グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2010年8月 7日
キャンプを訪れているNFL審判団が新ルールまたは新解釈を解説している。
- プレーオフでの延長戦の新方式は3月の記事参照。レギュラーシーズンはこれまでどおりサドンデス。
- 衝突の多い副審(Umpire)の安全のため、副審はこれまでのディフェンス側でなく、主審と同じくオフェンス側のバックフィールドに位置する。主審がQBの利き腕の側、副審がその反対の側。ただし前後半2ミニッツは副審はディフェンス側に移る(昨年までの配置図)。審判によると、副審の位置変更でOTのホールディングを判定しやすくなるかわり、DLのホールディングは見づらくなる、とのこと。また、(WRウェス・ウェルカーの得意な)副審の真横を走ってディフェンダーを振り切る手はこれから使えなくなる。
- 無防備なプレーヤーの頭・首のエリアをディフェンダーがヘルメット・ショルダーパッド・前腕でヒットしてはならないが、「無防備なプレーヤー」の定義を今年は拡大する。パスを投げているQB、キャッチしようとしているレシーバーまたはリターナー、すでに捕まって前進が止まったボールキャリアー、プレー終了後に倒れている選手、(INTなど)チェンジオブポゼッション後のQB、キック後のパンターおよびキッカーが保護の対象となる。
- (キャッチ後であっても)レシーバーに対し、完全に飛んで(launch himself)ヒットすることは禁止に。つまり、水泳の飛び込みのように両足を浮かせて頭から飛び込んではいけない、という意味。
- 今年からボールキャリアーのヘルメットが脱げたらそこでプレー終了となる。ヘルメットなしでの爆走はもうできない。
- FGの際のロングスナッパー保護をさらに強化。ディフェンダーの全身がロングスナッパーの肩より外側にいなければならない。昨年まではディフェンダーのヘルメットがロングスナッパーの肩の外にあればよかった。
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