グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2010年6月17日

DEジョリーがRFAテンダーにサイン

未契約RFA(制限付きFA)だった3選手のうち、DEジョニー・ジョリーがパッカーズからのテンダーオファーにサインした。規定により6月15日になると球団側はテンダーオファーを「前年サラリーの110%」に減額することができるためだ(3選手の差額リスト)。DEジョリーは減額されれば$2ミリオン近くを失う恐れがあり、しかも裁判を控えていて契約延長の望みがないので、ついに年具の納めどきが来たということだろう。

残る未契約RFAはSSアタリ・ビグビーとCBトラモン・ウィリアムズの2人。Journal Sentinel紙の最新情報によると、CBウィリアムズの代理人はサインした書類をすでに球団側に送ったらしい。リーグの契約リストにはまだ表れていないが、情報が本当であれば、あとは正式な手続きを待つだけだ。

球団側がオファーを減額できるのは15日深夜0時(東部時間)から24時間の間だけで、元のオファーのまま据え置くことも自由。Journal Sentinel紙によると、直前にパッカーズは3選手に対し「サインしなければ減額する」と最後通告を行った模様だが、SSビグビーとCBウィリアムズに対して実際に減額したかどうかは判明していない。しかしCBウィリアムズが本当にサインしたとすれば、おそらく減額前のオファーだろう。

SSビグビーは差額が$5万ドルほどしかないので、サインせず粘っても失うものは小さい。しかし彼が今年中に契約延長してもらえる可能性は低く、チーム合流が遅れれば新人SSモーガン・バーネットにつけいる隙を与えるだけなのではないか。

カテゴリ : Contract/Personnel