グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2011年6月11日

RTマーク・タウシャーの今後は

WRグレッグ・ジェニングス主催チャリティ・ゴルフ・トーナメントが開催され、パッカーズ選手多数が参加した(写真)。RTマーク・タウシャーも久しぶりに顔を見せてインタビューに答えたが、(引退も含めて)今後のことははっきりしない、と語っている。負傷中に新人ブラガに先発RTの座を奪われ、2月末には彼に減俸を求めることを匂わすマッカーシーHC発言もあった。4月のドラフトではOTデレク・シェロッドが1巡指名され、33歳のタウシャーが先発の座を奪い返す可能性は低くなる一方だ。

「手術した肩の状態はいいよ。リハビリはうまく行ってる。手術前はすごい痛みがあったけど、ずっとよくなった。今は肩を100%の状態に戻すことに集中している。 来季プレーするか? 自分でもまだはっきりしないんだ。ロックアウトが終われば、自分の状況がどうなっているか、はっきりするだろう。それからじっくり考え、次のステップをどうするか結論を出すよ」

10年前にはRTアール・ドットソンが、若きタウシャーに先発の座を奪われたあと2年間ほど安いサラリーで控えを務めたことがあり、今はタウシャーが同じ状況になろうとしている。どの程度の減俸を求められるのか、交渉などなく単純にカットされるのか、FA市場に出たとして他球団で先発のチャンスがあるのか、控えに甘んじるよりは引退を選ぶのか。おそらくそういった選択肢を検討することになるのだろう。

ウィスコンシン大とパッカーズへの長きにわたる貢献を称え、この6月10日をマーク・タウシャーの日とする、とスコット・ウォーカー知事が宣言。この日のゴルフ・イベントの中でも、WRジェニングスがタウシャーを顕彰する機会を作ったり、ウィスコンシン大のマーチング・バンドが同大の応援歌を吹奏する場面もあった。

「昨季は素晴らしいシーズンだったよ。そりゃあ自分で最後までプレーしたかったけど、あのような成り行きでシーズンを終えることができて最高だった。ケガさえなければよかったとは思うけど、キャンプから目指してきた目標が達成できたんだからね。32球団が1つのゴールを目指し、僕らがその頂点に立つことができた。ほんとうに特別なことだ」

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