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Notebook: 今週もリターナー警戒
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2011年1月13日
- WRドナルド・ドライバー(ヒザ打撲)は火・水とほぼフル参加。DEカレン・ジェンキンズ(ふくらはぎ)も練習できていて、出場は問題なし。
- 2試合欠場中のSSアタリ・ビグビー(鼠蹊部)は火・水と練習に参加し、3試合ぶりの出場に向けて順調。
- OLBフランク・ゾンボ(ヒザ)はまだ練習に復帰できず、今回も欠場か。FBコーリー・ホール(ヒザ)はスカウトチームでのプレーに留まっていて、通例からするとこちらも欠場の公算が大きい。
- C/Gジェイソン・スピッツは火曜の練習でふくらはぎを負傷し、水曜は休んでいる。"Questionable"から"Doubtful"とのこと。以前と違って左右ガードの2番手はT.J.ラングが務め、スピッツはセンターだけの控えになっている。
- RTブライアン・ブラガはPHI戦で右肩を負傷したが、練習には参加できている。ノーパッド練習だったこの日、本番で使うブレースに慣れるため、彼だけはパッドを着けていた。「大学では左肩手術の後にブレースを着けてプレーしたこともあるけど、その時よりはずっとマシ。ブレースで動きが制限されればホールディング反則を犯しにくい? そうかもね(笑)。両方のために必要かも。でも肩は大丈夫だよ。これもフットボールだ」
- 早くからATL戦の準備をしてきたことについてマッカーシーHC。「1stラウンド次第では3通りの対戦相手が考えられる、という状況も経験したことがある。もしそうなっていたらスカウティング部門の仕事は大変だっただろうが、今年はアトランタと決まっていたので助かった。我々は(PHI戦のゲームプランが完了した)先週木曜夜に準備を始め、選手が練習を終えた金曜午後や、日曜朝までコーチの多くが取り組んできた」
- 通常の週ならば、月曜に前日のフィルムを見て問題点を分析、それから次の対戦相手の準備に入り、火曜いっぱいをかけてゲームプランを作成し(選手は休日)、水曜の初練習でそれを選手たちに伝える。しかし今週はショートウィークのため、コーチたちは火曜の初練習に間に合うようゲームプランを準備する必要があった。
- 派手な落球の目立つWRジェームズ・ジョーンズについてQBロジャース。「僕は彼とすごく親しいし、なにも問題はないよ。プログレッション(プライマリーレシーバーから順に見ていく)を経たうえでジェームズがオープンなら、彼に投げることに何のためらいもない」
- 第12週ATL戦では、第4Q末に英雄的な同点TDドライブを成功させたものの、直後にWRエリック・ウィームズのビッグリターンを喰らい、しかもフェイスマスク反則で好フィールドポジションを与えてサヨナラ負けのきっかけを作った。WRウィームズは今季キックオフリターンでNFL3位の平均27.5ydsという好成績を残している。「WRデヴィン・ヘスターとWRデショーン・ジャクソンに連続で当たったのが僕らの役に立つだろう。ウィームズもすごく優秀なリターナーだ。こちらも必死でやらなければ」とFBジョン・クーン。
- これまで4試合連続で摂氏0℃以下のゲームだったが、今回は1か月ぶりのドーム戦となる。「サイドラインで体をほぐす努力をしなくて済むのはいいね。それが一番ありがたい。寒くないってのはいいよ」とPティム・マステイ。
- ILB A.J.ホークは今季自己最多の3インターセプトを記録。じつはLBとしては今季NFL最多タイ。
- 昨年途中までベアーズのカレッジ・スカウティング部長だったグレッグ・ゲイブリエルが、「ベアーズは6巡でRBジェームズ・スタークスを指名する寸前だった」というエピソードを紹介し、ちょっとした話題になっている。指名決定を伝えようと彼が電話でスタークスを呼び出したところ、直前でジェリー・アンジェロGMが考えを変えてQBダン・ラフィーヴァーを指名。12スポット後にパッカーズに指名されたRBスタークスはプレーオフでサプライズ・ヒーローとなり、QBラフィーヴァーは開幕前に解雇されて現在ベンガルズにいる。指名直前でGMが気持ちを変えるのはNFLでは珍しくないが、こうして詳細に暴露されるのは珍しい。(アンジェロGMはこのエピソードが事実だと認めた)