グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2008年5月30日
テッド・トンプソンGMは以下のようにスカウティング部門の改組および新規採用を発表した。レジー・マッケンジーとジョン・シュナイダーの肩書きが変わったが、職掌が大きく変わるわけではないようだ。プロ人事部長のマッケンジーがカレッジ・スカウティングの仕事も手伝っていたので、実情を反映した肩書きに、というだけのことかもしれない。
「肩書きの変更はむしろ、すでに彼らが果たしているさまざまな役割を認めるためのものだ。レジーとジョン、それにカレッジスカウト部長のジョン・ドーシーが今後もパッカーズの人事部門のリーダーであることに変わりはない」とテッド・トンプソンGMは説明している。「エリオット・ウルフ、ティム・テリーの2人は非常にいい仕事をしてくれていて、肩書きだけでなく新しい職務が加わることになる」
- プロ人事部長を10年つとめているレジー・マッケンジーは"Director - Football Operations"となった。フットボール事業部長というところか。もともとプロ人事部門(FA選手やトレードに加えてNFLヨーロッパやCFLやアリーナも担当)に加えて、ドラフトでも重要な役割を果たしているので、実情を反映した肩書きとなったと言える。彼はこれまでに3回も他球団のGM候補となっているので、引き留めるために昇給が必要だったのかも。
- これまでGM直属の人事アナリストを務めていたジョン・シュナイダーも、上記マッケンジーと同じ肩書きの"Director - Football Operations"に昇格した。37歳とまだ若いが、すでにチーフスやシーホークスでプロ人事部長、レッドスキンズで副社長を務めた経験がある。
- ロン・ウルフ元GMの息子エリオット・ウルフが、26歳の若さで早くもプロ人事副部長に昇進。これまではプロ人事アシスタントの肩書きだった。
- 同じくプロ人事アシスタントのティム・テリーもプロ人事副部長に昇進。こちらは33歳で、CFLから這い上がってシーホークスで先発したこともある元ラインバッカー。
- スカウティング・コンバイン担当だったジョン=エリック・サリヴァンを中南部担当カレッジ・スカウトに。これまで6人で全米の大学をカバーしていたが、これで7人に細分化されることになった。彼の父ジェリー・サリヴァンは現在49ersのWRコーチをしている。
- リッチモンド・ウィリアムズをカレッジ・スカウトとして新規採用。スカウティング・コンバインを主に担当し、アメリカ南西部のスカウティングも手伝う。