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Notebook: ふだん通りの心構え
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2011年1月26日
- 首の負傷についてLTチャド・クリフトン。「ちょっとこわばっているだけ。これまでにもこの状態でプレーした経験があるし、"Stinger"はNFLではすごく多いんだ。復帰してプレーできる程度で幸運だったよ。練習を休むようなものではないと思う。ヒザの状態は、(調子が悪かった)シーズンの初めと比べれば雲泥の差だ」
- 足首を痛めて退場したOLBエリック・ウォルデンについてマッカーシーHC。「負傷の程度は詳しく把握していないが、メディカル・スタッフによると金曜に練習参加できる可能性があるそうだ」
- QBアーロン・ロジャースについてマッカーシーHC。「(TDランの際にハードヒットを受けて)肩に痛みはある。NFL選手、とくにこの時期のQBともなれば、あちこちに打撲やあざがあるのは無理もない」
- 来週月曜から始まるスーパーボウル・ウィークの予定が発表された。パッカーズは月曜午後3時半ごろにダラス到着の予定。火曜は選手・コーチに記者が群がる(あるいは群がらない)メディア・デー。この予定表によれば、水・木まで選手が取材を受け、金・土はシャットアウトできるということだろうか。なお、ウィスコンシンも現地テキサスもおなじ中部時間に属する。(タイムゾーン地図)
- 正式発表はないが、今週のチーム練習は金曜から始まる模様。金・土・日と練習して月曜に移動、来週はふだん通り水・木・金の練習となるはず。
- 今回のスーパーボウルはパッカーズがホーム扱い(NFCとAFCが毎年交互)のため、約1か月ぶりにグリーンのジャージを着る。
- スーパーボウル関連の情報は以下のページも参考に。
- いつもの月曜はヘッドコーチ会見だけだが、この日はWRドライバー、LTクリフトン、FBクーン、OLBマシューズ、FSコリンズ、NTラジの6選手が次々と会見場のポディウムに立った。プレーオフに入ってからマッカーシーHCは試合翌日の会見で必ずスーツを着ている。(写真)
- マイク・マッカーシーHC。「故郷ピッツバーグはもちろん私にとって大きな一部分だ。まだそこに住んでいる家族もいるしね。今回は誰にとっても非常にユニークな経験になるだろう。コーチングスタッフの半分は、ピッツバーグでプレーしたりコーチしたりピッツバーグ出身だったりする。そういった意味で記事のネタは豊富だ。しかし、我々は第45回スーパーボウルの準備をするのではない。フットボールのゲームでピッツバーグ・スティーラーズを倒すための準備をするんだ。そのことに集中しなければらなない」
- マイク・マッカーシーHC。「試合後のロッカールームで、テリー・ブラッドショーからハラス・トロフィーを受け取ったのは素晴らしかった。私の若いころ、テリーはピッツバーグで4回もスーパーボウルに勝ったのだからね。しかし私はグリーンベイ・パッカーであり、我々にとってはロンバルディ・トロフィーを故郷に帰すことが重要だ」
- WRドナルド・ドライバー。「 『いつもと変わらぬゲームにすぎない』というのがコーチ・マッカーシーのモットー。だからスティーラーズを倒すことに集中している。スティーラーズにはすごいディフェンスがあるけれど、相手がどうこうではなく、僕らのフットボールができるかどうかだ。自分たちのスタイルのフットボールを続け、何も変えちゃいけない」 「スーパーボウルの騒ぎに、ウチの若い連中はうまく対処できると思う」 「僕はテッド・トンプソンGMと長い付き合いだ。彼は常に、チームのためにベストと思う道を選ぶ。ロッカールームの中からチームを作り、(外部補強より)すでにいる選手を信じる、というやり方だ。フロントの方針を僕が心配しても仕方がない。トンプソンGMのキャリアは素晴らしい。(いずれ放出されようと)彼の判断を受け入れるしかない」
