グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2011年7月30日

RTマーク・タウシャーを解雇

パッカーズがRTマーク・タウシャーを解雇したことが明らかになった。彼は2000年7巡指名で地元ウィスコンシン大から入団して以来、10年以上にわたって一流右タックルとして活躍。人格的にも優れ、無口な同僚LTクリフトンとは対照的に、気の利いたコメントで記者やファンを楽しませることも多い。しかしここ数年は大きなケガに苦しみ、昨季は肩を負傷して戦線離脱の間に新人ブライアン・ブラガに先発の座を奪われる結果となった。

今年はベースサラリーが$4.1ミリオンに跳ね上がる契約になっており、控えOLにこの金額は高すぎる。そのため解雇は確実とみられており、キャンプインぎりぎりまで解雇されなかったことがむしろ意外。球団としては、地元出身の人気者の面目を守るために引退を選ばせようとし、本人が現役続行を望んだのか。それとも、控え相応のサラリーへと減俸を求めて本人に断られたのか。

Journal Sentinel紙の計算によると、RTタウシャーの解雇でサラリーキャップ上$4.58ミリオンが浮き、ILBバーネット、OLBポピンガ、ILBチラー、DEハレルを含めた計5人の解雇で$17.26ミリオンのキャップの余裕を作ったことになる(Kクロスビーや新人たちとの契約である程度食いつぶされる)。ーブにただ、ILBチラーを除けばどれも春以来予想されていた人事で、ついに来るものが来たといった感じ。5人全員が昨季後半インジャリーリザーブにいて、チーム躍進に貢献できなかった、という点も共通している。

カテゴリ : Contract/Personnel, Player