グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2011年3月 3日

TEリーとFSマーティンを解雇

パッカーズはTEドナルド・リーおよびFSデリック・マーティンの解雇を発表した。(同時にILBホークも解雇されたが、直後に再契約したのでここでは省く)

現在30歳のTEドナルド・リーは、ミシシッピ州立大から'03年ドラフト5巡でドルフィンズに入団。'05年開幕前に解雇されてパッカーズへ移り、'07年にスターターに昇格した。しかし次第にスピードが衰えてブロッカー役だけの存在に。'09年にはフィンリーに先発の座を奪われ、昨年フィンリーが戦線離脱してもスターターは新人クウォレスだった。結局キャリア最低のパスキャッチ11回73yds、プレーオフではキャッチゼロ。しかし最終週CHI戦ではプレーオフ進出につながる決勝TDを挙げている。

契約はあと1年残っていたものの、レシーバー能力の高いフィンリーとクウォレス、ブロッキングに優れたクラブトリー、LB兼任のヘイヴナーと若手TEが4人揃っているため、いずれ放出は避けられないと見られていた。トンプソンGMは声明の中で、「パッカーズへの大きな貢献と、キャリアを通じて良きチームメイトであり続けたドナルドに、我々は感謝の意を伝えたい。優れたプロフェッショナルである彼の今後の成功を、我々は心から願っている」と語っている。

FSデリック・マーティンは、6巡指名入団したレイヴンズで主にCBとしてプレーしたあと、'09年開幕直前にT/Gトニー・モールとのトレードでパッカーズへ。昨年10月にヒザのケガでインジャリーリザーブに入るまで、スペシャルチームの中核の1人として働いていた。まだ25歳と若く、契約はあと1年残っていたが、(レイヴンズ末期にコンバートされた)セーフティでの進歩が物足りずに見切りをつけられた、ということだろうか。

カテゴリ : Contract/Personnel, Player