グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2009年5月 3日
金曜に始まったルーキー・ミニキャンプには、先日ドラフト指名された8選手、ドラフト外11選手(リスト)、それ以外にもトライアウト扱いの21人(リスト)、さらに昨季プラクティス・スクワッドにいた選手たちも参加している。
- 選手たちは午前中にさまざまな書類仕事を済ませてフィジカル・チェックを受け、昼食後に初めてオフェンスおよびディフェンスのシステムについてミーティング。夕方にようやく初練習となった。屋内練習場には、テッド・トンプソンGMだけでなく、マーク・マーフィ社長も姿を見せている。
- ルーキーたちは練習終了後にパッカーズ・ホール・オブ・フェイムを見学。その後は、元RBドーシー・レヴェンズと元WRアントニオ・フリーマンの歓迎スピーチを拝聴。
- 記者たちが練習を見られるのは3日間のうちこの日だけ。以下は主にJournal Sentinel紙のインプレッションから。記者は、「プレーブックを渡されたばかりの段階なので、ネガティブな話はなし」と前置きしている。
- 1巡a指名のB.J.ラジはノーズタックルおよび左ディフェンシブエンドをプレー。相手OLを圧倒したとはいえ、ドラフト外のガードやセンター相手ではあまり自慢にはならないかも。6巡a指名のジャリアス・ウィンは右ディフェンシブエンド。
- 1巡b指名のLBクレイ・マシューズは右アウトサイドだけをプレー。デカくて速く、カバレッジに下がる動きは柔軟。3-4慣れしている。7巡指名のLBブラッド・ジョーンズは左アウトサイドに入り、パスラッシュ能力の片鱗を見せた。
- 4巡指名のT.J.ラングはやはり右タックルに入り、先発RT争いに加える気まんまんであることを示している。重心が低くパワーがある。「OTAではインサイドをプレーさせるかもしれない」とマッカーシーHC。
- 5巡b指名のジャマーン・メレディスは左タックル。まだ線が細いが、1on1のパスラッシュ・ドリルでは能力の高いところを見せている。
- 5巡a指名のFBクイン・ジョンソンはワンハンドキャッチを見せる場面があった。
- 6巡b指名のブランドン・アンダーウッドは左コーナーバックに入り、見事なインターセプトを決める場面があったが、練習終盤に脚(ふくらはぎか足首)に違和感を感じたため大事を取った。
- トライアウト扱いで2人のパンターが参加しているが、この日は蹴る機会なし。
- 昨季プラクティス・スクワッドにいたNTフレッド・ブレッドソーが解雇された。ノーズタックルにはドラフト1巡でB.J.ラジ、ドラフト前にブライアン・ソイが入団したため、押し出される形。
- 再契約していないRTマーク・タウシャーだが、ロッカールームにはまだ彼のネームプレートのあるロッカーが残されている。
- ファーヴ加入の可能性について聞かれたヴァイキングスのチルドレスHCが、「我々はまだ議論してはいないが、今後もないというわけではない。我々はあらゆる事柄について話し合っているし、いずれは話し合うことになるだろう」と語っている。その話を聞かされたマッカーシーHCは、「もしブレットがフットボールをしたいなら、プレーするべきだ。それが私の基本的スタンスだ。もし彼がまだプレーしたいなら、チャンスは利用すべきだろう」とだけコメントしている。
- スカウトのレニー・マクギル(37歳)が、パッカーズを退団してブロンコスのカレッジスカウティング副部長に就任することになった。彼はCBとしてパッカーズなど3球団で5年間プレーした後、2000年からカレッジ・スカウトの道に入り、全米を7つに分けた中で大陸中央部のセントラル・プレーンズ地区を担当していた。