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Notebook: FSコリンズがRFAテンダーにサイン
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2010年3月11日
- 先日RFAとしてオファーされた最高額テンダー($3,268ミリオン)にFSニック・コリンズが早くもサイン。他球団と交渉する権利を手放した。代理人は、「本人のパッカーズへの愛情とオフシーズン・プログラムへの意欲」が理由だとし、先日と同じく長期契約への楽観的な見通しを強調した。
- FSコリンズのような大物RFA選手がこれほど早くサインするのは珍しいが(大物RFAとしてはNFLで今年初めて?)、1巡+3巡指名権が必要であるため、他球団が獲得に乗り出す可能性はゼロに等しい。「長期契約交渉してくれないとサインしないぞ」と球団側にプレッシャーをかけるよりも、早くパッカーズの契約下に入ってオフシーズン・プログラムに参加しよう、というかもしれない。「ごねる問題児」のイメージは本人のためにならないし、長期契約への意思表示ならば、自由参加のOTAをサボればいいからだ。なおフランチャイズ・プレーヤーと違ってRFA選手の契約は保証されないので、球団側は開幕前に解雇すれば一銭も払わずに済む。
- DEアーロン・キャンプマンはジャガーズでの入団会見で、「DEに戻って、(カバレッジに下がることなく)前方に向かってプレーできるのが嬉しい」と強調。パッカーズ残留は事実上不可能だったことがあらためて浮き彫りになった。これまでとは違い、ジャガーズでは右DEをプレーするらしい。
- DEキャンプマンが結んだのは総額$24ミリオンの4年契約で、うち$11ミリオンが初年度に支払われる。契約ボーナスが$10ミリオン、ベースサラリーが今年から順に$1ミリオン、$2.45ミリオン、$4.975ミリオン、$6.475ミリオン。
- FAでDEキャンプマンを失ったことで、来年パッカーズはCompensatory Draft Pick(補償ドラフト指名権)を受け取る可能性が高い。この指名権は新契約の金額と移籍1年目の活躍度で決定される。もし二桁サックのような活躍ができれば3巡指名権、ダメでも5巡指名権はもらえそう。
- パッカーズの今後の注目はRTマーク・タウシャーとの再契約だが、これまでのところタウシャーは全く動きがない。
- アリーナフットボールのaf2でプレーしていたWRチャールズ・ディロンと契約。WRディロンはワシントン州立大から2008年のドラフト外でコルツに入団したがキャンプ序盤に解雇され、昨年はaf2のスポケーン・ショックでプレーし、アリーナ・カップ制覇に貢献した。
- パッカーズは今後数年にわたって「第3のジャージ」を採用するとマーク・マーフィ社長が表明。NFL加盟した1920年代当時のネイビーブルー主体のデザインを元にしたスローバックユニフォーム、とだけマーフィ社長は明らかにしている。具体的なデザインは今週金曜から始まるパッカーズ・ファンフェストで発表の予定。
- 再来年公開予定のESPN Films製作の映画"Lombardi"で、主役のヴィンス・ロンバルディをロバート・デ・ニーロが演じることが明らかになった。2人ともイタリア系で、ロンバルディはブルックリンで生まれ育ち、デ・ニーロはマンハッタンのリトル・イタリー育ち。脚本を担当するのはヒット作多数のエリック・ロスで、「フォレスト・ガンプ」でアカデミー脚色賞を受賞したほか、「ミュンヘン」、「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」でも同賞にノミネート。