 (INT0/FUM2) |
1回 (INT1/FUM0) |
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Field Position |
自陣26yds |
自陣33yds |
Punt |
5回41.6yds(ネット33.2yds) |
6回39.8yds(ネット40.2yds) |
Kickoff Return |
2回平均18.5yds |
2回平均31.5yds |
Punt Return |
3回平均-0.7yds |
3回平均14.0yds |
Field Goals |
0/2 |
2/2 |
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Penalty |
8回104yds |
10回91yds |
Time of Possession |
33分23秒 |
26分37秒 |
- トータルヤーデージはパッカーズ391ydsに対してベアーズが190yds。第2週の対戦でもベアーズをわずか168ydsに抑え込んでおり、とにかく相性がよい。
- 3rdダウン成功率はパッカーズが7/17の41%と平均的な数字。ベアーズは9回すべて失敗に終わり、パッカーズの大きな勝因となった。
- オフェンスの犯したターンオーバーは2つ。
- 第3Q末、RBグラントがファンブルロスト。11ydsゲインしたところを、ファンブルフォース名人CBティルマン(今季なんと10回目)にボールを叩き落とされた。(ビデオ)
- 第4Q半ば、パントリターナーのWRコブがWRジェレミー・ロスにラテラル。地面すれすれの低いボールをWRロスがキャッチできず、相手に押さえられてファンブルロスト。WRコブのファンブルロスト扱いとなった。(ビデオ)
- ディフェンスの奪ったターンオーバーは1つ。WRマーシャルのファンブルもあったが押さえられず。
- 第2Q末、WRヘスターへのパスをCBヘイワードがインターセプト。あきらかにQBとWRのコミュニケーションミスだった。(ビデオ)
- 先発QBアーロン・ロジャースは23/36、291yds、3TD、0INTでレーティング116.8。(ハイライト)
- 微妙にレシーバーと合わないプレーも目立ったが、勝負どころですべてタッチダウンに結びつけたのが勝因の1つとなった。
- ここ2試合のラン攻撃成功の効果もあって、相手はセーフティを1人上げるプレーもときどきある。おかげでディープを狙うことができ、25yds以上のパス成功が5回もあった。
- 被サックは前半に3回13yds、後半はゼロだった。意表を突くためだろう、いつものベアーズよりもブリッツが多い。けっしてポケットで余裕は持てなかったが、巧みなフットワークでラッシュを逃れる好プレーが何度もあった。(ビデオ)
- QBスクランブルは4回14yds。
- チームラッシングは32回113yds(平均3.5)。
- 後半はしっかり止められるランが目立ち、先週や先々週のようなわけにはいかなかった。しかし相手がセーフティを上げたためにディープを狙いやすくなる効果があった。
- 先発RBアレックス・グリーンは13回35yds(平均2.7)と不振。レシービングも2回6ydsのみ。
- RBドゥワン・ハリスは5回27yds(平均5.4)。後半最初の21ydsランはオフェンスに勢いをつけたが、それ以外は4回6ydsとシャットアウトされた。
- RBライアン・グラントは8回32yds(平均4.0)。うまく穴を選んでいたが、第3Qのファンブルロストはいただけない。それでも彼の出番が減ることはなく、首脳陣からの信頼の厚さを示している。
- FBジョン・クーンは2回5yds(平均2.5)。
- WR/TE陣は以下のとおり。今回もWRネルソンが欠場している。
- WRグレッグ・ジェニングスは4回50yds。
