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Packers 34 - 13 Lions
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2007年12月31日
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1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
Total |
Lions (7-9) |
3 |
7 |
3 |
0 |
13 |
Packers (13-3) |
7 |
14 |
10 |
3 |
34 |
気温は-7℃だが、今回は風がない。パッカーズはWRドライバー、WRジェニングス、TEリー、DEキャンプマン、DTピケット、CBウッドソンの主力組をアクティブ登録から外し、代わりのスターターはWRジョーンズ、WRマーティン、TEフランクス、DEバジャ=ビアミラ、DTハレル、CBブラックモン。
RBグラントの27ydsTDランを皮切りに順調に得点を重ねたパッカーズは、ライオンズの反撃を13点に押さえ、QBノールとRBジャクソンの働きもあって危なげなく逃げ切りに成功。10年ぶりの13勝目を挙げてレギュラーシーズンを終えることができた。
第1Q 好リターンと反則でGB陣33からのライオンズ攻撃は、RBケイソンへのパスで1stダウンを取るがTDならず、35ydsFG成功。パッカーズはWRジョーンズへの8ydsパスと21ydsQBスクランブルで得点圏に進み、RBグラントの27ydsTDラン。オンサイドキック不発でGB陣45からのライオンズだが、3rdダウンでWRカルヴィン・ジョンソンが落球してパントどまり。GB陣2からのパッカーズはRBグラントの18ydsランとTEフランクスへの24yds、RBモレンシーへの12yds、WRロビンソンへの21ydsパスでレッドゾーンに進み、最後はWRロビンソンに5ydsTDパス成功。ライオンズ攻撃は、最初のプレーでSSビグビーがインターセプト。DET陣41からのパッカーズはWRロビンソンのエンドアラウンドとRBジャクソンの12ydsランと13ydsスクリーンでレッドゾーンへ。
第2Q 最後はTEフランクスに4ydsTDパス成功。ライオンズはRBダケットへの22ydsパスとRBケイソンの12ydsランのあと4thダウン1のギャンブルも成功したが、パスがディフレクトされインターセプトに終わる。パッカーズはファーヴに代わってQBクレイグ・ノールが登場したが3&アウト。ライオンズも3&アウトに終わり、GB陣35からのパッカーズはRBジャクソンのラン2回で1stダウンを取るが結局パント。DET陣7からのライオンズはWRジョンソンへの25ydsパス、アンネセサリーラフネスでGB陣に入り、WRファーリーへの13ydsパスのあと、WRマクドナルドに30ydsTDパス成功。残り1分44秒からのパッカーズは、RBジャクソンのランとFBクーンへのパスで1stダウンを取って前半終了。
第3Q パッカーズはRBジャクソンの46ydsランでレッドゾーンに入るがサックが響いてTDならず、33ydsFG成功。ライオンズが3&アウトの後、パッカーズ最初のプレーでエクスチェンジミスからファンブルロスト。ライオンズはWRジョンソンへの19ydsパス、WRファーリーへの10ydsパスが決まり、38ydsFG成功。パッカーズはQBノールの7ydsスクランブル、RBジャクソンの9ydsラン、WRロビンソンへの8ydsパスなどでDET陣に進み、4thダウン2でWRマーティンに32ydsTDパス成功。ライオンズはWRマクドナルドへの9yds、RBダケットへの10ydsパスでGB陣に入るがインテンショナルグラウンディングが響いてパント。パッカーズは3rdダウン1でスナップミスがあって3&アウト。
第4Q 好パントでDET陣1からのライオンズは3&アウト。DET陣41からのチャンスにパッカーズは、RBジャクソンの9ydsランとWRボディフォードへの13ydsパスでレッドゾーンに入り、36ydsFG成功で21点差。ライオンズはWRマクドナルドへの18ydsパス、WRジョンソンへの6ydsパスでGB陣に入るが反則2回が響いてパント。パッカーズが3&アウトのあと、DET陣28からのライオンズはWRミドルトンとWRファーリーへのパスを立て続けに成功させてFG圏内に入るが、4thダウン10は失敗に終わる。パッカーズは2ミニッツをはさんでラン3回で1stダウンを取り、ニーダウンで試合終了。
- QBブレット・ファーヴは第2Q最初まで出場して9/11、99yds、2TD、INTなしでレーティング143.8。
