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Notebook: QBブローム降格 QBフリンが2番手
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2008年9月 3日
- 7巡指名のQBマット・フリンが2巡指名のQBブライアン・ブロームを抜いて2番手QBに昇格したことが明らかになった。QBフリンがプレシーズン最終戦で活躍したということもあるが、QBブロームが練習でも試合でも内容が悪すぎて、とても実戦では使えないためだ。
- マッカーシーHCはQBフリンの昇格について、「プレシーズンでの結果がマットの方がよかったということだ。しかし競争は続いていく。マットはその座を守らなければならないし、ブライアンにも取り戻すチャンスはある。競争は健康的なものだ。どちらも若いし、必要なのはプレー機会だ」と説明している。ただ、シーズン中の練習では2番手QBにさえ十分なプレー機会はなく、3番手ともなるとスカウトチームでごくわずかプレーするだけ。成長をアピールする機会さえ、シーズン中にはなかなか訪れないのが現実だ。
- マッカーシーHCはQBフリンのガッツあふれるプレースタイルについて、セインツ時代に指導したQBジェイク・デロームになぞらえている。
- 7巡指名の同期選手に2番手の座を奪われたQBブライアン・ブローム。「もちろん僕も2番手になりたかったし、自分がそうできなかったことに少し失望している。プレシーズンゲームでもキャンプ練習でも、満足いく内容のものは一度もなかった。期待されたレベルでプレーできなかったことは、自分でもよくわかっている。しかし僕としては努力を続けていく他ないし、そうすればいずれはよい結果が出るはずだ」
- 公式サイトのデプスチャートがアップデートされたが、2番手QB以外にあまりサプライズはない。アーロン・ラウスがフリーセーフティからストロングセーフティの控えに移動しているのが不思議だが、開幕戦でSSビグビー(足首)に代わって先発する可能性があるからか?
- 先発ガード陣はけっきょく昨年と同じく、LGカレッジ、RGスピッツのコンビとなった。RGシットン(ヒザ)が数週後に復帰したら先発の座を取り戻すのか、LGバーバーの昇格はあるのか、試合での先発2人とくにLGカレッジのプレー内容が鍵を握ることになる。
- リターナーはパントがCBブラックモン、CBトラモン・ウィリアムズ、WRネルソンの順。キックオフがCBブラックモン、WRネルソン、CBトラモン・ウィリアムズの順となっている。CBパトリック・リーを加え、マイク・ストックSTコーチにとってはこれまでで最も充実したリターナー陣となった。
- DTライアン・ピケット(ハムストリング)、Cスコット・ウェルズ(腰)、DEバジャ=ビアミラ(ヒザ)の3人がめでたく練習に復帰した。特にDTピケットは今夏のトレーニングキャンプに全く参加できておらず、これが初めての練習となる。主力3選手の復帰は開幕戦に向けて大きなプラス材料だが、何度も復帰・休養を繰り返してきたDEバジャ=ビアミラは不安が残る。
- いっぽう、まだ練習を休んでいるのはLB A.J.ホーク(胸部)、SSアタリ・ビグビー(足首)、RGジョシュ・シットン(ヒザ)、WRジェームズ・ジョーンズ(ヒザ)、LBトレイシー・ホワイト(足首)、DEジェレミー・トンプソン(不明)、Sチャーリー・ペプラー(ハムストリング)。