- WRジェームズ・ジョーンズは5回60yds。キャリア初の1試合3TDで今季12TDとなり、NFL最多レシービングTDに躍り出た。第2Qの30ydsTDは右サイドで完璧なロングパスをイージーなキャッチ。第2Q末の8ydsTDはスラントをすこしジャッグルしながらうまく腹で抱え込んだ。第3Qの6ydsTDはクイックなバックショルダーパスが見事に決まった。(ハイライト)
- WRランドール・コブは6回115ydsと今回も稼ぎ頭に。第2Qの29ydsパスはスーパーボウルでのWRジェニングスを彷彿とさせる好プレーだった(ビデオ)。QBロジャースがラッシュを逃れて長めのパスを狙うときのルート・アジャストメントも素晴らしい。
- TEジャーマイケル・フィンリーは5回61yds。貴重な3rdダウン成功が多く、頼りになる働き。
- WRドナルド・ドライバー(親指)はアクティブ登録されなかった。ケガよりも、スペシャルチームとの兼ね合いでWRジャレット・ボイキンやWRジェレミー・ロスの方が重要と判断されたのだろう。TE D.J.ウィリアムズもおそらく同じ理由で(ケガでなく)アクティブ登録から外れている。
- 先発OL陣はLTニューハウス、LGラング、Cサタデー、RGシットン、RTバークレー。
- T.J.ラングが先発LGとして戦列復帰し、ディートリック=スミスが控えに退いている。新人RTドン・バークレーは2試合目の先発。
- パスプロテクションは可もなし不可もなしといったところか。
- 被サックは3回、すべて前半のもの。最初のサックは完全なカバレッジサック。2つ目は両OTがDEウートンとDEペッパーズにやられたもの。第2Q末のサックはLTニューハウスがDEペッパーズに抜かれたもの。
- ランブロッキングは過去2週とくらべて苦しい。とくにリードしてからは1stダウンのランをしっかり止められた。
- ディフェンスの陣容は以下のとおり。
- 欠場のDE C.J.ウィルソンに代わって今回もDEジェレル・ウォージーが先発。復帰のDEマイク・ニールにくわえ、プラクティス・スクワッドから昇格したばかりのDLジョーダン・ミラーもアクティブ登録され、DLは6人になっている。(しかしミラーはけっきょく出場せず)
- 右OLBクレイ・マシューズが復帰したが、サイドラインで休ませることも多い。ウォルデン、モーゼス、ゾンボをくわえた4人でローテーション起用。
- パス守備はQBジェイ・カトラーを12/21、135yds、1TD、1INTのレーティング72.5。
- パッカーズ守備のサックは4回28yds。第2Q最初にOLBマシューズ(DEニールとのスタント)、第3QにDEニール(好ラッシュのOLBモーゼスがあぶり出した)、第4QにまたOLBマシューズ(NTラジとのスタント)、終了間際にDEウォージー&DEニールの合同サック(2メンラッシュで!)。
- ケガで弱体化したベアーズOL相手ならもっと圧倒してほしいところだが、遅いサーフェスでは致し方ないかもしれない。
- パスカバレッジは全般によかった。WRマーシャルに6回56ydsを許したが、それ以外のパス成功6回はすべてRBへのもので、マーシャル以外のWR/TEは成功ゼロだった。
- QBスクランブルは1回9ydsと、普段より少ない。ラッシュをかわしてのパス成功もQBカトラーにしては少なかった。
- 第2QのWRマーシャルへの15ydsTDパスはILBジョーンズのミスタックルがひどく、CBヘイワードもスティッフアームで弾き飛ばされてタッチダウンに。
- アウトサイドで2巡指名WRアルション・ジェフリーとマッチアップしたCBサム・シールズはキャッチゼロ(ターゲット4回)に抑え込んだ。後述のとおり、WRにやや厳しいインターフェア判定もあった。
- 新人CBケイシー・ヘイワードは今季6インターセプトに。新人としての6INTはCBマイク・マッケンジー(1999年)と並ぶ球団記録タイ。
- ラン守備は23回83yds(平均3.6)とじゅうぶん合格点。
- 先発RBマット・フォーテイは20回69yds(平均3.5)。前半は13回58yds(平均4.5)を許したが、後半は7回わずか11yds(平均1.6)とシャットアウトに成功し、相手を3rdダウンロングに追い込むことができた。
