グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2010年3月24日

補償ドラフト指名権で5巡を獲得

Compensatory Draft Pickつまり補償ドラフト指名権(用語集へ)として、今年のパッカーズはドラフト5巡指名権(全体169位)を受け取った。この仕組みはNFLの戦力均衡策の1つで、前年のFA流出がFA獲得と比べて多かったチームに対し、3巡から7巡のドラフト指名権32個をNFLが配布するもの。人間が決めるのではなく、契約金額と活躍の度合いに応じて、複雑な計算式で割り出される。各巡の最後に付け加える形になっていて、この指名権はトレードできない決まり。

昨年のパッカーズが失ったFA選手はDTコリン・コール。彼は$21.4ミリオンの5年契約でシーホークスに移籍し、15試合に先発している。獲得したFAはC/Gデューク・プレストンだが、開幕前に解雇のためカウントされなかった。今年配布された指名権は3巡が3個、4巡が1個、5巡が6個、6巡が6個、7巡が16個だった。

今年のパッカーズのドラフト指名権は以下の8つとなった。全指名順はウィキペディア参照。

 1巡23位
 2巡24位 (全体56位)
 3巡22位 (全体86位)
 4巡24位 (全体122位)
 5巡23位 (全体154位)
 5巡38位 (全体169位)
 6巡24位 (全体193位)
 7巡23位 (全体230位)

勝率とプレーオフ成績が同じパッカーズとイーグルスが巡ごとに交互に23、24位で指名する。なお、昨年レッドスキンズが補足ドラフトで3巡を使ったため今回のドラフトで3巡(4位)指名権を失い、5位以降の球団が1つずつ繰り上がっている。

カテゴリ : Draft