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Packers Statistics Notebook 2
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2010年2月 1日
今回はディフェンスを中心にした雑多なスタッツ・記録集。
- ディフェンシブラインの最多出場はDEジョリーの78.9%。DEジェンキンズ75.1%、NT/DEラジ36.4%、NTピケット不明。トップ4のローテーションが堅固で、DEモンゴメリーは昨季の523スナップからわずか64スナップに減った。DEウィン75スナップ、NTトリビオ3スナップ。
- ディフェンシブライン4人(ジェンキンズ、ジョリー、ピケット、ラジ)の平均体重は327.5ポンドで、NFLで最も重い。
- ビッグプレー関連
- 昨季は20yds以上のランプレーを15回も許したが、今季はプレーオフを含めた17試合でわずか8回。
- 20yds以上のランプレーに責任のあった回数では、FSコリンズ(1.5)、NTピケット(1)、DEジェンキンズ(1)、OLBポピンガ(1)、ILBホーク(1)、SSビグビー(0.5)、CBトラモン・ウィリアムズ(0.5)、OLBキャンプマン(0.5)、OLBマシューズ(0.5)、DEジョリー(0.5)。
- パス守備はNFL5位だが、20yds以上のパスプレーを49回も許し、NFL22位。昨季は41回でNFL15位タイだった。今季40yds以上のパスプレーは9回でNFL16位タイ。
- 20yds以上のパスプレーに責任のあった選手は、CBウッドソン(7.5)、CBトラモン・ウィリアムズ(7.5)、CBブッシュ(7)、FSコリンズ(6)、CBハリス(5)、ILBホーク(4.5)、ILBバーネット(4)、SSビグビー(2.5)、ILBチラー(2.5)、Sラウス(1.5)、Sマーティン(1.5)、OLBマシューズ(1)、ILBビショップ(1)、DEジェンキンズ(1)、OLBキャンプマン(0.5)。
- TDパス29回はNFL28位タイ。
- プレーオフを含めて34TDパスのうち、DB陣に責任のあったTDパスは25.5回で、昨季の18回から悪化している。責任のあった選手は、CBウッドソン(5.5)、SSビグビー(5)、CBブッシュ(4.5)、CBウィリアムズ(3.5)、FSコリンズ(2.5)、CBハリス(1)、Sラウス(1)、Sマーティン(1)、CBベル(1)、Sジョルダーノ(1.5)。
- プレーオフを含めて34TDパスのうち、LB陣に責任のあったTDパスは8.5回で、こちらも昨季の3.5回から倍増。責任のあった選手は、ILBチラー(2)、OLBキャンプマン(1)、ILBビショップ(1)、OLBマシューズ(0.5)。 ILBホーク、OLBジョーンズ、OLBポピンガの3人はゼロ。
- パスディフェンドはCBウッドソンとCBウィリアムズが22回ずつ。3位はFSコリンズの17回。
- パスラッシュ関連
(プレッシャーとはサック + ノックダウン + ハリー)
- サックは37回(NFL11位タイ)で、昨季の不振(25位タイの27回)から脱却している。昨季はDB陣のサックはCBウッドソン(3回)だけだったが、今季は主力DB5人が全員サックを挙げた。
- サックの内訳は、OLBマシューズ(10)、DEジェンキンズ(4.5)、ILBバーネット(4)、OLBジョーンズ(4)、OLBキャンプマン(3.5)、ILBチラー(2)、CBウッドソン(2)、DEジョリー(1)、NTラジ(1)、ILBホーク(1)、OLBポピンガ(1)、FSコリンズ(1)、CBウィリアムズ(1)、CBハリス(1)。
- プレッシャー回数(プレーオフ含む)もやはりOLBマシューズ(45.5)が最も多く、以下DEジェンキンズ(39、キャリアハイ)、OLBキャンプマン(25.5)、OLBジョーンズ(15)、ILBバーネット(15)、DEジョリー(12)、CBウッドソン(6.5)、CBウィリアムズ(6.5)、ILBチラー(6)、DEモンゴメリー(4.5)、NTピケット(4)、ILBホーク(3)、NTラジ(3)。
- ノックダウン(QBヒット)回数の上位は、OLBマシューズ(35)、OLBキャンプマン(28)、DEジェンキンズ(25)、OLBジョーンズ(10)、DEジョリー(9)。
- ケイパースDCが5人以上をパスラッシュさせたのはパスプレー全体の27%で、昨季の19.9%から大きく増加。しかし6人以上のラッシュとなると、昨季の6.7%から4.5%へと減少している。3-4の特徴は、「どの4人(または5人)がラッシュしてくるかがわからない」という点なので、人数が同じでも変化がつけられる。
