過去の記事 |
2010年 >
03月 >
Notebook: NTピケットとRTタウシャーの契約詳細
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2010年3月19日
- NTライアン・ピケットの契約の詳細が判明。
- 総額$24.925ミリオンの4年契約で、契約ボーナスが$2ミリオン、ロースターボーナスが$6.4ミリオン。
- ベースサラリーは今年が$1.2ミリオン、2011年$2.7ミリオン、2012年$4.5ミリオン、$2013年$5.4ミリオン。
- 毎年$20万ドルずつのワークアウトボーナスと、4年総額$70万ドルのインセンティブ。
- 3年目からサラリーが跳ね上がるため、実質2年契約に近い内容に見える。ロースターボーナスが大きいので、来年か再来年解雇してもキャップへの痛手はわずかで済む。
- RTマーク・タウシャーの契約も以下のように判明した。地元両紙でわずかに食い違っているが、シンプルなPress-Gazette紙の数字を紹介。
- 総額$8.7ミリオンの2年契約で、契約ボーナス代わりのロースターボーナスが$1.8ミリオン。
- ベースサラリーは今年が$1.4ミリオン、来年が$4.1ミリオンに跳ね上がる。(ヒザのACLを断裂する前は2007年が$3.4ミリオン、2008年が$5ミリオンだった)
- ワークアウトボーナスが毎年$20万ドルずつ。1試合出場するごとのロースターボーナスは毎年合計$50万ドルずつ。(1試合$31,250ドル)
- まとめると、今年受け取るのが総額$3.9ミリオン、来年が$4.8ミリオン。控え選手に$4.8ミリオンは高すぎるので、来年もし先発の座を失ったら解雇するつもりの実質1年契約のようなものかもしれない。契約ボーナスがないので、もし来年解雇してもキャップへの痛手はない。
- 制限つきフリーエージェント(RFA)のCBウィル・ブラックモンはパッカーズからオファーされていた最低額テンダー($1.176ミリオン)にサイン。残留が確定し、オフシーズン・プログラムに参加している。
- 今週月曜からオフシーズン・プログラムがスタート。契約下にない選手はもし参加して負傷しても補償を受けられないので、未契約のRFA選手はふつう参加しない。FBジョン・クーンは球団側と独自の取り決めを結んで参加している。
- 未契約のRFA選手の中でLGダリン・カレッジだけは、長期契約を求めてオフシーズン・プログラム(OTAを含む)の一部を欠席する姿勢を明らかにしている。本人は母校のあるアイダホ州ボイジーでトレーニング中。2巡テンダーをオファーされているので他球団から声がかかるはずはなく、昨季の働きではパッカーズが長期契約を検討してくれるはずもない。ジェイソン・スピッツとの先発LG争いが不利になるばかりなのだが。
- 先日パッカーズから解雇されたSマット・ジョルダーノはファルコンズと契約。
- パッカーズファンが誇りにしているのが、キャンベル社の恒例"Click For Cans"チャリティコンテストで毎年優勝していること。同社サイトで(1日1人1回まで)クリックすることで各球団ファンがポイントを積み重ね、シーズンを進めていく。2009年シーズン決勝でジャガーズファンを倒したパッカーズファンは、これで8連覇を達成。賞品としてキャンベル社からウィスコンシン州の食糧銀行へ28000缶のチャンキー・スープが贈られ、今週火曜には州内29ヶ所の食糧配給所で配布が行われた。ランボーフィールドではパッカーズ選手たちも配布作業に参加している。(写真)