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Notebook: ソルジャーフィールドの芝
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2011年1月18日
日曜を休日としたパッカーズは月曜朝から始動。とはいっても、この日は各自トレーニングのあと、ポジションやチームでのミーティングだけ。火曜は通常どおり休日で、水曜からフィールドでの練習が行われる。カンファレンス決勝の週であるため、この日はマッカーシーHCだけでなく、WRジェニングス、Cウェルズ、CBトラモン・ウィリアムズ、ILBホークの4人が記者会見を行っている。
- 「我々は比較的健康だ。とくに報告するようなケガ人はない」とマッカーシーHC。先日途中退場したFBクーン、NTラジ、CBパット・リーはどれも大したことはないということか。情報を出し惜しみしているだけかもしれない。
- 5試合欠場中のOLBフランク・ゾンボ(ヒザ)についてマッカーシーHCは、「今週は出場できる可能性がある。明日テストする」と説明。とはいっても、代役のOLBウォルデンがそれなりに結果を出しているので、即先発復帰できるのかどうか。
- 3年前のNFC決勝でNYGに敗れた経験についてマッカーシーHC。「振り返っても利益はないように思う。当時とはまったく別のチームだ。コーチも違い、対戦相手も違い、場所も違う(3年前はホームだった)。経験した連中はそれぞれ個人的な思い出があり、そこから学ぶことはあるだろう。私は当時より良いコーチであるだろうし、選手たちもそうに違いない。人生の何事もそうだが、失敗した経験から学ぶことはある。しかしここで3年前と今回のゲームを比べたところで、得るものはないと思う」
- ソルジャーフィールドの芝の状態の悪さが大きな話題となっている。今週はNFL職員がソルジャーフィールドの担当者と共同でフィールドの維持管理をすることになっていて、芝の張り替えの可能性もあるらしい。
- ソルジャーフィールドの芝についてWRグレッグ・ジェニングス。「たぶんNFLで最悪だろうね。ゲーム前にはなんとか足元の感触をつかんでおく必要がある。本番ではものすごく大きな意味を持つことになるから。昨日もレシーバーがルートを乱すことが何度かあったね。でもこうしたことは、寒冷地ではどのフィールドでも起きることだ。自分の足場や体の傾きなどに気をつけなければならない」
- 同じくフィールド状態についてマッカーシーHC。「我々はあまり心配するつもりはない。とくにロードでは、毎週こうしたことはつきものだ。試合前は早めにフィールドに出て、シューズを適切に整える必要がある。いつもどおり木曜は屋外で練習する。ウチのフィールドは素晴らしい状態だが、できるだけ本番の状態に近づけるようにする。屋内練習場で行うときも、ドアを開け放って気温を下げ、低温でのフットボールのハンドリングを確かめるようにする」
- ビッグプレー連発についてCBトラモン・ウィリアムズ。「たまたま僕がそういう状況になっただけで、大したことじゃない。ウチの連中ならみんなできることだ。今季の僕のインターセプトのうち、約半分はフィルム・スタディの成果だ。残りの半分は嗅覚だね。僕は以前からフィルム・スタディを重視し、毎年その方法を増やしてきた。球団が使うのと同じプログラムを自分のラップトップPCに入れていて、家に帰ったら息子としばらく遊び、自分の部屋に行って2、3時間フィルムを勉強する。そうしてると時間が経つのはあっという間だ。たぶん夜の12時か1時ぐらいまで。それから寝て起きて練習に行く。それが僕の1日だ」