過去の記事 |
2012年 >
09月 >
Notebook: ロースター入りの喜び
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2012年9月 7日
- 木曜のフルパッド練習を休んだのはRBジェームズ・スタークス(つま先)とILBジャマリ・ラティモア(足首)の2人。RBスタークスはすでに欠場が決定している。ILBラティモアは前日の練習復帰が時期尚早だったのか。
- 前日から復帰のNT/DE B.J.ラジ(足首)はフル参加に。
- 前日から復帰のCBデヴォン・ハウス(肩)は少しずつ慣らし運転。肩の可動域がかなり制限されるブレースを着けてのプレーに慣れる必要がある。今週は欠場の見込みだが、初めてのフルパッド練習をクリアしたのは一歩前進。
- Sショーン・リチャードソン(ハムストリング)が練習に復帰し、ほぼフル参加だった。
- ともにヒザの負傷でインジャリーリザーブに入っていたドラフト外のRBデュエイン・ベネットとTEエリック・レイアが球団側との "Injury Settlement" に合意し、解雇となった。ケガが治るまでの期間のサラリーを計算し、選手はそれを一括して受け取るとともに自由な身分となる。球団側としては、将来性のあまり評価できない選手に1シーズン分のサラリーを支払う必要がなくなるというメリットがある。この形で退団した選手は6週間は元の球団と再契約できない。
- 新先発RBとなったセドリック・ベンソンについて。
- ヴァンペルトRBコーチ。 「高くタイトにボールを持つことを習慣にさせようと努力している。トラフィックの中ではいいんだ。その点は心配していない。しかし(カットバックを切るときなど)こうしてボールを振る形になったとき、バックサイドから来られると怖い。彼がそれをやるたびに我々は注意をし続けている」
- RBベンソン。 「これまで在籍した2チーム(CHIとCIN)と比べ、パッカーズはボールセキュリティドリルが多い。他ではやらなかったようなボールセキュリティ関係のドリルが3つか4つある」 「フットボールができることが嬉しいし、グリーンベイにいられることに興奮している。このオフェンスの一員として、優勝のチャンスがあることに興奮している」
- マッカーシーHC。 「彼のゲームプランの理解について、私はとても安心感を持っている。フットボールの理解は問題ではない。たまにはそういう問題が起きないわけじゃない。我々のオフェンス用語は固定化したものではなく、常に変化し続けているから。プレーブックも変化を続けているし」
- 不動のリターナーとなったWRランドール・コブだが、それだけでは終わりたくないと本人は言う。 「いずれは、リターナーを他の若手に譲るぐらいレシーバーとして認められるようになりたい」
- ドラフト外ルーキーたちが先週の金曜に53人ロースター入りを知ったときのことについて。
- Sショーン・リチャードソン。 「トレーニングルームにいると、RGシットンたちが集まって何か笑っていて、その中からエリオット・ウルフ(プロ人事部長)が僕のところへまっすぐやってきた。 『まだニュースを聞いてないか? おめでとう、53人ロースター入りだ』 と言われたんだ。僕はまだ(ドッキリか何かではないかと)信じきれなかった。『冗談やめてください』って感じで。でもシットンが、『オレはいつもイタズラを仕掛けるけど、こういう話題ではやらないよ』 と言う。ジョークではないと知って最高の気分だった。真っ先に両親に電話したよ」
- ジェームズ・キャンペンOLコーチ自身も、セインツのドラフト外ルーキーだった1987年に同じようなドキドキを経験している。 「それだけに、G/Tドン・バークレーに伝えたときは私も嬉しかったよ。彼に電話をかけ、いまどんな気持ちか聞いた。彼は緊張した声で、『コーチ、よくあるやつですよ』 と言う。私も経験があるから、こう聞いたんだ。『NFL入りしただけでなく、グリーンベイ・パッカーとなった気分はどうだ?』ってね」
- WRジャレット・ボイキン。 「コンバインで40yds走4.7秒(プロデイでは4.5秒台)だったことはさんざん言われてきたし、モティベーションの元にしてきた。きょうSショーン・リチャードソンとも話したんだ。 『オレたちの夢がついに実現した』 って。これからも毎日努力を続け、さらなる目標を達成していかないといけない」
- OLBデズマン・モーゼスがツイッターでロースター入りを知ったのは先日書いたとおり。
- パッカーズと49ersの選手・コーチはともに互いを高く評価する発言を繰り返し、相手を挑発するようなうっかりミスはこれまでのところまったくない。
- QBアーロン・ロジャースがピザハット社と契約してコマーシャルに出演している(ビデオ)。State Farm社の ”Discount Double Check” シリーズと比べると面白みに欠けるような気も。