グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2010年1月30日

コーチ陣はほぼ変更なし

スタッフの評価作業を終えたマイク・マッカーシーHCは、ほぼ今季と同じコーチングスタッフで新シーズンに取り組む考えを明らかにした。ただし、スタッフの中で配置の入れ替えが2組ある。

アシスタント・トレーニングコーチを11年間務めてきたマーク・ロヴァットがトレーニングコーチに昇格し、57歳のデイヴ・レディングがアシスタント役に退く。レディングを降格させたというよりも、40歳のロヴァットを1年間指導してから後見役に退いてもらった、という意味合いらしい。

「デイヴはこの分野のパイオニアとしてリーグじゅうから尊敬されている。マークが彼と一緒に働ける機会を作りたかった。予想していたよりもずっとうまく物事が進んだ。以前から私はマークのことは非常に高く買っていた。ウェイトルームに関しては、彼こそが我々の将来を担ってくれる」とマッカーシーHC。トレーニング・プログラム自体も今季と変わらない方針で続けるとのこと。

また、スペシャルチーム・アシスタントだったカーティス・フラー(元セーフティ)が"coaching administrator"となり、これまで"coaching administrator"だったチャド・モートンが入れ替わりにスペシャルチーム・アシスタントとなる。モートンは小兵の一流リターナーとして4球団で活躍し、計4タッチダウンを記録。プロボウルの補欠にも2回選ばれている。2人ともコーチの道に入って初めてのシーズンを終えたばかり。

"coaching administrator"の役割は、情報を収集してスタッツをまとめ、毎週のゲームプラン作成をアシストしたり、ゲーム・フィルムの準備、選手評価の仕事にも加わる。ただマッカーシーHCによると、今回のフラーは実際にはDBコーチのアシスタント役、といった意味合いが強いらしい。

ショーン・スローカムSTコーチの留任についてマッカーシーHC。「精力的な仕事ぶり、基本技術の徹底、ティーチング・テクニックなどに私は満足している。我々は正しい方向に向かっていると強く確信している。チャド・モートンの働きも非常に高く評価している。かつてはダイナミックなスペシャルチーム選手であり、スペシャルチームコーチとして明るい将来がある」 

カテゴリ : Coach/Front Office