- 中でもよく頑張ったのは第3Q末のいわゆるゴールライン・スタンド。自陣5ydsから、1stダウンこそ4ydsゲインされたものの、そこから2回ノーゲインに止めてタッチダウンを許さなかった。
- 反則は8回104ydsと多かった。ベアーズの反則も10回91ydsと負けてはいない。
- 第1Q : RTバークレーのフォルススタート。
- 第2Q : OLBウォルデンのフェイスマスク。CBブッシュがパントリターン中にホールディング。
- 第3Q : QBのディレイオブゲーム。CBシールズのイリーガルコンタクト(誤審ぎみ)。Sバーネットのパスインターフェア53yds。
- 第4Q : RGシットンのホールディング。敵陣でのパント前に意図的なディレイオブゲーム。
- ベアーズでは新人WRアルション・ジェフリーが3回もオフェンシブ・パスインターフェア。たしかによく見ればCBシールズを押したり引っ張ったりしているが、逆にCBシールズがジャージを引っ張ったときには審判は見落としている(イリーガルコンタクトは1回、これは誤審気味)。反則3回にはTDパスやロングパスも含まれ、観客のフラストレーションは大きかった。
- キックオフリターンはWRランドール・コブが2回平均18.5yds。ブロックミスで自陣11ydsで倒されるリターンあり。
- パントリターンはWRランドール・コブが3回平均-0.7yds。
- 第4Q、パントキャッチしたWRコブが走ると見せかけてラテラルに投げ、低いパスをWRジェレミー・ロスが捕り損ねてファンブルロストに(コブのファンブル扱い)。ビッグリターンでダメ押しを狙うつもりだったもかもしれないが、トリックプレーを敢行すべき場面だったのかどうか。ディフェンスの頑張りで3失点で済んだが、敗因になってもおかしくない失敗だった。
- Pティム・マステイのパントは5回平均41.6yds、ネット平均33.2yds。前半にはWRヘスターに24ydsリターンを許したが、残り1分を切ったところで敵陣03yds地点に蹴り出したのはスーパーパントだった。いわゆる"Coffin corner"へのパントを成功させてPマステイは大きなガッツポーズ。FG失敗を含めてスペシャルチームではここまで完敗していたが、ようやく最後で好プレーが出た。
- Kメイソン・クロスビーのフィールドゴールは0/2。第2Qには43ydsFGを失敗。蹴った瞬間に大きく右に逸れていた。第4Qには42ydsFGを左アップライトに当てて失敗。試合後の会見でマッカーシーHCは「キッカーを替えることはしない。彼がウチのキッカーだ」と明言している。
- カバレッジチームは難敵デヴィン・ヘスター相手にやや苦しんだ。パントカバレッジは3回平均14.0yds、キックオフカバレッジは2回平均31.5yds。好リターンは許したが、さいわいビッグリターンというほどのものはなかった。
- ケガ人は以下のとおり。
- 第4Q、TEトム・クラブトリーがハムストリングを負傷。試合後のヘッドコーチ会見で言及されたケガ人は彼だけだった。
- 第4Q、スクランブルした際にQBロジャースが足首をすこし痛めたか。プレーは続けている。
- アクティブ登録から外れたのは、RBスタークス(ヒザ)、WRネルソン(ハムストリング)、WRドライバー(親指)、TEウィリアムズ、DEウィルソン(ヒザ)、ILBマニング(肩)、CB/Sウッドソン(鎖骨)。
- コイントスに勝って後攻を選んだ。開始直後の大歓声を避けるためもあって、アウェー戦でこうすることが多い。
- 地区内12連勝を達成して球団記録をさらに更新。今季の勝負どころだった地区内3連戦をこれで3連勝とし、2年連続の地区内スウィープに王手をかけた。
- ベアーズとの通算対戦成績は88勝92敗6分に。
- マッカーシーHCは就任以来ベアーズ戦の成績が10勝6敗に。
- 今回のゲームキャプテンは、WRジェニングス(オフェンス)、NT/DEピケット(ディフェンス)、ILBラティモア(スペシャルチーム)の3人だった。(写真)