過去の記事 |
2012年 >
12月 >
Notebook: シールズとウッドソン復帰
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2012年12月 6日
ケガ人が増えるいっぽうのため、この日の練習は早めに切り上げとなった。
- この日の練習を休んだのは、RBスタークス(ヒザ)、WRネルソン(ハムストリング)、RTラング(足首)、DEウィルソン(ヒザ)、DEニール(肩)、OLBマシューズ(ハムストリング)。
- RBジェームズ・スタークスについては前の記事を参照。
- DEマイク・ニールはヴァイキングス戦で肩を負傷したようだ。 「詳しいことは明日にならないとわからないが、メディカル・スタッフから聞いたかぎりではあまりよくない印象だ」とマッカーシーHC。
- CBサム・シールズ(足首)が練習に復帰。テキサンズ戦での負傷からもう7週間が経っている。 「状態は100%だ。僕は準備ができた。もう1年もプレーしていない気がする。フィールドに戻れてとにかくうれしいよ。日曜には僕は出場する」と本人は強気なコメント。ジャイアンツ戦の前にもいったん練習復帰していたので安心はできない。
- CB/Sチャールズ・ウッドソン(鎖骨)も練習に復帰した。こちらは骨折から6週間。骨折箇所がタックリングに耐えられなければいけないので、実戦復帰までのハードルはシールズよりも高い。
- 1試合休んだWRドナルド・ドライバーが練習に復帰。親指が折れているが、このままプレーを続けるとのこと。 「問題はないけど、折れてるんだ。自分でどうにかできる問題じゃない。ただ言えるのは、これがこれまでで最悪のケガじゃないってこと。僕はどんなこととも戦うし、このケガも乗り越えていける」
- IR入りしたRTブライアン・ブラガが詳しいケガの内容を明らかに。 「報道されている内容は、いったいどこで聞いてきたのか、事実とは違っている。説明しておくと、股関節の脱臼ではないんだ。ボー・ジャクソンのようなね。(大腿骨頭を受ける)寛骨臼の小さな骨折だ。昨日専門医のところに行ってきたんだけど、現時点ではすべてが順調。完全な回復への軌道に乗っている」
- マッカーシーHCは毎回の会見の最初にケガ人情報を済ませるが、主力にこれだけ大量のケガ人が出ては情報を消化するだけでも大変なことだ。この日はOLBマシューズやWRネルソンやRTラングのところで、「率直に言って私は(復帰への)タイムラインを覚えきれない。彼らは回復してきている。しかし今週出られるかどうかはわからない」とまとめてしまった。
- 契約初日の練習を終えたRBライアン・グラント。 「春に再契約してもらえなかったことを恨む気持ちはないよ。復活を目指してうまくいかなかった選手もいるし、このチームに戻れた選手もいる。そうしたことはNFLにはつきものだ。自分の力を証明してやる、という強い気持ちは当然ある。こうした立場の選手なら誰もがそうだろう。観客の立場でフットボールを見るのは好きになれない。(優勝に貢献できなかった鬱憤を晴らすチャンスだが)僕はフィール・グッド・ストーリーのためにここに来たわけじゃない。このチームを助け、勝利に貢献するためだ」
- 仲間からスタンディングオベーションで迎えられたことを、RBグラント本人は「あれはジョークだよ」と謙遜するが、QBロジャースは「本気のオベーションだった」としている。
- RBグラントがインタビューに応えたのは自分のロッカーの前ではなかった。ロッカーに空きがなく、プラクティス・スクワッド選手と同じサブのロッカーを支給されたためだ。IR入りした選手のロッカーを格下げするわけにもいかないからだろう。
- 復帰後の役回りについてCBサム・シールズ。 「そのことは何も考えていない。彼ら(ヘイワードとハウス)は素晴らしい仕事をしているしね。僕はやれと言われた仕事をするだけ」
- CBトラモン・ウィリアムズはヴァイキングス戦でのRBゲアハートへの危険なヒットで、21000ドルの罰金を科せられた。パッカーズ選手の罰金処分はこれで4試合連続。
- 先週から2つ空いていたプラクティス・スクワッドに以下の2選手を追加した。
- T/Gシェイ・アラード Shea Allard はデラウェア大出身のドラフト外ルーキー。ドラフト後にパッカーズのルーキー・ミニキャンプにトライアウト参加して契約に至った。キャンプでは2ndチームや3rdチームの左タックルを務めたが、最終ロースターカットで解雇されていた。
- Sチャズ・パウエル Chaz Powell はペン州立大出身のドラフト外ルーキー。5月にレイダーズと契約したが開幕ロースターには残れなかった。大学では2年目までWRをプレーしていた。DBにコンバートされたあともキックオフリターナーは続け、同大記録の通算1886yds。