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Minicamp Day 2: クレー射撃
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2012年6月14日
マッカーシーHCはミニキャンプ2日目の練習をキャンセルし、選手たちをクレー射撃へと連れ出した(写真集)。パッカーズではマイク・シャーマンHC時代から、ボウリングやゴルフやペイントボールなど親睦のためのイベントをミニキャンプ時に行うことが恒例のようになっている。イベントを終えたLGラングは、「よし誰も撃たれなかった。#success」とツイート。
明日のミニキャンプ練習最終日は、予定を変更してファン公開とすることが発表されている。
- ドム・ケイパースDCはこれまでパスシチュエーションではほとんどニッケル隊形(5DB)しか使わなかったが、今年はダイム隊形(6DB)を活用していくようだ。4WRなどのスプレッド隊形の隆盛に加え、アスレチックなTEのカバーにLB陣が苦しむ場面が昨季は目立った。
- ケイパースDC。 「フィールドによりスピードを、と試みているところだ。(ドラフト補強の成果もあって)昨年より選択肢がずっと増えている」
- ジョー・ウィットCBコーチ。 「ダイムを増やさなければならないと思う。4WRや5WRを使うチームとの対戦が多く、相手はミスマッチを突いてくる。それにまるでWRのようなTEたちがいて、サンフランやニューオーリンズのTEは彼らのベストレシーバーだ。そうした選手にこちらのベストプレーヤーのウッドソンを付けることができれば役に立つ」
- 現状でのダイムバック最有力候補はCBジャレット・ブッシュ。ウッドソンに次ぐサイズがあり、ブリッツやランサポートもいいので、代役出場時にはウッドソンと同じような使われ方をしてきた。ウッドソンとブッシュがインサイドに入り、アウトサイドのWRはこれまで通りCBトラモン・ウィリアムズとCBサム・シールズが担当するだろう。
- ケイパースDC。 「ニッケルバックやダイムバックはラインバッカーのようにプレーしなければならない時もある。ランに対してギャップを守ったり、RBをタックルする機会も増える。ブリッツをしてRBとの1on1に勝たなければならない。だからインサイドではフィジカルな選手が必要なのだ」
- 2巡指名CBケイシー・ヘイワードもニッケルやダイムに向いたタイプ。 「彼は非常に賢く、物事がよく見える選手だ。決してプレーを諦めないところも際立っている。入団後の練習ではまだビッグプレーがないが、諦めないところがいい。アサインメントミスも少ない。振る舞い方もプレーもルーキーらしからぬところがある」とウィットCBコーチ。
- OTAやミニキャンプでは、CBウィリアムズとCBシールズに加えてCBデヴォン・ハウスが常にアウトサイド。CBブッシュ、2巡指名CBヘイワード、4巡指名SSマクミリアン、CBブランディアン・ロスがインサイドCBとして練習している。
- 今年はオフェンスのコーチ陣に人事異動が多かったことについてマッカーシーHC。 「私にとって今年最大のチャレンジは(選手でなく)スタッフ・ミーティング・ルームだ。先日はベン・マカドゥー(TEコーチ→QBコーチ)にTEのことを尋ねてしまった」
- 昨季プラクティス・スクワッドで過ごしたWRディオンドレ・ボレルの成長についてQBアーロン・ロジャース。 「1年目から2年目の成長という点でディオンドレがいちばん大きな飛躍をしてる。彼は昨季スカウトチームでの機会をよく活かした。素晴らしいチームメイトだしハードワーカーで、QBの経験(ユタ州立大ではQBだった)からフットボールをよく理解してる」
- WRジェームズ・ジョーンズがトレード候補、との噂が一部で出ている。信憑性のほどはわからない。