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Notebook: LTクリフトンにコーチ陣が不満
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2008年10月 8日
- ハムストリングの問題に苦しむLTチャド・クリフトンだが、コーチ陣は彼のプレー内容について容赦ない。ジェームズ・キャンペンOLコーチは、「まずい内容だった。基礎的な部分がしっかり実行できてない。あんなゲームは見たくないし、それが2試合連続ではね。彼には必死でやらせて、なんとか修正させなければ。彼はプロボウル・タックルなのに、それにふさわしい出来じゃなかった。(慢性のヒザ痛やハムストリング痛で)練習を休むと、向上する機会を逃すことになる。フィールドに出る以外にも準備をする方法はあるが、実際に体を動かさないとやはり難しい。ウェイトリフティングと同じことだ。週1回上げるヤツと週3回のヤツでは、成長の仕方が当然変わってくる」
- LTクリフトンのパスブロッキングについて、ジョー・フィルビンOC。「まず最初に相手の勢いを止めることができていない。そのうえ相手の体に手を置く場所が悪くて勢いを受け止められないと、簡単に押し込まれてしまう。その時点でボールが投げられていないと、背中には目がついていないのだし、クォーターバックのいる位置もわからない」
- LTクリフトンに代わって左タックルを務めたダリン・カレッジについて、「十分やってくれたと思う。まずまずだった」とキャンペンOLコーチ。
- 崩壊しているラン守備についてマッカーシーHCは、個々の力が足りないのではなく、力以上のことをやろうとして自分のアサインメントがおろそかになってしまっていると指摘し、「詳しく見てみると、ギャップ・コントロールの問題だ」と語っている。ボブ・サンダースDCも、「全員がそれぞれのギャップに留まって決められたとおりにアタックし、決められたとおりにコンテインしていれば、それで問題ないはずだ。(DT不足の)ローテーションとは関係ないと思う。選手たちはフィジカルにプレーしているが、自分の持ち場を守って全員でプレーしなければならない。1つのポジションだけの問題ではない。ギャップを誠実に守り、その上で全力を出し切る。我々にはそれが可能なはずだ。言い訳は許されない」
- パスラッシュ不振についてマッカーシーHC。「5メンによるラッシュは多く、サンダースDCのプレーコール自体はアグレッシブだったと思う。それよりも1対1で相手OLに勝つことができなかった」
- 先週の状況とは違い、QBアーロン・ロジャースのシーホークス戦出場は(今後悪化しない限り)すでに決定している。「Dr.マッケンジーとの話し合いに基づき、アーロンが出場するものとして我々はプランを立てる。先週の今日と比べて、状態は改善しているとドクターは判断している。投げるのは早くても木曜からだ。できる限り休ませたいし、3日間の休養を与えるのが最善だと思う」とマッカーシーHC。
- QBロジャースのプレー内容について、マッカーシーHC。「練習量は本番での判断力に表れてしまうものだが、(フィルム分析の結果)アーロンのプレー内容には非常によい点数をつけることができた。あの状況を考えれば、素晴らしいパフォーマンスだったと思う。最大のネガティブはインターセプトだ。ミドルへのアクロス・ザ・ボディのパスは感心しない。あの判断ミスは練習時間の少なさとは関係がない。これまで何度も何度もやってきたことだからね」
- 鼠蹊部のケガを押して出場したLB A.J.ホークについて、マッカーシーHC。「ケガはやはり影響していて、いつもの彼ではなかった。おそらく、一瞬の加速が本来のものではなかったのだろう」
- 3試合欠場中のSSアタリ・ビグビー(ハムストリング)について、マッカーシーHC。「今週またテストすることになるだろう。先週は期待していたような進展がなく、本人も苛立っている」
- DEマイケル・モンゴメリーは足首の捻挫で、今後いろいろ検査するとのこと。DTライアン・ピケットは腱炎によるヒザ痛にこのところ悩まされている。WRドナルド・ドライバーはTDパスキャッチの際に左手の親指を打撲。
- 4人のパンターをワークアウト。緊急補強に備えたリスト作成のため、またシーズン後に契約する若手選手を選ぶため、毎週月曜や火曜にワークアウトを行うことが多いが、今回のものは明らかにPデリック・フロスト不振に対応してのこと。
- パンター4人のうちNFL経験があるのは元カーディナルスのPスコット・プレーヤー(38歳)で、2000年にはプロボウルも経験している。Pケン・デブッシュ(ウィスコンシン大)はグリーンベイ出身のドラフト外ルーキーで、キャンプ開始前までパッカーズにいた。Pザク・アターベリーはリンデンウッド大出身のドラフト外ルーキーで、ワークアウト直後にベアーズのプラクティス・スクワッドに入った。Pウェイロン・プレイザーはサンノゼ州立大のドラフト外ルーキーで、先月24日にジェッツのプラクティス・スクワッドから解雇されている。
- WRグレッグ・ジェニングスは今週もNFLのリーディングレシーバーの地位をキープ。569ydsレセプションで2位に102ydsの差をつけている。パスキャッチ29回は7位。40yds以上のレセプション4回はNFL1位。