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Notebook: 1巡指名コンビの入団会見
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2009年5月 2日
- ルーキー・ミニキャンプを前に、1巡指名のNT B.J.ラジとOLBクレイ・マシューズが肩を並べて入団会見を行った。(写真1・写真2)
- 2人のおおよそのコメント内容は、グリーンベイの街と球団を賞賛し、名高いフランチャイズでプレーできることを光栄に思い、謙虚な姿勢でチームへの貢献を誓う、といった型どおりのもの。
- 数少ない注目に足る発言は、NTラジのマリファナ問題について。2月のコンバインの際の陽性反応は誤報だったが、数年前にボストン・カレッジでのテストで陽性だったのは事実とのこと。
- 「ノー、あれ以来いちども吸ったことはない。もうあれは過去のことだし、自分たちの誤報を棚に上げ、3年も前の件を蒸し返されるのは残念なことだ。かつての自分の過ちであって、現在の自分の姿を表したものではない」
- ヴァイキングスの1巡指名WRハーヴィンのように、コンバインで薬物陽性となった場合、NFL入りと同時に薬物プログラム入り、つまりいきなりワンアウト扱いになってしまうが、それ以前であれば直接の影響はないはず。
- NTラジ。 「今日、コーチ・ケイパースたちに言われたんだ。僕とクレイが幸運なのは、システムは全選手にとって新しいものであって、僕らが3年も遅れてるってわけじゃないってね。他の選手たちと同じようにチャンスがある」
- NTラジ。 「僕のポジションについてDLコーチと話したんだけど、ノーズタックルだけでなくディフェンシブエンドもプレーすることになりそう」
- NTラジ。 「僕はシティ・ガイだ。ニューヨークで生まれ育って、ニュージャージーに住んでいた。それと比べると少しばかりのんびりしたところだから、慣れなきゃいけない」
- OLBマシューズ。 「南カリフォルニアとは違うのはたしかだね。でもその変化こそ僕が望んでいるものだ」
- OLBマシューズの場合は、ステロイドで陽性反応、という悪質なデマがあった。「いくら潔白であろうと、自分の人間性を世間はおとしめようとする。検査主任の人と直接話して、いや君は陽性ではなかった、と言ってもらえてよかった。あとは(誤報を流した)記者を閉め出して、正しい情報を知らしめるだけでよかった。残念なことではあったけれど、僕らが今のような恵まれた位置にいなければ、こうしたことは起きないんだ。そうしたことも、苦い経験から学んでいくしかない」
- 2人ともAthletes First社が代理人。「エージェンシーが同じなので、ドラフト前からB.J.や、RBドナルド・ブラウン(1巡でIND)、Cエリック・ウッド(1巡でBUF)、QBパット・ホワイト(2巡でMIA)といった選手たちと一緒に練習する機会に恵まれた。だからB.J.がどんなパワフルな選手かはよく知っている。僕が指名されてすぐ彼は電話をくれて、一緒に指名を喜び合った」とOLBクレイ。
- カーディナルスから解雇されたDEトラヴィス・ラボイについて、パッカーズが興味を示しているという噂。ただしどの程度熱心かはわからない。
- Journal Sentinel紙のグレッグ・ベダード記者の情報(おそらく代理人サイド)によると、DEケヴィン・カーターについては、まだパッカーズは興味をもっているとのこと。