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Notebook: 新人2人の逮捕歴について
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2008年5月 3日
- ルーキー・ミニキャンプにはドラフト指名選手、ドラフト外契約選手、十数人のトライアウト選手に加え、7人の1年目選手(昨年ロースター入りできなかった選手)が参加する。練習は1日1回だけで、練習やトレーニングの進め方に慣れ、プレーブックを学んでOrganized Team Activities(OTA)やミニキャンプに備えることが主眼となる。練習がファンに公開されないのは昨年と同じだが、今年はメディアに公開されるのがキャンプ初日だけにされてしまった。
- 昨日報道されたドラフト外入団選手だが、LBデュレル・マップ(ノースカロライナ大)とSティエール・グリーン(ネブラスカ大)の2人は契約しておらず、トライアウトとしての参加と判明した。
- QBブローム入団によるQBアーロン・ロジャースへのプレッシャーについてWRドナルド・ドライバーは、「」僕は心配していないし、A-Rodも心配していないと思う。NFLでどれだけやれる選手か分からないことにはね。アーロンが指名されたときブレット・ファーヴが心配したと思う? 彼は何も心配などしないと思うよ」
- 2巡aでWRジョーディ・ネルソンが指名されたことについて、WRドライバー。「いや、僕はとくに驚かなかった。僕はまだやれるということを去年証明したと思っている。32歳でも、気持ちの中では28歳だ。(プロ入りから)NFLでプレーできるようになるまで4年間学んだからね」
- WRネルソンについて、DEキャンプマンとの類似点を指摘する声が少なくない。ネルソン家は人口886人のカンザス州ライリーで牧場を営み、キャンプマン家は人口80人のアイオワ州ケルシーで製材所を経営している。どちらも浮ついたところがなく地に足のついた人柄で、高校時代からの恋人と結婚している。
- WRネルソンが出たのは1学年70人ほどの小さな高校だが、6年前にはSジョン・マグロー(現KC)がドラフト2巡指名されている。ネルソンはそれと比べて見劣りしないアスリートだったので何とかディビジョンIの大学に進ませたかったが、QBとしてパス1029yds・ラン1572ydsいうラン主体のチームだったせいか、誘ってくれたのはディビジョンIIばかりだった、と高校のコーチは振り返っている。バスケではカンザス州のオール・ステートに選出、陸上でもクラス3aの州大会で、走り幅跳びや100m(10.63秒)や200m(21.64秒)や400mで優勝。しかし本人はフットボールがしたくて、ウォークオンでカンザス州立大に進んだ。
- 4巡b指名のOGジョシュ・シットンについてトンプソンGM。「一流のNFL選手であるマーク・タウシャーと比べるのはなんだが、マークと似ている点が多いのはたしかだ。あの動きや、相手の攻撃を吸収しブロックする能力がよく似ている」
- 4巡b指名OGシットンと5巡指名OTジャコミニの2人とも飲酒運転で逮捕歴があることについて、トンプソンGM。「まず第一に、飲酒運転というのは重い犯罪だ。両選手にとって大きな過ちであり、我々としてもその点は詳しくチェックした。2人とも過ちを重く受け止め、汚名返上しようと頑張っている。将来に向けて問題になるとは考えていない。我々は個々の人間についてケースバイケースで判断している。誰もが過ちを犯すものだ。よい人間と悪い人間がいて、もし悪い人間だと判断すれば、その選手はチームから取り除くだろう」
- ドラフトではけっきょくRBを1人も指名しなかったが、最初から獲る気がなかったわけではないようで、評価していた選手がパッカーズの順位で残っていなかった、とトンプソンGMは説明している。
- ファーヴに代わってWRドライバーが今年から主催する"Donald Driver Celebrity Softball Game" のチケット($10から)が1日から発売。なんとドライバー本人が販売窓口に顔を出してファンを驚かせた。写真撮影やサインに応じたり電話での問い合わせを手伝うなどして、チャリティーイベントへの参加を呼びかけた。(ビデオ)
- ブレット・ファーヴが、"Pro Football Writers of America"の"Good Guy Award" に選出された。フットボール記者たちから見た「ありがたい選手」を選ぶもので、詳細かつ率直なコメントだけでなく、地元以外の記者に対しても取材の機会を増やしたことなどが評価された。同賞は昨年がRBトムリンソン、一昨年はRBティキ・バーバーが受賞している。