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Rookie Minicamp - Day 3
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2008年5月 6日
- 昨年は1巡指名のDTハレルが肩の回復途上のためルーキー・ミニキャンプでは練習できなかったが、今年は新人全員がプレーし、ケガもなかった。3日間のミニキャンプを終えた選手たちは、2週間後のOTAで初めて先発組に混じってプレーすることになる。
- 今年は選手数を増やしたこともあって内容が昨年よりよかった、とマッカーシーHC。「昨年と比べて、かなりよくなった。練習が進むにつれ、金曜から日曜へと進歩しているのが見て取れた。この週末の出来には非常に満足しているし、そのことは選手たちにも話した」
- 一昨年は1巡指名のLB A.J.ホークが大学の授業のためミニキャンプに出席できなかったが、今年のルーキーはそういったスケジュール上の問題は全くないとのこと。
- トライアウト参加した19選手たちのうち、誰を選ぶか決めるのはこれからだが、おそらく4人前後だろう、とマッカーシーHCは話している。現在パッカーズのロースター上には86人いて、ドラフト指名9選手は未契約のあいだはカウントされないので、誰も解雇せずにあと3人と契約できる。ロースター枠を80人から86人に増やす改正案が提案されているので、今月19日からのNFLスプリング・ミーティングでそれが可決されれば、さらに増えるかもしれないとのこと。
- トライアウト参加選手のうち、DTフレッド・ブレッドソー(アーカンソー大)の契約が決まった模様。大学時代はチームの都合でOTをやらされたり、遠回りをしてきた選手のようだ。
- 毎年QBは4人体制でトレーニングキャンプを迎えることが多いが、現在は3人だけ。QBをもう1人加えるかどうか聞かれると、(前述の改正案で)ロースター枠が86人に増えるかどうかにもよる、とマッカーシーHCは言葉を濁している。
- ドラフト指名両QBについて、マッカーシーHC。「金曜の内容は少々荒かったが、昨日はだいぶよくなり、今日は非常に効果的なプレーをしてくれた。ブライアン(QBブローム)についてもマット(QBフリン)についても、出発点としてはとても満足している。しかしこれからやるべき仕事は多い」
- マッカーシーHCは1993年以来毎年オフシーズンにクォーターバック・スクールを行って、アーロン・ブルックス、ジェイク・デローム、マット・ハッセルベック、マーク・バルジャーといった若手QBを指導してきたが、中でもQBアーロン・ロジャースは特に優秀だという。「さまざまなテスティング・ドリルで、アーロンは全てトップの成績だ。どれほどのアスレチック能力を持っているかそれでおわかりだろう。多くの人々が思っているより、彼はずっとアスレチックなんだ。(精神的な)成熟度では、プロ入り後数年プレーしなかったことも助けになっている。クラスルームでも毎年進歩してきたし、さまざまな状況を完璧に理解し、応用できるようになってきたことがわかる。彼は頭がいい。ゲームプランニングの上でも(新先発だからといって)まったく制限はない。我々が求めることは全てできるし、彼にないのは実戦経験だけだ」
- 7巡a指名のQBマット・フリンをもともとパッカーズが何巡クラスと評価していたのか、はっきりしたところはわからないが、7巡よりかなり高かったのは確かのようだ。「彼がまだ残っていたことに私はとても驚いた。しかしそういうことも時々起こるものだ。QBを探しているチームがあっても、1人獲るとそれで終わり、ということが多い。2人目を獲るのは私のような頭の固い連中だけだ」とトンプソンGM。
- 3巡指名のTEジャーマイケル・フィンリーについて、マッカーシーHC。「非常にアスレチックだね。フィルムで見た印象よりも背が高かった。伸びシロがものすごく大きい選手だと思うが、アスレチック能力にはとても、とても強い印象を受けた」
- ドラフト外入団の地元出身パンター、ケニー・デブッシュについて、マッカーシーHC。「とても優秀なディレクショナル(場所を狙うのがうまい)・パンターだ。今日の私は主にディフェンスを見たのでスペシャルチームはあまり見ていないが、スタッフによると今日はよい内容だったようだ。Pジョン・ライアンと競争させるために彼と契約した」
- トライアウト参加のRBジャスティン・ビーヴァー(ウィスコンシン大ホワイトウォーター校)は、5フィート8(173cm)の小兵だが、「大学ではゾーン・スキームでやっていたから経験を活かせる」と本人は語っている。代理人によると、パッカーズの他にペイトリオッツ、ビルズ、コルツからもトライアウト参加の誘いがあったとのこと。マッカーシーHCは、「彼は非常によかった。エネルギッシュだし、クイックで爆発的な加速がある。可能性があるか? それはこれからみなで話し合うことだ。しかしぜひそのような機会を与えてみたいね」とかなり積極的なコメントをしている。
- ストロングサイドLBとして昨年プラクティス・スクワッドにいたスペンサー・ヘイヴナーだが、首脳陣はこのミニキャンプでタイトエンドもプレーさせている。昨シーズン中もスカウトチームでTEをやったことがあり、高校時代にもTEだったとのこと。キャッチングについて聞かれると、「もちろん大丈夫。オレは一番うまいよ」