グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2009年6月24日

WRグレッグ・ジェニングスが契約延長に近づく

契約延長交渉の成り行きが注目されるWRグレッグ・ジェニングスだが、合意は近いとの見方を本人が明らかにした。「いろいろと話し合ってきた結果、僕の見たところ、かなり近いところまで来ている。どうしても合意できないという可能性も残ってはいるけど、僕は近いと思う。『近い』 というのが本当はどれだけ近いのか、実際に契約がまとまるまでは分からないんだけどね」

今年のパッカーズはWRジェニングスとの契約交渉を最優先と位置づけ、彼の後にはたくさんの(今年で契約が切れる)選手が列をなしている。昨季は1,292ydsを記録し、いまや申し分のないエースWRに成長してきただけに、弱気になる材料はほとんど見当たらない。たとえば今春シアトルへ移籍したT.J. フーシュマンザダ(年平均$8ミリオン)のように、大型契約を手に入れるのは間違いのないところだ。

ただしWRジェニングスにも1つだけ不安な点がある。もし期限までに新労使協約が締結できず、来季がサラリーキャップなしのシーズンとなった場合、「来春FAとなるにはNFL6年目を終えていなければならない」という規定があるのだ。そのためWRジェニングスのように2006年に4年契約でNFL入りした選手や、2005年に5年契約でNFL入りした選手はRFAにしかなれず、FA市場でビッグマネーを手に入れることができなくなってしまう。となると、そのリスクを避けるために早めに契約延長してしまおう、という気持ちに傾いてもおかしくない。

「そのとおり。それが僕にとって大事なもう1つの要素だよ。もしそうなったら、損な年代の枠にはまり込んでしまう。労使協約がまとまれば、それで問題ない。でももしまとまらないと、僕は苦しい立場になる」とWRジェニングスは率直に語っている。

「僕は契約問題でチームの仲間に迷惑をかけたくない。チームのリーダーと見なされているのに ? メイン・リーダーというわけじゃなくリーダーの1人という意味だけど ? そのリーダーがチームの邪魔になるわけにはいかないよ。たしかにオフシーズン・プログラムを欠席することもあるけれど、それは契約問題が理由じゃない。フットボールも大事だけど、家族が最優先だからだ。僕には娘が2人いて、下の子は10ヶ月だ。できるだけ娘や妻と一緒にいてやりたい」

カテゴリ : Contract/Personnel, Player