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Wild Card Notebook
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2010年1月 7日
- プレーオフでカーディナルスと対戦するのは球団史上2回目。ストライキで短縮された1982年シーズン、パッカーズはワイルドカード・プレーオフでカーディナルス(当時セントルイス)を41-16で破っている。レギュラーシーズンの通算対戦成績は、パッカーズの43勝22敗4分け。
- パッカーズは通算25回目のプレーオフ出場。ワイルドカードでの出場は5回で、そのうち4回は初戦に勝利している。前述のとおり1982年(ホーム)はカーディナルスに勝利、1993年(アウェー)はライオンズに勝利、1994年(ホーム)はライオンズに勝利、2001年(ホーム)は49ersに勝利。唯一の敗戦は1998年(ホーム)の49ers戦で、終了間際にQBスティーヴ・ヤングから若きWRテレル・オーウェンスへの逆転TDを許している。
- 最近のNFLではワイルドカード出場チームの活躍が目立っている。昨年はイーグルス(第6シード)とレイヴンズ(第6)が両カンファレンス決勝に進出、2007年はジャイアンツ(第5)がスーパーボウル制覇、2005年はパンサーズ(第5)とスティーラーズ(第6)が両カンファレンス決勝に進出し、スティーラーズがスーパーボウルを制覇。
- 今回の放送席はFOXの1stチーム、トロイ・エイクマン&ジョー・バックが担当。ジョー・バックの父ジャックも名スポーツアナウンサーで(野球の殿堂入り)、伝説のアイス・ボウルも父ジャックが実況(CBS)を担当した。(解説はフランク・ギフォード)
- たとえ晴天でも、夕方の日差しが妨げになるため、ユニヴァーシティ・オブ・フェニックス・スタジアムは開閉式ルーフを閉じる見込み。ドーム球場でのマッカーシーHCの通算成績はなんと9勝3敗。前任のマイク・シャーマンが8勝10敗、レイ・ローズが0勝2敗、マイク・ホルムグレンでさえ10勝13敗だった。
- 今季パッカーズはロード・ゲーム8試合(5勝3敗)で平均30.2得点、トータル401.1ydsを挙げ、どちらも球団新記録。ホームでは27.4得点、357.0ydsだった。ロード5勝3敗はNFL5位タイの好成績で、パッカーズよりよかったのは、両カンファレンス第1・第2シードの4チーム。
- パッカーズの伝統により、シーズンを通してのキャプテンは選ばずに試合ごとに3人ずつが務めるが、今プレーオフのキャプテンは以下の選手たちが選ばれた。オフェンスはQBロジャースとWRドライバー、ディフェンスはCBウッドソンとFSコリンズ、スペシャルチームはILBビショップとSマーティン。
- 両チームの主なつながりは以下のとおり。
- ダレン・ペリー・セーフティコーチは、カーディナルスのケン・ウィゼンハントHCとスティーラーズで4年間(2003-06)にわたって同僚だった。
- ジョー・フィルビンOCは、カーディナルスのロン・エイケンDLコーチとアイオワ大で4年間(1999-02)にわたって同僚だった。
- レジー・マッケンジー・フットボール事業部長は、LBだった現役時代に2年間(1989-90)、カーディナルスでプレーした。
- カーディナルスのビリー・デイヴィスDCは、2000年にレイ・ローズHCの下でパッカーズのアシスタント・コーチを務めていた。
- 2004年にパッカーズのディフェンシブ・コーディネーターを務めたボブ・スロウィックの息子、ライアン・スロウィックは、現在カーディナルスでディフェンスのクォリティ・コントロールを務めている。父ボブがパッカーズに在籍した時期に、ライアンはウィスコンシン大オシュコシュ校でセーフティをプレーした。
- カーディナルスのQBカート・ワーナーは、ノーザン・アイオワ大から1994年のドラフト外でパッカーズに入団し、開幕前に解雇されている。
- QBマット・フリンおよびFBクイン・ジョンソンは、カーディナルスのWRアーリー・ドゥセットおよびOGハーツマン・ジョンソンとルイジアナ州立大でチームメイトだった。OLBクレイ・マシューズはサザン・カリフォルニア大でQBマット・ライナートとチームメイト。TEジャーマイケル・フィンリーはテキサス大でCライル・センドラインとチームメイト。ILBブランドン・チラーはUCLAでSマット・ウェアとチームメイト。
- パッカーズ創立者にして初代HCのカーリー・ランボーは1949年かぎりでパッカーズを追われたあと、シカゴ・カーディナルスで2年間ヘッドコーチを務め、通算7勝15敗で退団している。