- ブリッツはインサイドLBによるものがのべ280回、コーナーバックが100回、セーフティが35回だった。セーフティブリッツが意外に少ない。
- 最も効果的なブリッツァー(ILBおよびDB)は、CBウィリアムズ(プレッシャー6.5回/ブリッツ16回)だった。以下ILBバーネット(15/116)、CBブッシュ(2/16)、SSビグビー(2/17)、CBウッドソン(6.5/57)、ILBチラー(6/72)、FSコリンズ(1/16)、ILBビショップ(1/22)、ILBホーク(3/70)。
- DEジョニー・ジョリーはパスを11回も叩き落として球団記録。
- ラン守備・タックリング関連
- ラン守備の1試合平均83.3yds(NFL1位)は球団新記録でもある。
- 12試合で相手ラッシングを100yds未満に抑えることができた。パッカーズ相手の個人100ydsラッシャーは、第2週ベンガルズのRBセドリック・ベンソン(29回141yds)、第3週ラムズのRBスティーヴン・ジャクソン(27回117yds)だけだった。
- プレーオフを含めた17試合でロスタックルが64回。Journal Sentinel紙が1992年に集計を始めて以来最多となった。昨季は集計開始以来最少のわずか30回。昨季までの年平均は45.3回だった。
- ロスタックル回数では、ILBバーネットがチーム最多の10回(キャリアハイ)。以下DEジェンキンズ(7.5)、OLBマシューズ(7.5)、CBウッドソン(6)、DEジョリー(5.5)、NTラジ(5)、NTピケット(3.5)、ILBホーク(3.5)、FSコリンズ(3.5)、OLBキャンプマン(3)、CBアンダーウッド(3)。
- タックル数では、ILBバーネット(126)がキャリア5回目のチーム最多を記録。以下ILBホーク(89)、CBウッドソン(88)、DEジョリー(79)、OLBマシューズ(65)、FSコリンズ(65)、SSビグビー(58)。
- ミスタックルでもILBバーネット(13)が最も多く、以下SSビグビー(11)、FSコリンズ(10)、CBウッドソン(9)、CBウィリアムズ(8)、ILBホーク(7)、DEジェンキンズ(6)、OLBマシューズ(6)、CBブッシュ(6)、NTラジ(5)、DEジョリー(4)、NTピケット(4)、OLBポピンガ(4)、OLBキャンプマン(2)、OLBジョーンズ(2)、CBハリス(2)。
- スペシャルチームのミスタックルでは、ILBビショップとOLBジョーンズの5回が最多。ユニット全体では46回もミスタックルがあり、Journal Sentinel紙が2003年に集計を初めて以来最多。
- ターンオーバー関連
- ターンオーバーレシオ(+24)はNFL1位。テイクアウェイ(40)もNFL1位。インターセプト(30)もNFL1位。
- パッカーズにとって30インターセプトは1981年(同じく30INT)以来最多。NFL1位は1965年以来。
- インターセプトの内訳は、CBウッドソン(9)、FSコリンズ(6)、CBウィリアムズ(4)、SSビグビー(4)、ILBホーク(2)、CBハリス(2)、DEジェンキンズ(1)、DEジョリー(1)、CBブッシュ(1)。
- チーム全体のINTリターンydsは477ydsで、昨季の685yds(球団記録)から減少。
- プレーオフを含めた17試合で、チーム最多ターンオーバー・プレーはCBウッドソンの15回。以下、FSコリンズ(7)、OLBマシューズ(6)、DEジェンキンズ(1)、DEジョリー(1)、CBウィリアムズ(1)、SSビグビー(1)。
- CBチャールズ・ウッドソンのターンオーバー・プレーの内訳は、インターセプト9回、ファンブルフォース5回、ファンブルリカバー1回。ターンオーバー・プレー15回はパッカーズでは1988年以来以来最多。
- 反則関連
- 反則118回はNFL最多。反則1057ydsも2番目に多い。2008年は反則ヤーデージ(984)がNFL最多、反則回数(110)は2番目に多かった。
- 以下はプレーオフも含めた反則回数。ディクラインとオフセットは含まない。
- オフェンス選手の反則は、LTクリフトン(9)、LGカレッジ(5)、Cウェルズ(4)、RGシットン(4)、QBロジャース(4)、WRドライバー(3)、TEリー(3)、RTタウシャー(3)、RTバーバー(3)。
- ディフェンス選手の反則は、CBウッドソン(8、昨季の12回よりは減った)、CBハリス(6)、CBウィリアムズ(6)、NTピケット(3)、ILBバーネット(3)、OLBマシューズ(3)、ILBチラー(3)。
- プレーオフを含めた17試合でスペシャルチームの反則は32回にのぼり、1987年以来チーム最悪だった。
- スペシャルチーム選手の反則は、CBブッシュ(4)、ILBチラー(3)、Sマーティン(3)。CBブッシュは昨季もチーム最多(6回)だった。