- 2番手のQBクレイグ・ノールは7/15、88yds、1TDでINTなしでレーティング87.6とまずまずの出来。しかしスナップが手につかず2つファンブル(うちロスト1回)があったのはいただけない。
- RBライアン・グラントは第2シリーズ途中まで出場して6回57yds(平均9.5yds)、1TD。
- 2番手で出場のRBブランドン・ジャクソンは20回113yds(平均5.7yds)とよく頑張り、キャリア初の100ydsラッシング。パスキャッチも2回22yds。RBモレンシーはラン5回15yds、パスキャッチ2回20yds。
- 両先発を欠くWR陣では、コーレン・ロビンソンが移籍後初TDを含む4回47yds。ジェームズ・ジョーンズは2回14ydsどまり。ルヴェル・マーティンは唯一のパスキャッチが32ydsTD。ショーン・ボディフォードもNFL初キャッチを記録している。
- ドナルド・リーを欠くTE陣では、ババ・フランクスが久しぶりのTDキャッチを含む3回34yds。
- OL陣はRGスピッツ、LGカレッジが先発。LTクリフトンに加えてRGスピッツ(太もも)とLGコストン(ふくらはぎ)も退いた後半は、左からLTカレッジ、LGバーバー、Cウェルズ、RGモール、RTタウシャーの陣容だった模様。ケガ人のためにタウシャーがフル出場することになってしまった。
- トータルオフェンスはライオンズ293ydsに対して、パッカーズ394ydsと圧倒。
- タイムオブポゼッションはパッカーズが33分16秒。3rdダウン成功率は7/14の50%で、ライオンズは5/15の33%。
- パッカーズの犯したターンオーバーは1つで、第3Q半ばにQBクレイグ・ノールがスナップが手に付かずファンブルロスト。
- 奪ったターンオーバーは2つ。第1QにはSSビグビーがWRカルヴィン・ジョンソンと競り合ってインターセプト。第2QにはDEジェンキンズがディフレクトしたパスをCBトラモン・ウィリアムズがインターセプト。しかしFSラウスは超イージーなINTチャンスで捕り損なうプレーがあった。
- パス守備は、QBジョン・キトナを22/48、246yds、1TD、2INTのレーティング51.2に抑えることができた。
- パッカーズのサックはゼロだったがプレッシャー自体はよくかかり、インテンショナルグラウンディングもあった。
- 欠場のCBウッドソンに代わってCBブラックモンが先発。
- ラン守備はRBダケット中心のライオンズを17回47yds(平均2.8yds)とシャットアウトした。エースRBケヴィン・ジョーンズの負傷欠場も大きい。
- 反則は2回25ydsと非常に少なかった。試合最初のKクロスビーのトリッピング10yds(それがなければキックオフリターンTDだったかも)とFSコリンズのアンネセサリーラフネス15ydsのみ。控えDB陣が大量にプレーしていたわりに、パス守備で反則がなかったのはよかった。ライオンズの反則は7回55ydsと多めだった。
- Pジョン・ライアンのパントは4回平均49.0yds、ネットも49.0ydsと素晴らしい出来で、先週の嫌な気分を払拭することができた。第4Qにはキャリアベストの72ydsをDET陣1に落とすナイスパント。
- キックオフカバレッジは最初に54ydsのビッグリターンを許したが、その後はまずまずで、最終的には6回平均25.7yds。
- キックオフリターンはWRコーレン・ロビンソンが2回平均23.0yds、CBトラモン・ウィリアムズが2回平均24.0ydsとまずまずだったが、ビッグリターンでフィールドポジションを有利にすることはできず。
- パントリターンはCBウィル・ブラックモンが1回5ydsで退き、その後はCBトラモン・ウィリアムズが3回平均5.7ydsとイマイチだった。
- Kメイソン・クロスビーは33ydsと35ydsをしっかり両方決めて10割。
- ケガ人は以下のとおり。
- RBグラントは2番目のドライブで左ヒジか左肩を強打して退場。左腕にしびれがある"Stinger"のようだ。しびれもすぐに取れたようで、本当なら復帰できたと本人は語っている。
- RGスピッツは太ももを痛めて第2Qに退場。サイドラインを普通に歩き回っており、たいしたことはなさそう。
- CBブラックモンは足を負傷して第2Q最後に退場。骨折していた箇所が足なので心配されたが、X線検査の結果骨折はしておらず、捻挫とのこと。
- LGコストンも第3Qにふくらはぎを負傷して退場。記者によるとロッカールームで足をひどく引きずっており、プレーオフにも影響があるかもしれない。本人は「大丈夫」と語っている。
- アクティブ登録から外れたのは、QBロジャース(第3QB)、WRドライバー、WRジェニングス、TEリー、FBホール、DEキャンプマン、DTピケット、CBウッドソン。
- WRドナルド・ドライバーはアクティブ登録から外れたため、2003年9月14日以来続いていた彼の連続試合パスキャッチは77試合でストップとなった。