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Notebook: ターンオーバーレシオ
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2007年12月22日
- 過去11年のスーパーボウル優勝チームは全てターンオーバーレシオでその年のトップ10に入っており、過去7回のうち5回のチャンピオンチームはプレーオフでのターンオーバーレシオが1位だった。現在のパッカーズは+5でNFl9位タイ。ディフェンスが生み出すターンオーバーは昨年よりやや減っているが(33→26)、オフェンスのギブアウェイとくにファンブルロスト(15→8)が大幅に減っている。
- ジョー・フィルビンOC。「選手たちはターンオーバーの重要性をよく理解して取り組んでいる。我々オフェンスがボールを守ることができれば、ディフェンスが優秀なので、勝利の可能性は非常に高くなる。しっかり意識してやることが重要で、教えることのできる技術だ。実際にディフェンスを相手に練習している。ディフェンス側もターンオーバーを奪う練習をしたいので、こちらのボールを狙ってもらい、オフェンス選手がよりしっかりとボールを守れるよう、チャレンジしてもらっている」
- ソルジャーフィールドは寒さ(グリーンベイよりは2℃?4℃ほど高い)と強風が予想されるが、この日は屋内練習場ドン・ハトソン・センターで、ドアを開け放してフルパッド練習を行った。「これは単に私の好みだ。質の高い練習をするには、風をなくすことも重要な要素だ。ハトソン・センターならいつでも練習の質が保てる」とマッカーシーHC。プレーオフ初戦を含め3試合連続で寒冷地でのゲームとなるため、いずれかの時点で屋外のレイ・ニチキ・フィールドでの練習も検討するとのこと。
- Kメイソン・クロスビーとPジョン・ライアンはランボーフィールドに移ってキッキング練習を行っている。
- 現在Kメイソン・クロスビーはNFL最多の130得点を挙げ、ペイトリオッツのKスティーヴン・ゴストウスキー(Gostkowskiの"k"は発音しない)に9点差をつけている。もし逃げ切ることができれば、1985年ベアーズ(スーパーボウル制覇)のKケヴィン・バトラー以来、22年ぶりのルーキー最多得点となる。
- TEババ・フランクス(ヒザ)はスカウトチームでのプレーばかり。復帰はまだ先ということか。
- このところDL陣にケガが相次いでいる中、DEカレン・ジェンキンズは調子を上げてきている。今季は手首、わき腹、足首、ヒザと満身創痍だったが、ようやく体調が回復したためだ。「このところDTでのプレーが増えているが、ここ数週の彼は今季最高のプレーをしている。ようやく本来のカレンに戻ってきたことがわかるだろう」とマッカーシーHC。
- DTライアン・ピケット(鼠蹊部)はサイドラインで軽く試運転をしたあと、ポジションドリルだけ参加。
- LBブレイディ・ポピンガは体調を崩して練習を休んだ。流感か。
- ベアーズは先週に続いてQBカイル・オートンの先発が決定している。
- あと10日ほどでパッカーズの新CEOに就任するマーク・マーフィは、ノースウェスタン大での残務整理を進めながらグリーンベイでの新生活を準備し、きわめて多忙な日々を過ごしている。高校生の末娘の転校手続きは完了したが、住む家はまだ夫婦で探しているところ。すでに大量のパッカーズグッズを買ったが、親戚・友人へのクリスマスプレゼントとして、さらに大量購入しなければならない。就任記者会見の直後にニューヨークに行くため空港に行った時、地元の人々のパッカーズへの関心の高さを思い知ったと言う。「空港にいたら、人々がどんどん寄ってきて私にお祝いを言ってくれた。なぜみんな私を知ってるんだろう、と思ったよ」
- パッカーズ公式サイトでプレーオフのチケットプレゼント企画が始まっている。外国からでも申し込めるので、行ける方はぜひ。ただし旅費は自前。