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Notebook: RBグリーンは高校で研修中
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2010年3月27日
- パッカーズから無制限FAとなった5選手のうち、いまだにフリーなのはRBアーマン・グリーンだけ。「最大の目標は、今年パッカーズでプレーすること。僕も代理人もトンプソンGMたちフロントと話し合いをしている。あとは彼らがドラフト等との関係で決めることだ」と残留への強い希望を表明している。
- RBグリーンは精力的なトレーニングを続けるいっぽう、教員免許と修士号の取得を目指し、先月から教員のインターンとしてグリーンベイ近郊の高校で教えている。「最初の数日は、廊下を歩いていると 『うわ、アーマン・グリーンだ』 と言われたり、携帯で写真を撮られたりね。『今はグリーン先生と呼べ』 と言ってやったよ。毎朝学校に通うのが楽しくてしょうがない。僕は学ぶことが大好きだから。高校生たちときたら毎日何が起こるか全く予想がつかなくて、そこが面白いところだ。僕の言葉すべてが彼らの耳に残るわけじゃないが、何かしら彼らをモーティベートし、人生の目標を定める手助けをすることができる」
- 未契約RFA選手のうち、現在オフシーズン・プログラムに参加しているのはFBジョン・クーンだけで、それ以外の5選手(C/Gスピッツ、LGカレッジ、DEジョリー、SSビグビー、CBウィリアムズ)は参加していない。未契約選手は参加できないのは普通で、FBクーンだけは参加するため球団側と取り決めを結んでいる。
- DEジョニー・ジョリーが2008年に鎮痛剤コデインの大量所持で逮捕された事件の裁判が、5月21日から行われることが正式に決まった。検察・被告双方の都合で何度も延期となってきたが、ようやく陪審裁判の場で決着がつけられることになる。有罪となった場合、最大で禁固20年の可能性がある。
- 以下は今週のマイク・マッカーシーHCの発言から。
- TEスペンサー・ヘイヴナーの事件(17日の記事へ)について。「事件翌日の日曜に本人と話をしたのだが、私がここで話せるのはケガの部分だけだ。チームドクターの診断を受けていないのではっきりとは言えないけれど、復帰まで4週から6週、といった感触だ。彼の(法的な)状況についても我々は注視していく。彼は人柄のよいしっかりした若者だが、ひどい過ちを犯したと思う」
- ACL断裂でリハビリ中のCBアル・ハリスについて、「開幕に間に合うとは保証できない」と慎重な見通し。「いま彼はフロリダで必死にやっているところだ。いずれグリーンベイに来る予定だが、具体的な日にちは把握していない。昨年のRTマーク・タウシャー(11月初めに先発復帰)と同じような感じ? そうなるかもしれない。マークよりアルの方が負傷の時期が(半月ほど)早かったのは事実だが、アルのは(ACL断裂の中でも)重いものだ。まあ彼のことだから、9月に間に合ってもおかしくはないが」
- T.J.ラングのポジションについて。「チーム内でも意見がさまざまなんだ。私、ジョー・フィルビン(OC)、ジェームズ・キャンペン(OLコーチ)、ジェリー・フォンテノー(アシスタントOLコーチ)と、いろいろ意見を言い合った。私個人としては、彼の将来はガードにあると考えている。体つきからしても、左ガードがぴったりだと思う。まだ若いし、ガードをやるにはもっと力をつけていく必要はある。しかし(大学でずっとLTだったので)タックルの方がやりやすい、というのももっともな話だ。右タックルならすぐにでも行けるはずだし、代役左タックルもよくこなしてくれた」
- プロ2年目でブレークしたTEジャーマイケル・フィンリーについて軽い懸念を明らかに。「あれほど早く成功を収めた選手については、いつだって心配なものだ。彼はフットボールを愛し、よい環境でフットボールに打ち込んでいる。ワークアウト、ドリル・ワーク、マカドゥーTEコーチとの1on1のトレーニングなど、できるかぎりのことやっている。しかし多くの選手と同じように、球団施設を離れた後のことがどうしても心配になる。このNFLでは、自分の収めた「成功」とどう付き合うかが最大のチャレンジなのだから」
- カレッジフットボール界の大ヒーロー、QBティム・ティーボウ(フロリダ大)がドラフト何位で指名されるか、NFLで成功できるかどうかが大きな話題となっている。「改善すべき点はあるが、あのフットボールへの情熱を見ると、彼を育てる機会を手に入れるのは誰か、とても興味をそそられるね。私もぜひ取り組んでみたいものだ」