グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2008年8月 7日
- ファーヴ復帰初日と期待したファンから時おり"We want Brett!"の合唱が起きる練習フィールド。
- 30分ほど前までファーヴと会談していたため、午後2時の練習開始時点ではマッカーシーHCの姿がなく、トム・クレメンツQBコーチがプレーコール役を務めた。マッカーシーHCは午後2時29分にようやく到着。練習開始時に不在なのは極めて珍しいことだ。
- 新たに練習を休んだのはDTジョリー(歯が悪かったらしい)とTEハンフリー(アキレス腱)。Cウェルズ(わき腹)、DTピケット(ハムストリング)、DTハレル(背中)、DEバジャ=ビアミラ(ヒザ)も引き続き休んでいる。
- この日の練習中、FSアーロン・ラウスが濡れた芝で足を滑らせ、ヒザをひねった模様。「自分としては大丈夫だと思うけど、様子を見ないと」
- ファミリーナイトでは顔見せだけだったRBライアン・グラントが初めて練習参加し、いきなり1番手RBとしてプレー。 じゅうぶん体はできている、と判断されたのだろう。タックルを振り切ってTDランを決めるシーンもあった。
- RBデショーン・ウィンも脳震盪から復帰。
- 11on11のレッドゾーン練習ではWRジョーンズとWRジェニングスにTDパスを通す頑張りを見せたQBロジャースだが、その後2INTを喰らい、最後の7on7練習でもLBビショップにインターセプトされて計3INT。トータルではこの日も不調だった。QBブロームはもっと不調で3/10。
- 前述のQBロジャースからWRジェームズ・ジョーンズへのTDパスは、CBアル・ハリスがぴったりカバーしていながらジョーンズが見事なワンハンドキャッチ。今キャンプはずっと好調をキープしているようだ。
- Cウェルズ不在のため、この日は最初から最後までRGジェイソン・スピッツが1stチームのセンターをこなし、右ガードは4巡ルーキーのジョシュ・シットン、左ガードはアレン・バーバー。
- 2ndチームOLは左からLTオーリン・トンプソン、LGダリン・カレッジ、Cジュニアス・コストン、RGトニー・モール、RTブレノ・ジャコミニ。先発左ガードを争うカレッジは別として、残る4人は先発組をプッシュするような評判が聞こえてこないのが寂しいところ。
- 今年はこれまで左右タックルをプレーしていたトニー・モールだが、この日は再び右ガードへ。Cウェルズ負傷で右ガードが手薄になったことが表面上の理由だが、先日のファミリーナイトのスクリメージでパスプロテクションが不振だったことも関係があるかもしれない。
- 新人タイトエンドにとって受難の日。3巡ルーキーのTEジャーマイケル・フィンリーとTEエヴァン・ムーアがどちらもフォルススタートを犯してサイドラインに下げられた。
- ファーヴ騒動についてCBチャールズ・ウッドソン。「何がどうなってるのか、まったくわからないよ。何ひとつ。コーチは僕らに何も言ってほしくないようだけど(緘口令というわけでもないらしい)、こうして質問は浴びせられて、なのに実情は何も知らないときてる。だから、どちらに転ぶにせよ、とにかく解決してほしいね」
- WRドナルド・ドライバー。「僕はもうこの問題については話さない。僕らが話せば話すだけ、かえって長引いてしまうからね。誰かがきちっと線を引いて、我々はもうこの件は終わりだ、と言わなきゃいけない。僕は終わりだ。もう話さない。こんなこと心配し続けるわけにはいかないし、今後心配するつもりはない。僕らのフィールドでのことなど誰も話題にしやしない。知りたいのはあの騒動のことばかり。僕はうんざりだよ」