グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2008年8月 7日

ファーヴ情報: トレード先はバッカニアーズかジェッツか

パッカーズとファーヴの和解が不可能とはっきりしたことで、トレード交渉がいよいよ活発となった。昨夜は「バッカニアーズとトレード合意間近」とTampa Tribune紙が報じたが、ここへ来てジェッツも有力候補に復帰してきている。今のところ両球団のほかに話はない、と関係者が明言している。

Fox Sportsのジェイ・グレイザーによると、トレード成立まではまだまだ交渉が必要だが、現時点ではジェッツの方がバッカニアーズと比べてかなりよいオファーをしている、とのこと。「そんな条件ではトレードに出さないよ」という選択肢のなくなったパッカーズにとって、両者が少しでも競ってくれるのはありがたいところ。ファーヴは再建期のジェッツよりも昨季プレーオフに出たバッカニアーズが希望だろう、というのが大方の見方だが、パッカーズとしては直接対決のないジェッツが望ましい。

先日はトレード交渉許可を与えられながら両球団に興味を示さなかったファーヴも、今度は両球団どちらでもプレーすると代理人バス・クックが明らかにしている。すでにファーヴは両球団と話を始めた模様だ。「ブレットはすみやかなトレード成立を望んでいる。私が予想するなら、今後48時間の間にまとまるのではないか」

以下も代理人バス・クックのコメント。

「ブレットはグリーンベイに留まることもできた。無理押しして、悪しきチームメイトになることもね。しかしそれはブレットじゃない。彼がパッカーズでプレーすることにコミットしているか、と彼らは聞いてきたが、あちらの方がブレットにコミットしていない。これまで一貫して、ブレットの復帰を望んでいると彼らが言ったことは一度もなかった。こうなっては、別々の道を歩むしかない」

「我々がここに至った経緯について、人々に理解してもらいたいと私は望んでいる。イエス、ブレットは心変わりした。それがいけないことだろうか?たくさんの人々が、たくさんの職業の人々が変心しているだろう? パッカーズは3月に彼に対して答えを出せとプレッシャーをかけた。あの時点で彼が引退発表したのは偶然ではないのだ。彼らは答えを欲しがり、彼は答えを与えた。その後彼が心変わりすると、彼らはもう彼の復帰を望まなかった。そのようにして、今の状況に至ったのだ」

マッカーシーHCは、火曜夜にファーヴと3回目の話し合いをしたが、何も変わらなかったとのこと。

水曜正午過ぎ、ファーヴを乗せたチャーター機はグリーンベイ空港を飛び立ち、ハティスバーグへと帰っていった。

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