- LTチャド・クリフトン。「アーロン(QBロジャース)は信じられないほどのフットボールを続けてる。アトランタ戦は、僕が見たQBの中で最高のプレーだった。腕と脚で好プレーを生み出す。特別なプレーヤーだ。ふだんの彼? 見たまんまだよ。地に足がついている。猛烈に働く。あのファーヴ騒動に対処できたことは驚くに値しない。真のプロフェッショナルだ」 「グリーンベイは特別な場所だ。カレッジの町を思い出させる雰囲気だ。ファンたちは筋金入りで、忠誠心がすごく強い。ここに11年もいられて幸せだ」 「(IR入りしている同期入団の)RTマーク・タウシャーはすごくハッピーに過ごしているよ。彼をへこませるのは大変だ。スーパーボウル進出に大興奮してる」
- FBジョン・クーンはスティーラーズのプラクティス・スクワッドにいた2005年シーズン、チャンピオン・リングをもらっている。パッカーズ選手でリングを持っているのは彼だけだ。「でも、アクティブ・ロースターに入ってフィールドに出るのでなければ、と自分に言い聞かせてきたよ」
- OLBクレイ・マシューズ。「ベン・ロスリスバーガーは最もサックしにくいQBの1人だ。ファイトし、タックルを破ってプレーを決めてしまう。昨季の対戦ではパスラッシュでそれなりに成功を収めた(5サック)けれど、あまりに多くパスを許し過ぎた。こちらは倒れて終わるのでなく追い続けなければいけない。ポケットを崩壊させるように」 「父が応援に来るかどうかだけど、(自分たち兄弟の)BCSチャンピオンシップを2回応援に来て両方とも負け(5年前のUSC、今年のオレゴン大)、叔父のスーパーボウルも応援に行って負けたから、今度は来ないかもしれないって父は言ってた」
- FSニック・コリンズ。「もう(喜ぶのではなく)本番のスーパーボウルに気持ちを向けるときだ。昨日は勝利した。すこしの間それを祝ったけれど、これは僕らの仕事だ。現地に行っても、今季これまでと変わらぬ精神状態を保ちたい。集中を保ち、謙虚さを持ち続けることだ」
- NT B.J.ラジ。「タッチダウン・セレブレーション・ダンスについて、たくさんのフィードバックがあったよ。試合後に170個も携帯メールが来た。僕にはダンス・レッスンが必要だという意見も」 「スティーラーズはランでボールを進めることを好む。あちらのRBはすごくフィジカルだし、レシーバーにはスピードがあり、スーパーボウルに2回勝ったQBがいて、とても倒すのが難しいQBだ」
- パッカーズとスティーラーズは通算32回対戦し、パッカーズが18勝14敗と勝ち越している。スティーラーズが1933年の創立から1971年までの39年間でプレーオフ1回というドアマットだったことが大きく、1970年以後に限ればこちらが3勝7敗と負け越している。
- 前回の対戦は2009年第15週の@PIT。たいへんなシーソーゲームのすえ、終了と同時にWRウォレスへのTDパスが決まり(PATで逆転)、スティーラーズが37-36で勝利を収めている。しかしスティーラーズにとって、この36失点は過去5年間で2番目に多い失点だった。(最多は今季のNE戦)
- スティーラーズでは元パッカーズのジェレミー・カピノスがパンターを務めている。Pダニエル・セプルヴェダが第13週で戦線離脱したため、スティーラーズは12月7日にカピノスと契約。セプルヴェダは今季ネット39.1ydsと優秀な成績だったが、カピノスはプレーオフ含めて6試合でネット平均33.0とやはり数字が悪い。彼は2008年終盤にパッカーズに入団、2009年いっぱいパンターを務めたが、ネット平均34yds台と成長が見られず退団していた。
- OLBクレイ・マシューズがオールプロの1stチームに選出。他にはCBチャールズ・ウッドソンとFSニック・コリンズが同じくオールプロの2ndチームに選ばれている。(AP通信の選ぶこのオールプロが実質NFLの公式オールプロ。APの選ぶ各賞がこれから順次発表されていくことになっている)
- QBアーロン・ロジャースがSports Illustrated誌の表紙を飾っている。