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Notebook: NT B.J.ラジが練習復帰
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2009年9月12日
- プレシーズン最終戦で足首を捻挫したNT B.J.ラジが、限定的ながら練習に復帰した。問題はむしろ初練習翌日の状態で、依然として出否は微妙。マッカーシーHCは、「状態が悪ければ出場はさせない。我々は1試合だけのためにどんな選手も犠牲にしたりはしない。とくにまだ開幕戦だからね。今後の様子しだいだ」と慎重なコメント。もっとも、NFLのコーチたちはケガ人状況について近年ますます口が堅くなっており、本音などいっさい期待できない。
- NTラジ本人。「間違いなくプレーするよ。心配なのは自分がどれぐらい動けるか。シカゴのようなランニングゲームを相手にするには、僕がしっかり持ちこたえることがすごく重要だ。ウチのゾーンブロッキングとは違って、彼らはパワーランニングのチームだからね。今日復帰するというのは僕の考えだ。調子はすごくいいし、日曜には間に合うと予想してるよ」
- CBウィル・ブラックモン(太もも)は久しぶりの全力疾走を試したが、チーム練習には参加せず。RBブランドン・ジャクソン(足首)は全く参加できず、欠場の公算が大きくなった。
- この日の練習では2ミニッツオフェンスに重点が置かれた。昨季NFL5位の得点を挙げたオフェンスだが、前後半終了間際の部分では今ひとつで、接戦を7戦全敗した結果にもつながった。今プレシーズンでは先発組に2ミニッツオフェンスの機会が全くなく、キャンプ練習では波があった。
- スペシャルチームの主要4ユニット(おそらく両リターンと両カバレッジを指す)に全て加わっているのが、WRスウェイン、CB/Sブッシュ、OLBマシューズ、OLBトンプソン、ILBビショップの5人。FBクーンとFBホールは3ユニットのレギュラーで、パントリターンでは2人どちらかがリードブロッカー役を務める。ILBチラーはパントリターン以外の3ユニット。TE/LBヘイヴナーはキックオフ以外の3ユニット。LB陣の人数増が目論見どおりスペシャルチームの強化につながるかどうか。
- Pジェレミー・カピノスはKクロスビーやスローカムSTコーチの指導を受けながら、FGの際のホールド練習をサイドラインで続けている。彼が下手なためにこれまではWRルヴェル・マーティンが2番手を務めていたが、WRマーティン退団でカピノスが2番手ホルダーとなっている。
- NFC優勝候補に挙げる解説者(ESPN全予想)が出てくるほどの好調なプレシーズンについて、QBアーロン・ロジャース。「プレシーズンでの称賛なんて全くなんの意味もない。全くないよ。僕らはまだ1試合もプレーしていない。プレシーズンは順調に行ったけど、それでMVPがもらえるわけじゃない。もしあったら候補にはなったと思うけど。でも何の意味もない。個人の賞はチームが勝って初めてついてくる。フィールドでしっかり仕事をして試合に勝つことが何よりも大事だ」
- WRブレット・スウェインは2年目で初ロースター入りを果たし、ようやく本ロッカールームでWRジェニングスやWRドライバーのそばに来ることができた。「プラクティス・スクワッドにいた昨年はそっちの補助ロッカールームに陣取って、こちらの大ロッカールームを覗き込むような感じだった。こっちに来てみんなと交わりたかったよ。ハードワークが実を結んでここまで来られた。次は実戦で出番をもらえるよう、必死で頑張らないと」
- CBチャールズ・ウッドソンはパッカーズ移籍以来3年連続でトレーニングキャンプのインターセプト王だったが、今年はCBトラモン・ウィリアムズが8INTを挙げて新王者に。毎年DBたちがキャンプ前に(少額の)金を出し合い、INT王が総取りする仕組み。カウントされるINTは11on11や7on7の実戦練習だけで、スカウトチーム相手の軽い練習でのものはカウントされない。
- インジャリーリザーブに入っていたSチャーリー・ペプラー(ヒザ)が、チームと "Injury Settlement" に合意して解雇となった。