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Notebook: DEカーニーとRTタウシャーの対戦
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2008年1月11日
- CBチャールズ・ウッドソンは前日の練習でヒザを打ったために練習を休んだ。「少し腫れがある程度で、大丈夫だ。チャールズは出場できる」とマッカーシーHC。
- CBウィル・ブラックモン(足)は試運転の結果がまずまずだったようで、部分的に練習に参加。しかし個人ドリルが主体で、チーム練習には参加していないようだ。「明日の朝の状態が最も重要な指標となる。もし出場できれば、パントリターナーは彼に任せる方向だ。彼がこの試合で最も貢献できるのはそこだと思うからね。サブディフェンスでのプレーも、昨日・今日と参加できなかったので懸念がある」とマッカーシーHCは説明している。
- WRジェニングスが鼠蹊部、WRジョーンズがハムストリングに張りを感じたため、練習を途中で切り上げた。「2人とも練習の最後までプレーしたがっていたが、我々としては慎重策を取っただけだ。練習の4分の3を終えたあたりで張りを感じたようなので、治療スタッフの方に行かせた。今の我々は今季もっともヘルシーな状態であるだけに、彼らが必ず出場できるよう大事を取った」とマッカーシーHC。WRジェニングスもWRジョーンズも、もうなんともないとロッカールームで語っている。
- RGジェイソン・スピッツ(太もも)はこの日も練習にフル参加し、もう100%だと宣言。
- シーホークスにとって、プレーオフ初戦の勝因の1つとなったのがDEパトリック・カーニーとレッドスキンズRTステファン・ハイアーのマッチアップ。ケガ人続出のため先発しているドラフト外ルーキーRTを、今季14.5サックのオールプロDEが圧倒し、QBトッド・コリンズを終始苦しめた。パッカーズのRTタウシャーは同じようには行かないとはいえ、DEカーニーが難敵であることに変わりはない。
- 上記DEカーニーについてQBファーヴは、「パトリック・カーニーは信じられないプレーをしている。相手は毎回2人か3人がかりなのに、それでも屈しないんだから。ブルラッシュあり、スピードラッシュもある。こちらとしてはまず彼の対策に重点を置かなきゃならない。そうしないのは現実を甘く見てることになる」と評している。しかしRTタウシャー本人は、「プライドが少しでもあれば、『自分にはヘルプが必要だ』などとは言えないものだ。そのように思いながら試合に臨んだら、すでに自分を困難な状況に置いていることになる」
- カール・ヘアストンDEコーチは、32年間のNFL人生で見た最高のオフェンシブタックルはオーランド・ペイス(STL)とウォルター・ジョーンズ(SEA)の2人だと語っている。
- そのLTジョーンズと対戦するDEバジャ=ビアミラは、昨年の対戦では1回サックを決めてファンブルロストを誘ったが、それ以外では手も足も出なかった。「前回の試合前よりも時間をかけて相手を研究しているよ。あまりにたくさんフィルムを見たものだから、眠っていても『この手は通じるだろうか? あれはうまくいくだろうか』と夢に出てくるほどだ」
- 多くの若手選手にとってこれが初めてのプレーオフとなる。LB A.J.ホークは「僕らはとても自信を持っている。たしかにこのチームはプレーオフ経験が多くはない。でもそれが欠点というほどではないと思う。このチームにはプレーオフやスーパーボウル経験のあるベテランがいて、エネルギーにあふれた若手たちとバランスよく混じりあっている。(プレーオフに出たことがなくても)ここの選手たちはみな(大学などで)ビッグゲームでプレーした経験がある。だから土曜に力を出し切れるようにするだけだ」
- パッカーズは伝統的にキャプテンを置かず試合ごとに変えているが、プレーオフのキャプテンは以下のとおり選出された。オフェンスがQBファーヴとWRドライバー、ディフェンスがDEキャンプマンとLBバーネット、スペシャルチームがLBトレイシー・ホワイトとLSロブ・デイヴィス。
- AP通信の選ぶオール・プロが発表された(リスト)。プロボウルより狭き門の1stチームには残念ながらパッカーズから1人も選ばれなかったが、2ndチームにQBファーヴ、DEキャンプマン、LBバーネット、CBハリスの4人が入っている。
- ホルムグレンHC就任後のシーホークスに対し、パッカーズはプレーオフを含めて3勝2敗。師匠との対戦に力みすぎたQBファーヴの不調で1999年のホームゲームを落としたものの、その後はホームで3連勝を収めている。アウェーでは2006年の雪の中でのゲームで、LBバーネット不在のパッカーズは201ydsラッシングを許して24-34で敗れている。
- 金曜にランボーフィールドで開催される応援イベント"Packers Playoff Pep Rally" には、ハーラン会長、マーフィ新社長のほか、元RBドーシー・レヴェンズ、元WRアントニオ・フリーマン、元Cフランク・ウィンタース、元Gジェリー・クレイマーが出席することになった。(雪の彫刻を準備している写真)